公務員へ転職するには?役立つスキルやおすすめ転職サイトも紹介
「公務員へ転職したいけど何から始めればいいかわからない」と悩んでいる方は少なくないでしょう。
公務員と言えば安定して将来を見据えて働けることから、転職して公務員になることを希望する人も少なくありません。
公務員になりたい方、また公務員から転職したい方には転職エージェントの利用がおすすめです。
当サイトでは、公務員におすすめの転職エージェント・転職サイトをご紹介!転職を成功させるコツなども解説いたします。
※1出典:総務省ー地方公務員数の状況
※2出典:公務員の種類と数
>>右へスクロールできます
リクルートエージェント | doda | マイナビエージェント |
|
|
|
公務員への転職におすすめな転職サービス比較表
公務員の転職には転職エージェント・サイトなど、転職サービスの利用がおすすめです。特に転職エージェントは非公開求人の紹介や、年収交渉の代行を行ってくれます。
公務員への転職におすすめの転職サイト・エージェント6選
リクルートエージェント
- 公開求人数・非公開求人数ともに業界最大級
- 様々な職種・業種を取り扱っているので、希望の転職先に出会える可能性が高い!
- 求職者の年収相場などを提示してくれるキャリア査定サービスを利用できる!
- 完全無料
リクルートエージェントは公開求人数は382,102件※、非公開求人数は334,900件※と業界最大級の求人を持つ転職エージェントです。
全国の求人を取り扱っていますので、日本のどこからでも利用可能です!
また、自分のスキルではどの程度の年収の求人を目指せばいいのかわからない…という人にはキャリア査定サービスがおすすめです。
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
主なサービス(機能) |
|
公開求人数※2024年4月現在 | 382,102件 |
拠点 | 全国対応可 丸の内/北海道/東北/横浜/静岡/中部/関西/京都/神戸/岡山/広島/九州 |
厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-313011 |
doda
- 多くの求人数から検索できる
- エージェントに求人を紹介してもらえる
- スカウトを活用して転職活動ができる
公務員求人は約900件あり、毎週月曜日と木曜日に更新されるため今まで知らなかった求人に出会える期待が持てます。
そして、dodaでは専門スタッフとなるエージェントに求人を紹介してもらうことが可能です。
さらに、スカウトサービスを活用すると直接オファーを受け取ることができ、面接の確約を得られる場合があります。スキルや経験に合った仕事が見つかりやすくなるため、ぜひ活用してみましょう。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
---|---|
公開求人数※2024年4月現在 | 241,803件 |
公務員公開求人数※2024年4月現在 | 898件 |
得意分野・特徴 |
|
主な機能 |
|
厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-304785 |
出典:https://doda.jp/
マイナビエージェント
- 第二新卒など20代向けの求人が豊富!
- サポート体制が手厚く、面倒見の良さが評価されている!
- 非公開求人は1万件以上!自分にぴったりの求人を紹介してもらえる!
- 完全無料
マイナビエージェントは20代や第二新卒の転職実績が豊富な転職エージェントになります。もちろん20代だけではなく30代以上の年代の方も利用することができますよ。
公開求人数は5万件以上、非公開求人数はなんと1万件以上保有しています。キャリアアドバイザーとの面談を通してあなたにぴったりの求人を紹介してくれるでしょう。
※マイナビのプロモーションを含みます。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
---|---|
主なサービス(機能) |
|
公開求人数※2024年4月現在 | 57,206件 |
拠点 | 全国対応可 京橋/新宿/神奈川/北海道/宮城/名古屋/京都/大阪/兵庫/福岡 |
厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-080554 |
※マイナビのプロモーションを含みます。
リクナビNEXT
- 高精度AIが最適な求人を選択してくれる
- 企業からオファーを受けられる
- 転職の成功ノウハウが学べる
テレビCMが頻繁に放送されており、知名度も高い転職サイトです。
独自の高精度AIが求職者をトータル的に分析し、その結果をもとに求人を選び抜いてくれます。そのため、時には意外な出会いがあるかもしれません。
転職の成功ノウハウも紹介されているため、活動に不安を抱えている人はぜひ目を通してみましょう。
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
公開求人数※2024年4月現在 | 144,000件 |
公務員公開求人数※2024年4月現在 | 692件 |
得意分野・特徴 |
|
主な機能 |
|
厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-313011 |
出典:https://next.rikunabi.com/?leadtc=top_logo
公務in
- 公務員求人を豊富に扱っている
- 公務員試験の情報を紹介している
- 掲載無料により新たな求人との出会いに期待できる
国家公務員や地方公務員などの試験情報や募集求人を掲載している、公務員試験情報サイトです。
なお、公務inでは求人掲載無料のキャンペーン※を開催しており、今後も求人数は伸びることが期待できます。
今まで見たことがない新たな仕事に出会える可能性もあるため、随時情報はチェックしておきましょう。
運営会社 | 株式会社peko |
---|---|
公開求人数※2024年4月現在 | 3,125件 |
公務員公開求人数※2024年4月現在 | 3,125件 |
得意分野・特徴 |
|
主な機能 |
|
厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-314509 |
出典:https://koumu-in.jp/ ※キャンペーン期間は未定
ニフティ転職
- パートナーサイトの求人を一括で検索できる
- 新着求人も続々と入ってくるため理想の仕事を見つけやすい
- 転職特集企画が組まれている
ニフティ転職は、パートナーサイトから求人を一括で検索できる点が特徴です。
多くのサイトの求人が集まっていることから理想の仕事を見つけやすく、かつ新着求人も続々と入ってくるため随時チェックしておきましょう。
また、転職特集企画が組まれ掲載されているため、公務員求人に関する情報が出た際は参考にしてみてはいかがでしょうか。
運営会社 | ニフティライフスタイル株式会社 |
---|---|
公開求人数※2024年4月現在 | 377,669件 |
公務員公開求人数※2024年4月現在 | 49件 |
得意分野・特徴 |
|
主な機能 | 大手サイト求人を一括検索 |
出典:https://tenshoku.nifty.com/
公務員転職に向いているサイト・エージェントの選び方
公務員転職をする上で、重要な転職サイト・エージェントの選び方について3つ紹介します。
- 公開求人数の多さ
- 公務員試験の対策をしてくれるかどうか
- 評判・口コミの確認
公開求人数の多さ
転職をする上で重要なポイントが公開求人数の多さです。
求人数が多いと、選択肢の幅が広がるので、自分の希望条件に合った転職先を見つけやすくなるでしょう。
公務員のみの求人は、一般的な企業の求人と比べて数が少ないため、求人数が多い転職エージェントを選ぶことをおすすめします。
公務員試験の対策をしてくれるかどうか
転職エージェントの中には、公務員試験の対策を一緒にしてくれる会社もあります。
職種別・転職先の地域によって傾向が異なるため、対策を十分に行う必要があります。
評判・口コミの確認
転職エージェントを実際に利用した人の声は、参考にすべきポイントです。
サポート内容の充実さ・キャリアアドバイザーによる指導の適切さなど、確認するポイントを決めておくと転職エージェントの比較がしやすいです。
転職を考える前に基本情報を確認!公務員とは?職種・資格をご紹介
ここからは、公務員の種類や応募できる採用枠、転職に役立つ資格・スキルなどを解説していきます。
公務員の種類
公務員と一言で言っても、実はいくつか種類があります。公務員の中でも種類によって、仕事内容や役割は異なります。
国家公務員
国家公務員とは、国の機関で働く人のことを指します。
そして、国家公務員の中でも一般職と総合職に分けることができます。
- 一般職:行政職員
- 総合職:財務省・外務省・経産省・警察庁など
地方公務員
地方公務員は、都道府県や市区町村などで勤務する職種です。
特に特に地方公務員の中でも市区町村への勤務に需要があるようです。
- 一般職:都道府県・市区町村の教育や警察部門
- 特別職:地方公共団体の知事や副知事・地方議会の議員長など
公務員の採用枠
公務員に転職する上で、一般枠と社会人枠があります。それぞれの特徴はどういったものなのでしょうか。
一般枠 |
|
---|---|
社会人枠 |
|
公務員になる上で、自分がどちらに該当するかを事前に把握しておきましょう。
公務員への転職で役立つ資格・スキル
公務員へ転職する際、どういった資格があれば有利に働くのでしょうか。
- 宅地建物取引士
- FP関連
- 中小企業診断士
- 英語検定
- TOEIC
そして、地域住民とのやり取りで円滑に物事を運ぶためのコミュニケーション能力や、公文書を作成するスキルなども求められます。
また、スムーズに業務を進めるためには、根回しをする能力に長けていることが強みになる場合もあります。
公務員へ転職してよかったと感じるケース
ここからは、公務員に転職してよかったと感じるケースについて、いくつか例を紹介しましょう。
- 休日はきちんと休める
- ノルマがない
- 倒産やリストラがない
①休日はきちんと休める
公務員になると、休日はしっかりと休める点は大きなメリットです。オンとオフをきっちりつけられる点は、公務員の特権だと言えるでしょう。
また、女性の場合は有給休暇も取りやすく、子育てがしやすい環境です。産休や育休なども整っているため、後々に復帰してから仕事と家庭の両立もできます。
②ノルマがない
民間企業で働いている場合、職種にもよりますがノルマに追われることは少なくありません。
一方で公務員の場合は、ノルマという数字に追われることがないためプレッシャーから逃れられます。
③倒産やリストラがない
公務員が働く職場は国が運営しているものです。そのため、基本的には倒産することはなく、リストラもありません。
定年まで安定して働けることから、将来的にも安心して過ごせる点は公務員のメリットです。
公務員へ転職して後悔するケース
次に、公務員に転職して後悔するかもしれないケースについて、いくつか例を紹介します。
- サービス残業がある
- 効率的ではない業務が多い
- 民間に比べて年功序列が根付いている
①サービス残業がある
「公務員は残業がないから楽」と考えている人は注意が必要です。
また、残業代の予算を超過した分はいわゆる「サービス残業」となるため、肉体的な疲労が溜まる可能性は否めません。
②効率的ではない業務が多い
民間企業のようにITや業務効率化に関して、公務員は遅れを取っています。そのため、効率の悪い面倒な業務が多い点はデメリットと言えるでしょう。
③民間に比べて年功序列が根付いている
古くからの風習がなかなか変わらない点は、公務員の良いところでもあり変わるべき部分と言えます。
年功序列は民間企業よりも根付いているため、若くして実績を挙げていてもなかなか昇進できないことは少なくありません。
公務員への転職を成功させるコツ
ここでは、公務員への転職を成功させるコツをご紹介します。
- 事前リサーチをしっかりと行う
- 一般教養対策を行う
- 論文対策を行う
- 予備校を活用する
- 民間企業で得た経験を公務員としてどのように活かすか明確にする
事前リサーチをしっかりと行う
公務員への転職を成功させるには、まずは事前リサーチをしっかり行いましょう。なぜなら、民間への転職と違い、公務員への転職は複雑だからです。
公務員には国家公務員と地方公務員があります。どちらも試験内容や日程が異なるため、自分がなりたい職種のリサーチをしっかりと行っておくべきです。
一般教養対策を行う
公務員試験には一般教養を問う試験があります。一度社会人になると、学生時代に学んだことは忘れている可能性が高いです。再度、一般教養を勉強し直す必要があります。
難易度は高卒から大卒程度ですが、こちらも受ける職種によって変わってくるのでしっかりとリサーチしておくようにしましょう。
論文対策を行う
公務員試験には論文試験があります。民間企業からの転職となると論文試験は、難しく感じるかもしれません。というのも、民間企業では論文を採用に取り入れているところは少ないです。
そのため、書き方が分からない人は多いと思います。
社会人では、長い文章を書く機会が多くありません。よって、論文を苦手とする方は非常に多いのです。書籍や予備校でしっかりと対策を行っておきましょう。
予備校を活用する
公務員への転職を成功させるためには、予備校を活用しましょう。社会人として働いている中での独学は、モチベーションの維持が難しいです。
また、独学では難しい論文対策や面接対策にも抜かりありません。さらに、一緒に勉強する生徒もいますので、モチベーションアップに繋がります。
予備校はコストがかかりますが、その分のリターンは大きいです。本気で公務員への転職を望んでいるならば、予備校は活用すべきでしょう。
民間企業で得た経験を公務員としてどのように活かすか明確にする
公務員へ転職する場合、民間企業で得た経験を公務員としてどのように活かすかを明確にしておきましょう。「公務員は楽そう」「倒産の心配がない」このような理由はNGです。
採用する側も、民間企業で得たあなたの経験を求めています。そのため、自分の経験をどう活かしていくべきか明確にしておきましょう。
公務員へ転職する際の志望動機の書き方
ここからは、公務員へ転職する際の志望動機の書き方について、ポイントを解説します。
- 公務員としてのビジョンを明確にする
- 民間との違いを書く
- 今までの経験をどう活かせるかを書く
①公務員としてのビジョンを明確にする
公務員として働く上で、自分は国や地域のためにどういった貢献をしたいかというビジョンを明確にすることが重要です。
採用してから、どういった活躍が期待できるかをイメージしてもらいやすい志望動機がベストです。
②民間との違いを書く
大前提として、民間と公務員の違いは営利目的であるかそうでないかです。
民間のように特定の人に対してサービスを提供したいという限られたニーズを追うのではなく、地域の人すべてに対してサービスを届けたいという想いを伝える方が良いでしょう。
③今までの経験をどう活かせるかを書く
民間企業で働いていた時の経験や身に付けたスキルを、いかに公務員として活かせるかを伝えることは非常に重要です。
例えば、営業職で働いていたい人の場合は、身に付けたコミュニケーション能力で地域の人と積極的に対話ができる点は魅力的と言えるでしょう。
また、問い合わせ対応をしていた場合は、地域住民からの電話に対して円滑に対応できる、丁寧かつ親身に案内ができるなどは人材として欲しいと感じてもらえる可能性があります。
公務員へ転職するには年齢制限がある
ここからは、公務員への転職時に注意したい年齢制限について解説していきます。
国家公務員一般枠試験の上限は30歳
国家公務員の一般枠試験は、基本的に年齢の上限が30歳未満と設定されています。
なお、社会人枠の場合は30歳以上でも受験可能ですが、中には40歳未満という制限付きのものもあります。
地方自治体は30歳以上限定という場合がある
一方で、地方公務員の場合は30歳以上でなければ受験できない試験もあります。
また、民間企業での職歴経験が5年以上、あるいは10年程度までなど制限が設けられている場合もあります。
上限年齢がない場合もある
そして、国家公務員・地方公務員ともに経験者採用の場合は、年齢に対して上限を設けていない場合もあります。
【よくある質問】公務員への転職は難しい?
まとめ
この記事では、公務員に転職する上でおすすめの転職サイトを紹介し、転職に役立つ資格・スキルや志望動機を書く際のポイントなどを解説しました。
公務員は安定して働けるため、将来を考えても安心です。また、しっかりと休めることやノルマがないなど、民間に比べて精神的に楽になる点もあるでしょう。
しかし、一方で昇進がしにくいこと、サービス残業が多いなどの後悔する点もあります。
転職を考えている人は豊富な公務員求人を扱っている転職エージェント・サイトを活用することで、理想に近い働き方に出会えるでしょう。