ヤフーの転職難易度は?口コミ・評判や平均年収、成功のポイントも解説
大手IT企業でもあるYahoo!(ヤフー)に中途採用で転職を考える方もいるでしょう。その中には「ヤフーへの転職は難しそう」「ヤフーの採用の特徴が知りたい」という方がいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ここではヤフーの転職難易度や求人の特徴、気になる年収や口コミなどを紹介しています。
- ヤフーの中途採用は難易度が高い!エージェントの利用がおすすめ
- ヤフーの平均年収は684万円と日本の平均の約1.35倍
- 現在募集をしているポジションは、「エンジニア」「企画・マーケティング」「コーポレート・サポート」の3つ※2023年11月6日時点
ヤフーへの転職を成功させるなら「リクルートエージェント」がおすすめ
ヤフーを目指す人におすすめの転職エージェントも紹介するため、ぜひチェックしてみてください。
ヤフーへの転職の難易度
ヤフーへの転職は一般的に難しいと考えられます。ヤフーはネームバリューもあり、成長企業です。転職先としても人気がありますので競争率が高いと言えるでしょう。
キャリア採用の難易度が高い理由には、主に以下のようなことが考えられます。
- 即戦力が求められる
- 管理職に就くには前職で管理職を経験していることが必須
- キャリアに自信がある人がたくさん応募している
以上のことからキャリア採用は難易度が高いと言えます。特に未経験ではキャリア採用は難しいでしょう。
【職種別】ヤフーの平均年収
ヤフーの平均年収
ヤフーの平均年収は684万円※1です。男女あわせた民間の正規雇用者の平均年収は508万円※2なので、ヤフーの平均年収は約1.35倍となっております。
※2:国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」
職種別平均年収
以下の表はヤフーの職種別平均年収です。
職種 | 平均年収 |
---|---|
営業系 (営業、MR、営業企画 他) | 623万円(平均年齢32.4歳) |
企画・事務・管理系 (経営企画、広報、人事、事務 他) | 747万円(平均年齢37.7歳) |
クリエイティブ系 (WEB・ゲーム制作、プランナー 他) | 716万円(平均年齢36.1歳) |
IT系エンジニア (アプリ開発、ITコンサル 他) | 691万円(平均年齢33.4歳) |
一番年収の高い職種は「企画・事務・管理系」で747万円となっています。
ヤフーに転職できる職種例
ここではヤフーがどのような職種の採用をしているのか、そして気になる年収や労働環境を紹介します。
ヤフーでは、以下の4種類の職種があります。
- エンジニア
- デザイナー
- 企画・マーケティング
- コーポレート・サポート
2023年11月6日時点で募集をしているポジションは、「エンジニア」「企画・マーケティング」「コーポレート・サポート」の3つです。
以下それぞれを詳しくご紹介します。
エンジニア
ヤフーは提供しているサービスの多くを自社で開発しています。中でもエンジニアはその根幹を支える職種と言えるでしょう。
2023年11月6日現在では、以下のエンジニアの募集中ポジション求人があります。
- バックエンド
- データサイエンティスト
- データエンジニア
企画・マーケティング
ヤフーでは、イーコマース事業、マーケティングソリューション事業、会員サービス事業など様々な事業を展開しています。
2023年11月6日現在では、以下の企画・マーケティングの募集中ポジション求人があります。
コーポレート・サポート
コーポレート・サポートでは、経理や財務・法務・コンプライアンスなどヤフーの会社としての基盤を支えている大切なポジションです。
2023年11月6日現在では、以下のコーポレート・サポートの募集中ポジション求人があります。
ヤフーへの転職に向いている人の特徴
頑張ってヤフーに転職できたものの、ミスマッチにより早期退職になることは避けたいでしょう。ここでは、ヤフーへの転職に向いている人の特徴を紹介します。
- 新しい事柄に積極的に挑戦できる人
- 協調性がある人
- 利便性を高めることに興味がある人
それぞれ、見ていきましょう。
新しい事柄に積極的に挑戦できる人
新しい事柄に積極的に挑戦できる人はヤフーへの転職が向いているでしょう。ヤフーは既存のサービスを次々とアップデートしたり、新しいサービスを開発したりします。
IT業界は技術の移り変わりが激しいです。ヤフーのような大手IT企業に在職する限りは、常に新しいことに挑戦するメンタリティが求められます。
協調性がある人
協調性がある人もヤフーへの転職が向いています。ヤフーでは、チームで一つのプロジェクトを進めることがほとんどです。
例え、エンジニア職だとしてもITに関する知識やスキルがあれば良いというものではありません。
優秀な人が集まるヤフーのような大手IT企業では、協調性がある人が転職に向いていると言えるでしょう。
利便性を高めることに興味がある人
利便性を高めることに興味がある人もヤフーへの転職が向いています。ヤフーは日本の代表的な検索サービスなので、日々多くの人が利用しています。
そのため、ヤフーに転職して画期的なサービスを開発すると多くの人の利便性を高めることができるでしょう。
ヤフーへの転職を成功させるポイント
1.面接対策をしっかりとする
ヤフーへの転職では、面接が重要です。そこで、以下のポイントを押さえながら面接対策をしっかりと行いましょう。
- 自己分析をする
- ヤフーの企業研究をする
- 事前にある程度の質問の答えを用意しておく
- 逆質問を考える
自己分析では仕事上の性格や、スキル・キャリアを洗い出しましょう。そこから自分がヤフーを転職先に選んだ理由、自分と企業がどういった点でマッチしているのかを考えてみましょう。
そのためには詳細に企業を研究することが大切になってくると言えるでしょう。
ある程度予測できる質問には答えを準備していきましょう。ネット上や本にある模範解答を持っていくのではなくオリジナルの答えを用意しましょう。
2.転職エージェントを活用する
転職エージェントを利用するのもおすすめです。転職エージェントには、以下のようなメリットがあります。
- 非公開求人を持っている
- 企業に沿った書類対策・面接対策をしてくれる
- 企業に推薦してくれる場合もある
- 年収の交渉などもしてくれる
大手の転職エージェントならヤフーの非公開求人を持っている可能性もあります。
非公開求人とは一般的には掲載されていない求人のことです。非公開求人には、収入やグレードが高めな求人のこともあります。
転職エージェントのプロのアドバイザーは、それぞれの企業に合った面接対策や書類作成を行ってくれます。
内部の選考の事情を知っていてそれに合わせて対策してくれます。さらにスキルやキャリアが秀でている人は、転職エージェント側が企業に勧めてくれる可能性もあります。
ヤフーを目指す人におすすめの転職エージェント3選
リクルートエージェント
- 企業への交渉力が高い
- 業界最大級の非公開求人
- 幅広い業種・職種に対応している
リクルートエージェントの非公開求人数は業界最大級で、さらに幅広い業種・職種の豊富な求人が揃っています。
ヤフーの様々な職種の求人に出会えるだけはありません。過去に一度落ちてしまったヤフーの求人にもう一度挑戦できる可能性もあるということです。
独自の「職務経歴書エディター」「面接力向上セミナー」というサービスがあります。簡単に職務経歴書が作れたり、面接のノウハウをレクチャーしてくれます。
公開求人数※2023年11月6日時点 | 365,610件 |
ヤフーの求人取り扱い実績 | あり |
主なサービス内容 |
|
利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
出典:https://www.r-agent.com/
doda
- エンジニアの求人が豊富
- 非公開求人が充実している
- スカウト機能がある
dodaには業種別・職種別の専門サイトがあるので、転職の方向性が決まっている人におすすめできます。
dodaは中小企業の求人だけでなく、年収アップが望めるようなヤフーなどの大手企業の求人も比較的多く充実しています。
スカウト機能では、一般には公開されていない非公開求人からオファーが来る可能性もあります。スキルやキャリアによってはヤフーからのスカウトもあるかもしれません。
公開求人数※2023年11月6日時点 | 100,681件 |
ヤフーの求人取り扱い実績 | あり |
主なサービス内容 |
|
利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
出典:https://doda.jp/
マイナビエージェント
- 非公開求人が豊富
- 専門性の高い求人が豊富
- 書類対策・面接対策が充実している
前職での悩みから転職するに至ったまでの経緯までしっかり始めの面談で聞いてくれると評判です。そこからミスマッチのない企業紹介に努めてくれることがわかります。
職種ごとに分野が分かれ、専門性の高い求人を数多く揃えているため、ポジション別で採用を行っているヤフーへの転職に有利でしょう。
※マイナビのプロモーションを含みます。
公開求人数※2023年11月6日時点 | 30,046件 |
ヤフーの求人取り扱い実績 | あり |
主なサービス内容 |
|
利用可能地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
※マイナビのプロモーションを含みます。
ヤフーの転職面接で聞かれる内容
ヤフーの転職を目指すにあたって、面接は必ず行われます。ただでさえ転職難易度の高いヤフーにおいては、採用プロセスを理解して、準備することが大切です。
ここでは、ヤフーの採用プロセスやよく聞かれる質問について解説します。
①エントリー
②書類選考
③面接
面接は複数回行われることがほとんどです。1次面接は人事担当者とマネージャークラス、最終面接は役員・部長級と人事担当者によるものと言われています。
ヤフーの転職面接では一般的な質問から、少し変わった質問まで幅広く聞かれます。
どの質問に対しても「ミッション・ビジョン・ステートメント」と呼ばれるヤフーの行動指針を理解することが不可欠です。
上記はヤフーの企業カルチャーの土台となるものです。こちらをしっかりと理解した上で、志望動機や自己PR、転職理由に落とし込みましょう。
志望動機についての質問
志望動機については以下のような質問が想定されます。
- なぜヤフーを志望するのか
- グーグルや楽天ではなく、なぜヤフーなのか
- どのようなキャリアプランを描いているのか
- 転職理由は
- あなたが普段使っているヤフーのサービスは
- ヤフーにあったらいいなと思うサービスは
- 他社の選考状況は
ヤフーの面接では、業務内容やサービスについて質問される点が特徴と言えます。
ヤフーでなければならない理由を見つけるためにも、グーグルや楽天のような競合の情報もチェックしましょう。
あなた自身に関する質問
ヤフーの面接では、あなた自身に関する質問もされます。想定される質問は以下のとおりです。
- あなたの強みは何か
- その強みをヤフーの仕事にどう活かしていけるか
- 長所と短所は
- 周りからどんな人と言われるのか
- チームで成果を出すためにどんな役割を果たすか
自己PRでは、企業が求める人材像に合わせてアピールすることが大切です。
学業に関する質問
ヤフーの面接では、学業に関することも聞かれます。
- 学生時代に一番頑張ったことは
- なんの研究をしていたのか
- なぜその研究をしようと思ったのか
- その集団におけるあなたの役割は
ヤフーはチームで働くことが多いので、協調性がある人かどうかを見るために学生時代のことを深掘りされるようです。
ヤフーへの転職で使える!志望動機例文
志望動機には応募する会社に対して、「なぜ志望するのか」を自分の言葉で伝える必要があります。他の志望動機を使い回すなど疎かにしてはいけません。
なぜなら、採用担当者が最も重要にするのが、志望動機や職歴だからです。ここでは、志望動機の基本的な構成と例文を解説します。
志望動機の構成
志望動機の基本的な構成は、「結論」→「具体的な理由」→「必然性」です。
①結論
最初に、「御社を志望する理由は〇〇です」のように結論から伝えましょう。結論から伝えることで、その後の流れが綺麗になるとともに、相手側も理解がしやすくなります。
②具体的な理由
結論の後は具体的な理由を伝えましょう。これまでの経験やスキルがどのように活かせるのかを明確に伝えることが大事です。
③必然性
最後に、競合他社でなくなぜその会社や職種なのかをしっかりとアピールしましょう。
ヤフーへの志望動機例文
では、ヤフーへの志望動機例文を紹介します。
私は御社のエンジニア職を志望しています。
志望する理由は、御社のサービスが効率性と顧客満足度の両方を重視していることに共感したためです。
私にはエンジニアとしての経験はありませんが、これまで5年間携わってきた生産管理という職種では、新しい生産管理システムの導入やアウトソーシングの活用など、チームの業務効率改善に寄与してきました。
また、学生時代にサークルでプログラミングを学び、ゲーム開発をした経験があり、エンジニアという職種は自分に適性があり早期に活躍できると考えています。
実際に御社のサービスは多岐に渡り、どのサービスも使いやすく、生活の一部になっていると思います。
是非とも御社のエンジニア職として、多くのシステム開発に携わっていきたいです。
未経験業界や職種の場合のポイントは、「これまでの経験やスキルが新たな業界や職種で転用できる」と伝えることです。
そのために、その業界や職種について、しっかりと研究するようにしましょう。
私は御社の◯◯職を志望しています。
志望する理由は、御社のニュースから知恵袋までサービスが幅広く、人々の生活に密接に関わっている点に魅力を感じたからです。
他社のサービスに比べてより多くの人に喜びを与えることができると考えております。
私自身、多くの人々に喜ばれることに仕事のやりがいを感じます。
私は前年度、新規顧客獲得件数を昨対比◯%増加した実績があります。
御社に入社できたら、これまでの経験を活かして御社の市場シェア拡大を目指して尽力してまいります。
同業種や同業界のへの志望動機のポイントは、実績や保有スキルを具体的に示すことです。そうすることで、採用担当者の不安を払拭することができます。
転職前に要チェック!ヤフーの企業情報
ヤフーの主な事業内容は、いくつかあります。
- イーコマース事業
- マーケティングソリューション事業
- 会員サービス事業
- インターネットの広告事業
- コンシューマ事業
インターネット広告やイーコマース事業を中心に、幅広い取り組みをしていることが分かります。
会社名 | LINEヤフー株式会社 |
設立年月日 | 1996年1月31日 |
資本金 | 247,473百万円(2023年8月末時点) |
連結子会社数 | 124社(2023年8月末時点) |
出典:企業情報-ヤフー
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- 自分に向いている・適している仕事
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よくある質問
まとめ
ここではヤフーへの転職難易度や求人の特徴、気になる年収や口コミなどを詳しく解説しました。
ヤフーへの転職を成功させるには、自己分析や企業研究などの事前準備、転職エージェントの活用が大切になってくると言えるでしょう。
さらに企業の事業内容などの基本情報だけではなく、ヤフーの採用・求人の特徴もしっかり掴んで転職活動を行いましょう。
記事内で紹介した転職エージェントはいずれも無料で利用できるため、ぜひ転職活動に役立ててみてくださいね。