未経験から人事への転職は難しい?成功のコツ・資格など徹底解説
人事といえば採用を企業の採用を担当する、極めて重要な部署というイメージを持っている人は多いでしょう。そのイメージから、未経験から人事への転職は難しい?と思っている人もいるかもしれません。
責任感ある立場、かつ採用した人が育っていく姿を見られるというやりがいから、人事に転職を考えている人は多く人気の職種です。
そこで今回は、人事への転職に関する以下の項目をご紹介します。
本記事では、人事への転職でおすすめの転職サイト・エージェントについても詳しく解説しています。人事職への転職を目指す方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職を考える前に知っておこう!人事の仕事内容
人事といっても業務範囲は各企業で異なります。ここでは、人事の主な仕事内容を紹介します。
人材採用
人材育成
人事評価
労務管理
- 人事戦略
それぞれ、具体的に紹介します。
人材採用
人材採用は、人事のメイン業務と言えます。新卒採用や中途採用を実施して、会社に必要な人材を採用する仕事です。
企業によっては、プロセスのどこかに他部署が関わってきますが、採用活動全体を管理し、質の高い採用を実現させる役割を担っています。
人材育成
採用した人材を育成することも人事部の大きな役割です。なぜなら、社員一人一人が成長することで、会社の利益につながるからです。
研修を自社で行うこともあれば、外部に委託することもあるので、研修内容をコーティングすることも人事部の大きな役割と言えるでしょう。
人事評価
人事評価では、社員の成果や能力を正当に評価し、昇進や昇級の適切な給与を還元するための仕組みをつくることも行います。
社員のモチベーションを上げ、長く勤めてもらうシステムを構築することで、企業の業績もアップさせることが人事評価の目標とも言えます。
労務管理
勤怠管理や社会保険手続、健康診断、給与計算、福利厚生業務、安全衛生管理などの労務管理も人事の重要な仕事です。
2019年に労働基準法が改正され、各企業の労働環境が注目される中で、適切な労働時間管理やメンタルヘルス対策を行うことは重要な業務と言えるでしょう。
人事戦略
人事戦略は人事の中でも上流の仕事に分類されます。人事戦略は企業の業績アップのために、人事配置や報酬体系、評価制度を整えることです。
とはいえ、人事としてキャリアを積み上げたい方は抑えておきましょう。
未経験だと人事への転職が難しいといわれる理由
- 募集している枠が少ない
- 幅広いスキル・知識を必要とされる
- 企業のビジョンに対する理解が必須
募集している枠が少ない
人事は、管理職の部署になるため、採用枠が少ないです。枠が少ない上に、人気な管理職なので、競争率が非常に高い職種になります。
未経験の人も、経験者と同じ土俵で転職をしなければならないため、未経験からの転職は難しいのではないかといわれています。
幅広いスキル・知識を必要とされる
人事は、人材採用・育成から人事戦略・管理といった多様な業務をこなす職種です。そのため、幅広いスキル・専門知識が必要とされます。
人事といっても、業務が細分化されているため、対応できるように、必要な幅広いスキル・知識は事前にチェックしておきましょう。
企業のビジョンに対する理解が必須
人事は、会社内部の中枢を担う機関です。また、会社の企業戦略・経営ビジョンに密接に関わっているので、価値観の一致が転職する際に大切になってきます。
転職先を選ぶ上でも、企業との価値観が合うかどうかは重要になってくるので、転職先選びの基準として考えてもよいでしょう。
実際、未経験だと人事への転職は難しいのか?
結論から言うと、人事は未経験でも転職できる職種です。
では、未経験の場合に前職でのどういった経験が活かせるのでしょうか。ここからは、人事に向いている人の特徴について解説していきます。
前職が人事と類似性があれば評価に繋がりやすい
人事を経験したことがなくても、営業や接客業などの経験がある人は評価されやすい傾向にあります。
人事は人と繋がりを持つ仕事です。そのため、営業や接客業など人と接することを主にしている経験は、人事でも活きてくると考えられます。
人事は採用や社内管理など業務の中でさまざまな人とコミュニケーションを図ることが多い部署です。既にコミュニケーションを必要とする仕事をしていた人は、転職時に有利となる可能性があります。
人事のコンサル経験は活かしやすい
人事コンサルタントの仕事をしていた人は、いわばどのようにすれば良い人材を確保できるか、会社がうまく機能するかなどを提案していた側となります。
クライアントの課題を見つけて解決する力は、人事で働いたときに教育や制度企画などで活かせると考えられるでしょう。
人事の転職事情を解説!
人事職は未経験からでも転職できます。なぜなら、人事職は業界問わずどこの会社でも必要とされているからです。あなたの会社にも総務部や経理部、法務部などあると思います。
そのため、未経験者でも人柄が良く、コミュニケーション能力も高ければ、採用される可能性は十分にあります。
また、人事職経験者であれば、他社への転職は容易です。というのも、人事部門にいると、自分の給与相場や実力を俯瞰的にみることができます。
よって、どういう人材が企業に必要とされるのか必然的に判断できるようになるのです。
そのため、人事職の経験者であれば、斜め上の転職を目指してみるのもよいでしょう。
人事部門は未経験者・経験者ともに転職しやすい職種です。人事でキャリアを築いていきたい人は今よりも待遇の良い会社への転職を意識しつつ、業務に取り組むことをおすすめします。
人事の転職で成功しやすい人の特徴とは?
人事に限った話ではないですが、仕事には向き不向きがあります。ここでは、人事への転職で成功しやすい人の主な特徴を4つ紹介します。
- 人に関心がある
- 秘密を厳守できる
- 臨機応変な対応ができる判断力を持っている
- 情に流されない
1.人に関心がある
社内のさまざまな人と関わる仕事であるため、人への興味・関心があることは必要です。人に関心があることは観察力にも繋がり、人事に必要な能力を有していると言えるでしょう。
また、採用の際に良い影響をもたらす人材か否かを判断することにも繋がります。
2.秘密を厳守できる
人事業務では周囲に話してはいけない情報を扱うことは少なくありません。そのため、秘密を厳守できることは必要な能力と言えます。
3.臨機応変な対応ができる判断力を持っている
人事の仕事は会社によって幅広いため、何を優先すべきでどのように業務を進めていけば良いか、臨機応変な対応ができる判断力が求められます。
4.情に流されない
社員の管理をする仕事であるため、自分と仲が良い人・コミュニケーションを図ったことがない人などで対応を変えず、すべて平等に接しなければいけません。
人により変えるのではなく、会社にとって最も良い判断ができる人は人事向きと言えるでしょう。
人事の転職に資格は必要?
人事へ転職するには、活かせる資格があると企業から興味を持ってもらいやすいです。資格は必須ではないですが、転職を成功させる確率を1%でも高めるために把握しておきましょう。
人事の転職で有利になる可能性がある資格の例
では、どういった資格を持っていると転職で有利になるのでしょうか。表にまとめ、資格概要や活かせるシーンについて紹介します。
資格名 | 資格の概要 | 活かせるシーン |
---|---|---|
キャリアコンサルタント | キャリアに関する相談を受け的確なアドバイスや指導を行う | 社員がこれからの働き方のビジョンに悩んでいる際に最適なアドバイスができる |
メンタルヘルス・マネジメント検定 | 大阪商工会議所様が実施する産業資格 | 社員のストレス緩和 |
産業カウンセラー | 一般社団法人日本産業カウンセラー協会が実施する心理職の民間資格 | 心理学的な手法から社員が抱える問題を援助する |
社会保険労務士 | 全国社会保険労務士会連合会が主催する国家資格 | 人材のプロとして採用から退職にいたる労働・社会保険問題・年金相談に応じられる |
人事総務検定 | 人事・労務管理・年金など総合的な知識を有する | 幅広い知識を有するため転職時・就職時に人事評価のアピールポイントになる |
人事を志望する人が転職エージェントを利用するメリット
人事職の転職は容易であると説明しました。転職の進め方としては、転職サイトと転職エージェントを用いる方法がありますが、人事を志望する人は「転職エージェント」の利用がおすすめです。
この章では、人事を志望する人が転職エージェントを利用するメリットを紹介します。
- 転職サイトよりも人事求人が豊富
- 好待遇の求人が多い
- 自分で求人を探す必要がない
- 企業側との日程調整や交渉をしてくれる
- 転職後もアフターフォローをしてくれる
それぞれ、解説しますね。
1.転職サイトよりも人事求人が豊富
転職エージェントは転職サイトよりも、人事求人が豊富です。転職活動する上では、求人数が多いことに越したことはないでしょう。
求人数が多いと、良い求人に出会える可能性が上がるし、選択肢も増えます。そのため、転職サイトよりもエージェントを利用した方が良いのです。
2.好待遇の求人が多い
転職エージェントは好待遇の求人が多いです。企業側としても転職サイトよりも転職エージェントの方が、コストがかかります。
なので、資金が潤沢で採用活動に本気の企業でなければエージェントに掲載することはできません。となると、必然的に好待遇の求人が多くなるのです。
3.自分で求人を探す必要がない
転職エージェントを利用すれば、自分で求人を探す必要がありません。なぜなら、キャリアアドバイザーより希望に沿った求人が紹介されるからです。
そのため、求人検索に労力がかかりません。
4.企業側との日程調整や交渉をしてくれる
転職エージェントは求職者と企業側の間に入り、日程調整をしてくれます。仕事をしながら、日程調整をしていくのは、結構大変です。
日中は仕事が忙しく電話に対応できずに、すれ違いが生じることはよくあります。すれ違いが生じると、せっかくのチャンスが失われてしまいます。転職エージェントであれば、連絡が取りやすいです。
また、内定後の年収交渉にも対応してくれます。「年収をもう少し上げたい」と思っていても、内定後の企業に直接は言いにくいですよね。
転職エージェントを利用すれば、企業側に言いにくいことでも、きちんと伝えてくれます。
5.転職後もアフターフォローをしてくれる
転職エージェントを利用することで、転職後のアフターフォローが受けられます。転職したら終わりではありません。
転職後も電話やメールで現状確認の連絡が入ったり、転職した企業に不満がある場合はあなたの代わりに伝えてもらえたりと、ありがたいサービスになっています。
人事の転職の流れを解説
人事への転職を考えるなら、全体の流れを把握しておくべきでしょう。ここでは、人事の転職の流れを解説します。ステップごとに解説するので、理解しやすいと思います。
Step1.自己分析・情報収集(1ヶ月〜2ヶ月)
Step2.応募・選考(1ヶ月〜2ヶ月)
Step3.内定・退職(1.5ヶ月〜2ヶ月)
順番に解説するので、ぜひ参考にしてください。
Step1.自己分析・情報収集(1ヶ月〜2ヶ月)
求人を検索する前に、まずは自己分析や人事職に関連する情報収集をします。具体的に取り組むべきことは以下のとおりです。
- 転職したい理由の明確化
- スキルや経験の洗い出し
- 趣味や得意なことの洗い出し
- 業界・企業研究
- 転職サイト・転職エージェントの選定
- 担当アドバイザーとの面談(転職エージェント利用の場合)
- 職務経歴書・履歴書の作成
- 顔写真の撮影
この期間は一般的に1ヶ月~2ヶ月を要するため、先に求人を検索したい気持ちが働くと思います。
自己分析や情報収集を怠ると、転職が失敗する可能性が高まるので、しっかりと実施しましょう。
Step2.応募・選考(1ヶ月〜2ヶ月)
自己分析・情報収集ができたら、企業への応募に移ります。企業への応募方法は、転職サイトや転職エージェントを通じて応募することが一般的です。
企業への応募が完了すると書類選考が行われ、書類選考に合格すると面接が行われる流れとなっています。
応募・選考の期間は一般的に1ヶ月〜2ヶ月と言われています。
Step3.内定・退職(1.5ヶ月〜2ヶ月)
面接に合格すると、企業から内定通知を受け取ります。内定通知には年収や労働条件が記載されているので、しっかりと確認しましょう。
内定通知に問題がなければ、退職日や入社日の調整に入ります。
転職エージェントを利用している場合、内定条件の交渉や入社日の調整を代行してくれます。企業と直接やり取りしたくない方は転職エージェントを利用することをおすすめします。
人事への転職で参考にしたい志望動機例文をご紹介
人事への転職の場合、志望動機はどのように書けばよいのでしょうか。ここでは、志望動機の書き方と例文を紹介します。
1.人事の仕事に興味を持ったきっかけや魅力
2.コミュニケーション力のアピール
3.他社にはない人事部の魅力
4.自分がどのように貢献できるのか
それぞれ、解説しますね。
1.人事の仕事に興味を持ったきっかけや魅力
未経験から人事に転職する場合、人事の仕事に興味を持ったきっかけや魅力について伝えるようにしましょう。
採用担当者は、「未経験なのになぜ人事に転職したいのか?」が気になるポイントです。簡単な内容で構わないので、人事に興味を持ったきっかけや魅力を志望動機に取り入れることを意識してください。
2.コミュニケーション力のアピール
志望動機にはコミュニケーション力があることをさりげなくアピールしておきましょう。なぜなら、コミュニケーション力がなければ、人事の仕事は務まらないからです。
そのため、面接官を安心させる意味も込めて、コミュニケーション力があることをアピールすることは大事です。
3.他社にはない人事部の魅力
応募企業が他社と比較して魅力があると感じた場合は、その理由も伝えるとよいでしょう。採用担当者としては、他社があるなかで「なぜうちを志望するのか?」が気になるところです。
この点をアピールできると大きなポイントになります。
4.自分がどのように貢献できるのか
自分のスキルや経験が応募企業へどのように貢献できるのかを言語化しておきましょう。
「自分が成長したい」「人事の仕事に興味がある」だけでは、人事の本質を捉えていない志望動機になってしまいます。自分の成長だけでなく、会社への貢献性もアピールすることが大事です。
志望動機例文
上記の4つのポイントを押さえた志望動機の例文は以下のとおりです。
私は現職ではIT関連の企業に特化した転職エージェントでキャリアアドバイザーをしています。
これらの経験を活かして貴社の人材採用や教育に携わりたいと考えており、志望いたしました。
現職では、転職希望者に対して適切な企業を紹介し、必要に応じて面接練習やアドバイスを行う一方で、企業側ともコミュニケーションをとり年収やポジションの交渉を行う業務も行っております。
これまでに数百人の転職希望者を担当してきたことから、人材を見定める目には自信があります。
また「社員ひとり一人の目標を重視する人事」という貴社の理念には魅力を感じています。
これまでの経験を活かして、貴社に適する人材をスカウトできるように尽力すると共に、人材教育も積極的に携わっていきたいと考えております。
上記の例文では、コミュニケーション力のアピールができており、自分の経験からどのように貢献していきたいかという熱意が伝わってきます。
また、企業理念に共感できていることも伝えており、他社にはない魅力についても触れているところが良い点です。
人事への転職を成功させるポイント
ここからは、人事への転職を成功させるポイントを解説します。
- 「なぜ御社なのか」を明確に伝える
- 未経験の場合は「人事職を目指す理由」を明確にする
- 実績は数値化してアピールする
- コミュニケーション能力の高さをアピールする
- 人事職に強い転職エージェントを利用する
それぞれ、みていきましょう。
「なぜ御社なのか」を明確に伝える
「なぜ御社なのか」を明確に伝えるようにしましょう。
応募企業の事業内容や企業理念、成長性などを加味した上で、「なぜ御社なのか」を明確に説明できるようにしましょう。
未経験の場合は「人事職を目指す理由」を明確にする
未経験の場合は「人事職を目指す理由」を明確にしましょう。
「周りの人をサポートして縁の下の力持ち的な存在になりたい」「会社全体を動かす責任のある仕事がしたい」など採用担当者が納得できるような理由であれば、面接での評価が高まります。
実績は数値化してアピールする
前職での実績は数値化してアピールすると人事職への転職成功に繋がります。なぜなら、具体的に数字で表すことにより、採用担当者も入社後の活躍をイメージしやすいからです。
前職で実績や成果がある場合は、できるだけ数値化して表現することを意識しましょう。
コミュニケーション能力の高さをアピールする
コミュニケーション能力の高さをアピールすることも大切です。なぜなら人事職は社外を問わずに多くの人とコミュニケーションが必要になる部署だからです。
そのため、人事職の面接では、コミュニケーション能力が高いかどうかはチェックされます。
人事職に強い転職エージェントを利用する
人事職に強い転職エージェントを利用することでも、人事職への転職成功に繋がります。
また、人事職に強い転職エージェントも存在するので、一人で転職活動を行うよりも、良い求人が見つかりやすいでしょう。
人事へ転職する際の注意点
人事は年収が高い上にワークライフバランスも取りやすい職種であるため、人事職への転職を目指すのは良いことでしょう。
ただし、人事へ転職する際の注意点を把握することも重要です。
- ハードワークになりやすい時期がある
- 転職する業界を見極める
- 守秘義務を徹底しなければいけない
それぞれ解説するので、これから人事への転職を目指す方はぜひ参考にしてください。
ハードワークになりやすい時期がある
人事はワークライフバランスが良い職種ではありますが、時期によってはハードワークが求められます。
また、支店を訪問し、現場との打ち合わせや合同説明会へ参加するなど、デスクワーク以外の業務もあります。
転職する業界を見極める
人事の転職では、転職する業界を見極めるようにしましょう。人事職はほとんどの会社に存在するため、どの業界にも転職できることが人事職の魅力でもあります。
しかし、転職するときは「この業界は成長が見込めるか」を判断する必要があります。
転職活動の際は、業界の動向と企業の業績もしっかりとチェックしておきましょう。
守秘義務を徹底しなければいけない
人事に転職するということは、守秘義務を徹底しなければいけないことを覚悟しましょう。
守秘義務を破って、様々な人に話してしまった場合、会社からの信用が大きく失われます。
インターネットの口コミサイトやSNS等で会社や社員の不満を書くユーザーであれば、窮屈さを感じるかもしれません。
会社の人事はデリケートな情報なので、飲み会の席でうっかり話すこともNGです。
人事の平均年収はどれくらい?
人事の平均年収はどれくらいなのでしょうか。ここでは、人事の平均年収を紹介します。まず、人事の全体の平均年収は507万円です。男性が568万円、女性が449万円となっています。
年代別でみると以下のとおりです。
年代別 人事の平均年収 | |
20代 | 392万円 |
30代 | 510万円 |
40代 | 614万円 |
50代~ | 736万円 |
※平均年収の参照元:https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/#anc_job_02 2022/1/7時点
人事で年収アップを目指す方法
人事で年収をアップさせるためには、自分の能力を高めることが重要です。専門性の高い仕事や責任の伴う仕事ができるようになると自然と年収は上がります。
人事として自分の能力を高めるためには以下の2点を意識するとよいでしょう。
①人事の業務の幅を広げる
②専門性の高い資格を取得する
人事といっても様々な業務があります。一つだけではなく、複数の分野の経験や知見があると、貴重な人材として重宝されます。
人事に活かせる専門性の高い資格は以下のとおりです。
- 社会保険労務士
- 産業カウンセラー
- キャリアコンサルタント
- メンタルヘルス・マネジメント検定
- 人事総務検定
これらの資格を持っていると業務の幅も広がります。気になる人は是非ともご検討ください。
人事職におすすめの転職エージェント4選
エージェント
エージェント
20代の求人
年収査定診断
転職サポート
リクルートエージェント
- アドバイザーが最適な求人を紹介してくれる
- 面接対策が充実している
- 独自に調査した業界・企業情報を提供してくれる
リクルートエージェントでは、人事の業界に詳しいアドバイザーが、希望に沿った最適な仕事を見つけて紹介してくれます。
求人紹介だけでなく独自に調査した業界・企業情報を提供してくれるため、面接対策が大変充実しているため、苦手意識を持っている人にはおすすめです。
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
主なサービス(機能) |
|
人事公開求人数※2024年4月現在 | 28,996件 |
拠点 | 東京/西東京/宇都宮/さいたま/千葉/横浜/京都/大阪/神戸/名古屋/静岡/北海道/東北/岡山/広島/福岡 |
厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-313011 |
出典:https://www.r-agent.com/
doda
- エージェントによる求人紹介
- 企業からのスカウトが受けられる
- チャットで気軽に相談できる
人事求人を32,000件以上保有しており、そのなかから業界に精通したdodaスタッフが、最適な企業・仕事を紹介してくれます。
また、企業からのスカウトを受けられるサービスも提供しており、自分の市場価値を知れる点も特徴です。
チャットで気軽に転職について質問できる点も、多くの人に選ばれる理由と言えるでしょう。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
主なサービス(機能) |
|
人事公開求人数※2024年4月現在 | 32,670件 |
拠点 | 丸の内/北海道/東北/横浜/静岡/中部/関西/京都/神戸/岡山/広島/九州 |
厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-304785 |
出典:https://doda.jp/
マイナビエージェント
- 転職状況を親身になりヒアリングしてくれる
- 独自に取り扱っている求人を含め最適な仕事を紹介
- 模擬面接で内定率アップが図れる
アドバイザーが求職者の希望を親身になり聞き出し最適な仕事を紹介してくれるため、充実した活動を送れます。
また、模擬面接や書類添削といったサポートにより、内定率アップが期待できる点も特徴です。
※マイナビのプロモーションを含みます。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
---|---|
主なサービス(機能) |
|
人事公開求人数※2024年4月現在 | 3,774件 |
拠点 | 京橋/新宿/神奈川/北海道/宮城/名古屋/京都/大阪/兵庫/福岡 |
厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-080554 |
出典:https://mynavi-agent.jp/
※マイナビのプロモーションを含みます。
パソナキャリア
- オリコンお客さま満足度4年連続ナンバーワン
- 目指す業界に精通したアドバイザーが転職活動をサポート
- スカウトサービスを利用すると案件の提案が受けられる
オリコンお客さま満足度にて、2019年~2022年において4年連続ナンバーワンを獲得した実績がある転職エージェントです。
求職者が目指す業界に精通したアドバイザーが、内定獲得へ向けて全力でサポートしてくれます。
また、スカウトサービスを利用することで、希望に沿った最適な求人を紹介してくれます。
運営会社 | 株式会社パソナ |
---|---|
主なサービス(機能) |
|
人事公開求人数※2024年4月現在 | 3,773件 |
拠点 | 札幌/青森/盛岡/仙台/秋田/山形/福島/郡山西/茨城/栃木/群馬/埼玉/千葉/東京/神奈川/新潟/長野/山梨/静岡/愛知/三重/岐阜/富山/石川/福井/滋賀/京都/大阪/奈良/兵庫/和歌山/鳥取/島根/岡山/広島/山口/徳島/香川/愛媛/高知/福岡/佐賀/長崎/熊本/大分/宮崎/鹿児島/沖縄 |
厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-010444 |
出典:https://www.pasonacareer.jp/
人事職におすすめの転職サイト4選
リクナビNEXT
- 企業からのオファーを受けられる
- 大手企業の求人を多数保有
- 限定公開求人を探せる
多くの求人のなかから自分での検索はもちろん、企業からのオファーを受けられる点が特徴です。
そして、限定公開求人など他には公表されていない仕事に出会えるため、今まで選択肢になかった新たな可能性を引き出せるきっかけにもなるでしょう。
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
人事公開求人数※2024年4月現在 | 10,799件 |
得意分野・特徴 |
|
機能 |
|
厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-313011 |
出典:https://next.rikunabi.com/?leadtc=top_logo
マイナビ転職
- 理想の働き方から検索できる
- スカウトサービスが利用できる
- 大手・優良企業の求人特集が組まれている
休日のバランス・大量募集・転勤なしなど、理想の働き方から検索できます。
また、大手・優良企業の求人も扱っているため、ぜひチェックしておきましょう。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
---|---|
人事公開求人数※2024年4月現在 | 3,774件 |
得意分野・特徴 |
|
機能 |
|
厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-080554 |
出典:https://tenshoku.mynavi.jp/
エン転職
- エンだけの求人が多数ある
- 転職ノウハウを提供している
- 積極採用企業コーナーが設けられている
エンだけの求人を掲載数に対して約80%保有しているため、他では出会えない仕事が多くあります。
また、充実した転職ノウハウを提供しているため、活動に不慣れな人でも自分で学べます。
積極採用企業コーナーでは、採用予定人数の多い企業をピックアップしているため、転職のチャンスが広がるでしょう。
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
---|---|
人事公開求人数※2024年4月現在 | 1,308件 |
得意分野・特徴 |
|
機能 |
|
厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-080296 |
出典:https://employment.en-japan.com/
人事転職.com
- 人事に特化した転職サイト
- 大手の求人を多数保有
- 非公開求人も多いため新たな出会いが期待できる
人事・労務求人に特化した転職サイトです。P&G・ブリヂストン・ISUZUなど大手企業の求人を多数保有しており、キャリアアップを図りたい人にもおすすめです。
300名以上のコンサルタントが最適な求人を紹介し転職をしっかりとサポートしてくれます。人事への転職であればぜひ検討したいサービスです。
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
---|---|
人事公開求人数※2024年1月現在 | 494件 |
得意分野・特徴 |
|
機能 |
|
出典:http://www.hr-jac.com/
よくある質問
まとめ
この記事では、人事への転職は未経験でも可能か、そして転職で有利になる資格やおすすめの転職エージェントなどを解説しました。
人事は未経験でも転職可能な職種ですが、1%でも内定率を高めるために前職が人事と繋がりがあることをアピールする、活かせる経験を積んでいると良いです。
また、転職エージェントや転職サイトでは多くの人事求人を扱っており、プロのサポートを受けながら転職活動ができるため、ぜひ活用してみましょう。
- おすすめ転職エージェントを徹底比較!人気12社をランキング化!
- 転職・求人サイトおすすめ比較ランキング!人気11社をご紹介!
- 30代の平均年収はどのくらい?男性・女性の中央値も解説!
- 40代の平均年収は?男性・女性別の中央値や東京の給与が高い理由も解説!
- 女性向け転職サイトランキング!面接での服装や適職診断など紹介
- 転職の相談は誰にする?無料で相談できる転職エージェントも紹介!
- 【金融・外資系】おすすめ転職エージェント10選!人気各社を徹底比較!
- コンサル業界に強いおすすめ転職エージェント9選!選び方も解説!
- 【IT業界向け】転職エージェントおすすめ比較ランキング!選び方も解説!
- 【第二新卒向け】おすすめの転職エージェント人気ランキング!選び方も解説!
- 30代におすすめの転職エージェント9選!女性向けなども紹介
- 20代向けおすすめの転職エージェント11社紹介!女性向けなど紹介
- 転職活動の流れは?転職サイト・転職エージェントそれぞれ解説!
- 転職活動のやり方は?20代・Uターン・第二新卒に分けて紹介
- 転職したい人がすべき行動は?スキルがない人向けのポイントも解説
- 転職のベストタイミングを目的別に解説!退職を伝える時期も紹介
- ゴールドマンサックスの平均年収は?採用学歴や業務内容など解説
- 転職を考えるきっかけは?20代・30代・40代の転職理由を紹介
- 仕事に行きたくない・会社を辞めたい時の対処法と原因、NG行動を解説!
- 転職時の口コミ・評判収集におすすめのサイト・エージェント6選!
- 仕事に疲れた・辞めたい時の対処法と原因!リフレッシュ方法もご紹介!
- 【徹底解説】未経験でエンジニアの転職はきつい?求人・志望動機の例文も紹介!