オファーボックス(OfferBox)の評判・口コミは?スカウトを受けるコツも解説
就職活動をする学生は毎年数十万人に上るため、いかに自分をアピールするかが就職成功率を高めるポイントの一つでもあります。
そこで今回は、新卒オファー型就活サイト「オファーボックス」について以下の項目を解説します。
- オファーボックスの特徴・基本情報
- 口コミ・評判
- メリット・デメリット
- オファーをもらうコツ
オファーボックスの利用がおすすめな人の特徴についても紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
オファーボックス(OfferBox)の特徴
- 8,473社を超える優良企業が登録している
- 登録企業からオファーが届く
- すべての機能を無料で利用可能
オファーボックスは、サイト名にもある通り企業から求職者に対してオファーが届きます。
新卒者を対象としており、企業から興味を持った学生に対してオファーが送られ、互いに理解を深めるためのステップを進めていく仕組みです。
もちろんオファーは辞退もできるため、理想の企業との結びつきを待つことも可能です。
登録企業数 | 約8,473社 |
登録企業の業種 |
|
登録学生数※2021年6月現在 | 221,000人 |
サービス内容 |
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運営会社 | 株式会社i-plug(アイプラグ) |
出典:https://offerbox.jp/about/
特徴①8,473社を超える優良企業が登録している
オファーボックスには、大手からベンチャー、官公庁まで8,473社以上の企業が登録しています。主な登録企業を紹介しましょう。
- 資生堂
- Microsoft
- NISSAN
- KOKUYO
- セコム
- 大幸薬品
- 朝日新聞
- JCB
上記のほかにも、多くの優良企業がそろっています。
特徴②オファー受信率が高い
上述した通り、オファーボックスにはさまざまな企業が登録をしており、学生に対してオファーを送っています。
登録企業は、学生の自己PRやプロフィールを読み、オファーを送る相手を厳選しています。
※2020年卒実績/2019年5月時点の数値で、かつプロフィール入力率80%以上の場合です。
特徴③無料で利用できる
オファーボックスでは、すべての機能を無料で利用可能です。「大学生の可能性を広げる」という理念のもとサイトを運営していることから、代金は一切受け取らない方針をとっています。
オファーボックス(OfferBox)の口コミ・評判
ここからは、オファーボックスについて寄せられている口コミ・評判を紹介します。良い口コミ・悪い口コミとして、ネット上にはこのような声があります。
良い口コミ・評判
まずは、良い口コミによる評判を見ていきます。
- 多くのオファーが届く
- 自分をどのように評価してくれているかがわかるから嬉しい
- どの企業が自分を必要としているかわかるため気分が上がる
- 今まで知らなかった企業と接点を作れた
イマイチな口コミ・評判
続いて、イマイチな口コミによる評判について見ていきましょう。
- 会社案内のような内容が届いた
- 労働条件の悪い企業からのオファーがあった
- 志望していない業界からもオファーが届いた
オファーボックス(OfferBox)のメリット
ここからは、オファーボックスのメリットを解説します。
- 自分らしいプロフィールを作成できる
- 好意を示す「会いたい通知」でアピールが可能
- 専門性を生かした就活が可能
- 短期間で内定を得られる場合がある
- 公式アプリでオファーを逃さない
メリット①自分らしいプロフィールを作成できる
オファーボックスでは幼少期から今までの自分を振り返り、自分らしさをアピールするプロフィール作成が可能です。
プロフィールで個性を表現できる点は、通常の履歴書にはない強みでしょう。
メリット②好意を示す「会いたい通知」でアピールが可能
企業が自分を「検討中」にした際は通知が届き、それに対して「会いたい通知」でアピールが可能です。
メリット③専門性を生かした就活が可能
オファーボックスには、専門性を生かせる以下のサイトが揃っています。
- OfferBox Global
- OfferBox Athlete
- OfferBox Ph.D.
OfferBox Global
日本人留学生や外国人留学生向けのサイトです。
なお、OfferBox Globalには登録条件が設けられているためチェックしておきましょう。
日本人留学生の場合 |
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外国人留学生の場合 |
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OfferBox Athlete
部活動を通じて鍛えてきた「心技体」や「実績」をアピールに繋げられるサイトです。部活動も就職活動も全力で頑張りたい人に最適な就職オファーサイトだと言えます。
OfferBox Ph.D.
博士人材と企業が繋がる逆求人型就活サイトです。研究内容やユニークなプロフィール項目が多彩で、興味を持った企業からオファーが届きます。登録対象を見ていきましょう。
- 博士課程修了見込者(博士課程後期以降)
- 博士号取得見込者
- Ph.D.(ポストドクター)
研究と両立しながらキャリアの可能性を広げられます。
メリット④短期間で内定を得られる場合がある
オファーボックスに登録して、企業が興味を持ってくれればオファーが届きます。
オファーボックスには8,000を超える企業が登録していることから、良い口コミにもあった通りたくさんの企業からスカウトが届く可能性があります。
メリット⑤公式アプリでオファーを逃さない
オファーボックスでは、スマートフォンアプリをリリースしています。iPhone・Androidともに無料でダウンロードが可能です。
文章のコピー&ペーストができるようになり機能性も向上しているため、ぜひダウンロードをして活用してみてはいかがでしょうか。
オファーボックス(OfferBox)のデメリット
ここからは、オファーボックスのデメリットを解説します。
- 就職活動について相談できる担当が付かない
- オファーを承認できる数に限りがある
- オファーが届いても内定とは限らない
- 新卒者以外は登録できない
デメリット①就職活動について相談できる担当が付かない
就職活動をするにあたり、はじめて経験する新卒の人にとっては不安や疑問など心配点は多々あるでしょう。
その際に相談できるコンサルタントがいれば安心ですが、オファーボックスでは担当者は付きません。
デメリット②オファーを承認できる数に限りがある
多くの企業からオファーが届く点は大変魅力的ですが、実は学生側がオファーを承認できる数は15社までと制限が設けられています。
デメリット③オファーが届いても内定とは限らない
オファーとは、あくまでも現時点で自分に興味を持ってくれている企業と言うだけに過ぎません。
ここから面談やインターンシップなどに繋がっていくため、オファーが届いたから安心という考えは持たないよう注意しましょう。
デメリット④新卒者以外は登録できない
オファーボックスは新卒者を対象とした就活サイトです。そのため、大学を卒業した人は登録できません。転職サイトによっては幅広い方を対象にしている場合があります。
オファーボックス(OfferBox)でオファーをもらうコツ
ここでは、企業からオファーをもらうためのコツについて解説します。
- プロフィール欄をできる限り埋める
- 自分を分かってもらいやすいプロフィールを意識する
- マメにログイン・更新をする
- 希望条件を限定し過ぎない
①プロフィール欄をできる限り埋める
自分をアピールするにあたり、プロフィール欄の入力率は非常に重要です。
プロフィール欄には入力率が表示されているため、できる限り埋めて80%以上を目指しましょう。
※2020年卒実績(2019年5月時点)
②自分を分かってもらいやすいプロフィールを意識する
いくらプロフィールを埋めて記入率が高くなっても、自分を知ってもらうための要素が少なければ有効とは言えません。よって、自分の人柄や強みなどが伝わるような内容を意識しましょう。
③マメにログイン・更新をする
定期的にログインや更新をすることも、オファーを勝ち取る上で重要です。企業がオファーを出す学生を探す際には、最終ログイン日が直近の人から上位表示されます。
また、ログインをマメにしていない人は就職活動に対して積極的ではないと認識される可能性もゼロではありません。
④希望条件を限定し過ぎない
就職するにあたり、自分の希望を叶えてくれる企業を選びたいと考えている人は少なくないでしょう。
検索条件に該当して企業から見つけてもらうためにも、受け皿は広いに越したことはありません。よって、希望条件を限定し過ぎてオファーの可能性を狭めないよう気を付けましょう。
オファーボックス(OfferBox)はこんな人におすすめ
これまで解説してきた評判やメリット・デメリットなどを踏まえて、オファーボックスがおすすめなのは以下のような人です。
- 大企業や官公庁など優良企業への内定を目指している人
- 志望する業界や業種が決まっていない人
- 自己PRやプロフィールを企業にしっかりと見てほしい人
オファーボックスとは、登録したプロフィールを元にオファーが届くシステムです。
よって、志望業界や業種に強いこだわりがない人や、自己PRをしっかりと見てほしい人におすすめだと言えるでしょう。
オファーボックス(OfferBox)利用の流れ
ここでは、オファーボックスの利用の流れを紹介します。
オファーボックスのホームページから登録
まずは、オファーボックスのホームページから登録します。「まずは登録する(無料)」のボタンがあるので、そちらをクリックしましょう。
「まずは登録する(無料)」のボタンをクリックすると、メールアドレスやパスワードを入力する画面が出てきます。それらを入力して、利用規約やプライバシーポリシーなどに同意し、登録ボタンをクリックしましょう。
すると、先ほど入力したメールアドレスにURLが届いているはずです。そのURLをクリックすると仮登録が完了します。
一番上のURLをクリックすると認証されます。
基本情報の入力
仮登録が済んだら、基本情報の入力をします。
入力する内容は以下の通りです。
STEP1:名前・プロフィール写真
STEP2:連絡先
STEP3:学校・クラブ情報
STEP4:語学・資格
STEP5:希望条件
それぞれのを紹介します。
STEP1:名前・プロフィール写真
STEP1では名前・プロフィール写真の入力です。
具体的には以下の内容を入力します。
- 氏名(必須)
- 性別(必須)
- 生年月日(必須)
- プロフィール写真
プロフィール写真のアップロード容量は5MBまでとなっています。また、プロフィール写真は自動で正方形に切り取られてしまうので、アップロード時に必ず確認するようにしましょう。
STEP2:連絡先
STEP2では連絡先(住所や電話番号等)の入力をします。具体的には以下の内容です。
- 郵便番号(必須)
- 都道府県(必須)
- 市区町村(必須)
- それ以降の住所
- 出身地
- 電話番号(必須)
STEP3:学校・クラブ情報
STEP3では学校・クラブ情報の入力をします。具体的には以下の内容です。
- 最終学歴(必須)
- 学校名(必須)
- 学部(必須)
- 学科
- 専攻(必須)
- 部活・サークル
STEP4:語学・資格
STEP4では語学・資格の入力をします。具体的には以下の内容です。
- 外国語のレベルについて
- 資格
- コンピュータ言語について
- その他資格
STEP5:希望条件
STEP5では希望条件の入力をします。具体的には以下の内容です。
- 志望業界
- 志望職種
- 志望勤務地
- 企業選びの軸
- 企業タイプ
- オファーに関するリクエスト
志望業界、志望職種、企業選びの軸、企業タイプは、第3志望まで選ぶことができます。STEP5までの入力が終われば、オファーボックスの登録は完了です。
オファーボックス(OfferBox)の退会方法は?
オファーボックスで就職が決まったり、使用感が合わなかったりした場合、退会しなければいけません。ここでは、オファーボックスの退会方法を紹介します。
オファーボックスの退会手順は以下です。
- オファーボックスにログイン
- 右上のメニューをクリック
- 「活動終了設定」をクリック
- アンケートに答える
- 「活動終了」をクリック
それぞれ、みていきましょう。
オファーボックスにログイン
まずは、オファーボックスにログインします。
ログインボタンをクリックしましょう。
右上のメニューをクリック
ログインができましたら、右上のメニューをクリックします。
「活動終了設定」をクリック
次に、「活動終了設定」をクリックします。設定→活動終了設定の順です。
アンケートに答える
「活動終了設定」をクリックすると、以下のようにアンケートに答える画面が出てきます。
「活動終了」をクリック
アンケートに答えて、下まで行くと、「活動終了」ボタンがあるので、そちらをクリックしましょう。
退会の際の注意点
オファーボックスを退会するにあたり、2つの注意点があります。
- お祝いギフトの申請
- 情報が全て消去される
オファーボックス経由で内定をもらった場合、「Amazonギフト券1万円分」をもらうことができます。もし、申請を忘れていたら、必ず申請するようにしておきましょう。
また、オファーボックスを退会するとユーザー情報が消去されてしまいます。今までのメッセージや記入した履歴書なども消えてしまうので、注意しましょう。
オファーボックスとの併用がおすすめなエージェント2選
dodaキャンパス
- ベネッセとパーソルの合併会社が運営しているので安心!
- オファーサービスで自分に合った企業に出会える!
- 適性検査など、就活サポートが充実!
- 契約企業は人気企業を含む6,800社以上!
dodaキャンパスは、
企業からのオファーに対する学生の受信率は97%※と高く、あなたのことが気になった企業からオファーを受けることが出来ます。
※プロフィール記入率90%以上の場合
dodaキャンパスと契約している企業は6,800社以上を超えており、中には誰もが聞いたことがあるような優良大手企業も数多くあります。
- JTB
- ベネッセコーポレーション
- ミクシィグループ
- パーソルキャリア
- すかいらーくグループ
- 東京ガスパイプネットワーク
また、dodaキャンパスではベネッセ独自の適性検査や豊富なオンラインイベントなどを開催しており、就職活動において役立つサポートが豊富です。
運営会社 | 株式会社 |
主なサービス(機能) |
|
公開求人数※2022年7月12日時点 | – |
拠点 | 東京/名古屋/大阪 |
キミスカ
- 学生の登録者数は20万人以上!※
- 学生は平均7通の特別なスカウトを獲得!※
- 大手企業から中小企業まで幅広く取り扱いあり!
- 運営会社主催の内定直結型イベントを開催!
キミスカは、2008年から人材サービスを提供している「株式会社グローアップ」が運営している逆求人型就職活動サイトです。逆求人型は、自分のプロフィール登録後、企業側からスカウトメッセージが届く仕組みです。
また、キミスカではキミスカの運営事務局による『キミスカ主催イベント』を開催しています。キミスカ主催イベントに参加するとその後の選考を有利に進めることが出来る場合があります。
- 参加企業が自社の魅力をPR
- 学生が気になった企業を選択
- グループワークの開催
- 企業が気になった学生を三択
- 企業と学生で個別面談・座談会を実施
イベントはもちろん、全てのサービスが無料なので学生にとってもありがたいですね。
運営会社 | 株式会社グローアップ |
主なサービス(機能) |
|
公開求人数※2022年7月12日時点 | – |
拠点 | 東京/大阪 |
よくある質問
まとめ
この記事では、オファーボックスの口コミ・評判、メリット・デメリットなどを解説しました。
企業から興味を持ってもらいオファーが届くシステムで、学生の就職活動に対する意欲が湧く仕組みは大変魅力的です。
良い評判にも多くのオファーが届く、自分を評価してくれたことが嬉しいなど、就職活動をする上でモチベーションが上がる内容が見られました。
オファーをもらうには、できるだけプロフィール欄を埋めて充実させること、マメにサイトへログインをして企業が検索した際に上位表示されることが挙げられます。
今回解説した内容を参考に、オファーボックスを上手く活用して就職活動に取り組みましょう。
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