
高卒におすすめの転職エージェント7選!求人数比較ランキングも紹介
「高卒だけど転職エージェントは利用できる?」「高卒におすすめの転職エージェントはある?」そんな疑問をもつ人もいるのではないでしょうか。

しかし、自分に合った転職エージェントでないと、思うようなサポートが受けられないこともあるかもしれません。
そこで今回は、高卒におすすめの転職エージェントや、転職エージェントの活用ポイントについて詳しく解説していきます。
- 高卒におすすめの転職エージェント
- 公開求人数の多い高卒におすすめな転職エージェントランキング
- 高卒の人が転職エージェントの活用ポイント
高卒で転職を検討しているという人は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
高卒でも転職エージェントを利用できる?
転職エージェントとは、求人紹介や面接対策といったサポートを提供するサービスのことです。
転職エージェントは大卒以上の方を対象としたサービスだと思っている人もいるかもしれませんが、高卒の方が利用できる転職エージェントもあります。
まずは、高卒の方におすすめの転職エージェントから確認していきましょう。

高卒におすすめの転職エージェント7選
リクルートエージェント
- 業界最大級の保有求人数
- 転職業界に詳しいキャリアアドバイザーがサポート
- 転職ノウハウなどもチェックできる
業界最大級の求人を保有しているのがリクルートエージェントの大きな特徴です。公開求人も多いものの、非公開求人はさらに多く、選択肢が広くなるでしょう。
応募書類の添削や面接対策はもちろん、独自分析した企業情報を提供してもらうこともできます。
運営会社 | 株式会社リクルート |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年3月11日時点 | 172,110件 |
対応エリア | 全国 |
出典:リクルートエージェント
マイナビエージェント
- キャリアアドバイザーは各業界の専任制
- 丁寧なヒアリングでマッチング力が高い
- 全国各地に拠点があり直接面談も可能
マイナビエージェントのキャリアアドバイザーは、各業界の専任制となっています。
企業への営業担当であるリクルーティングアドバイザーが会社の雰囲気を共有してくれるため、求人票だけではわからない情報をチェックできるのもポイントです。
時間外や土曜日でも相談することができるため、仕事をしながらの転職活動もスムーズです。

運営会社 | 株式会社マイナビ |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年3月11日時点 | 34,840件 |
対応エリア | 全国 |
出典:マイナビエージェント
doda
dodaは転職サイトと転職エージェント、どちらの使い方もできるサービスです。
公開求人も業界最大級ですが、エージェントサービスであればさらに非公開求人も検索することができます。
転職活動の疑問や悩みを解消する転職オンライン予備校を毎月開催しているため、まずはここから活用してみるのもいいでしょう。

運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年3月11日時点 | 125,672件 |
対応エリア | 全国 |
出典:doda
マイナビジョブ’20s
- マイナビグループの20代専門転職支援サービス
- 専任キャリアアドバイザーによるサポート
- 適性診断で自分を分析
マイナビジョブ’20sは、マイナビグループ唯一の20代専門転職支援サービスです。20代の若手の人材を求めている求人との出会いをサポートしてくれます。
信頼性の高い適性診断を受けることができるのも、マイナビジョブ’20sに登録する大きなメリットです。自己分析の助けになるでしょう。

運営会社 | 株式会社マイナビ |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年3月11日時点 | 2,632件 |
対応エリア | 全国 |
出典:マイナビジョブ’20s
就職shop
- 未経験者向け求人に特化
- 既卒、フリーター、高卒がターゲット
- 書類選考なし面接からスタート!
就職shopは、主に既卒、フリーター、高卒向け求人を多く取り扱っている対面型の転職支援サービスです。
また、紹介先の企業は全て直接訪問して取材した求人であるため、労働環境、職場の雰囲気、教育体制など入社前に概要を把握することが可能です。
未経験から正社員を目指している方、書類選考無しで面接を受けたい方におすすめです。

運営会社 | 株式会社リクルート |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年6月29日時点 | 10,000件以上(非公開求人を含む) |
対応エリア | 首都圏・関西中心 |
参照:公式サイト
DYM就職
- 第二新卒・既卒・フリーター・ニートがターゲット
- 正社員求人が中心
- 書類選考なしで面接に進める求人もある
DYM就職は、第二新卒・既卒・フリーター・ニートといった、社会人経験の少ない方をサポートする転職エージェントです。
公開求人は少ないものの、保有求人のほとんどが非公開求人で、転職エージェントを利用すれば未経験歓迎や研修制度が充実している優良企業求人をチェックすることができます。
企業との強いつながりがあるため、書類選考なしで面接まで進める求人もあります。

運営会社 | 株式会社DYM |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年3月11日時点 | 43件 |
対応エリア | 全国 |
出典:DYM就職
安定のお仕事
- 20代の未経験転職専用エージェント
- フリーター、第二新卒、非大卒向け求人多数
- IT系資格を無料で取得できる
安定のお仕事は、フリーター、第二新卒、非大卒の転職に特化した転職エージェントです。
安定のお仕事では、内定取得率98%、定着率95%の安心の実績を誇ります。
また、合格率100%の実績がある資格対策講座を無料で提供。実務に役立つパソコン操作や、DX時代の必須スキルであるネットワーク、サーバー関連資格の取得を目指すことができます。

運営会社 | 株式会社安定のお仕事(MAPグループ) |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年3月11日時点 | 1万件以上 |
対応エリア | − |
高卒向け転職エージェント|公開求人数比較ランキング
※記事内で紹介した転職サイトの公開求人数を比較し、多いものから順にランキング形式でご紹介します。
※情報は2022年3月11日時点のものです。最新情報とは異なる可能性があります。
1位:リクルートエージェント(公開求人数:172,110件)
- 業界最大級の求人数を保有
- 転職業界に詳しいキャリアアドバイザーがサポート
- 転職ノウハウなどもチェックできる
2位:doda(公開求人数:125,672件)
- 転職サイトと転職エージェント両方の機能
- 転職オンライン予備校を毎月実施
- 転職サポートツールが充実
3位:マイナビエージェント(公開求人数:34,840件)
- キャリアアドバイザーは各業界の専任制
- 丁寧なヒアリングでマッチング力が高い
- 全国各地に拠点があり直接面談も可能
【転職の参考に】高卒の平均年収を解説
高卒と大卒の年収を、年齢ごとに分けて表にまとめました。
学歴社会の風潮はなくなりつつあるものの、年齢を重ねるごとにその差は広がり、生活をしていくうえで学歴による年収差はかなり大きいと言えるでしょう。

年齢階級 | 高卒の年収 | 大卒の年収 |
---|---|---|
20~24歳 | 236万3,400円 | 273万3,600円 |
25~29歳 | 260万7,600円 | 309万3,600円 |
30~34歳 | 279万1,800円 | 353万5,200円 |
35~39歳 | 300万7,800円 | 398万0,400円 |
40~44歳 | 319万9,800円 | 442万0,200円 |
45~49歳 | 340万3,800円 | 481万4,400円 |
50~54歳 | 347万3,400円 | 545万1,600円 |
55~59歳 | 352万6,200円 | 538万6,800円 |
60~64歳 | 284万4,600円 | 411万1,800円 |
参照:厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況『学歴別』」
高卒の転職におすすめの業界を紹介
ここでは、高卒の転職におすすめの業界を紹介します。こちらで紹介する業界は、求人数が多く比較的転職しやすい業界です。
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IT業界
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飲食業界
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運送業界
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公務員
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介護業界
それぞれ、みていきましょう。
IT業界
高卒の転職におすすめの業界1つ目は「IT業界」です。IT技術は私たちの生活には欠かせないインフラとなっています。
また、IT業界はリモートワークにも対応しやすい業界であることから、ライフワークバランスを大切にできるといった魅力もあります。
飲食業界
高卒の転職におすすめの業界2つ目は「飲食業界」です。飲食業界は慢性的な人手不足のため、高卒の転職では狙いやすい業界になります。
ただ、ブラック企業も多いので、評判や口コミをしっかりとチェックすることが大切です。

運送業界
ドライバーは都心や田舎を問わずに働くことが可能なため、手に職をつけることで、どのエリアに住んでも就職に困らないでしょう。
ドライバーの人材を募集している企業は多く、人材獲得のために福利厚生を充実させている企業は少なくありません。

公務員
高卒の転職におすすめの業界4つ目は「公務員」です。高卒でも条件を満たすことで、公務員を目指せます。
高卒で目指せる地方公務員には「事務職」や「技術職」、国家公務員には「刑務官」や「入国警備官」があります。
公務員試験に合格する必要がありますが、安定した仕事に就きたい人は公務員試験に挑戦するのもよいでしょう。

介護業界
介護業界は未経験者を歓迎している求人が多いため、高卒で異業種からチャレンジしやすい業界と言えます。未経験からでも、入職後に研修などが充実しているので、介護職としての専門性を高めることができます。

高卒が転職する際のポイント・コツを解説
高卒の転職は、大卒の転職に比べると難しい傾向があるため、高卒で転職する際のポイントを把握しておくことは重要です。
ここでは、高卒が転職時に意識するポイントを解説します。これから転職を考えている高卒の方は、ぜひ参考にしてください。
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できるだけ早めに転職する
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誰にも負けない絶対的なスキルを身につける
-
転職エージェントを利用する
それぞれ、具体的に解説します。
できるだけ早めに転職する
高卒が転職する際の1つ目のポイントは「できるだけ早めに転職する」ことです。転職は年齢が若いほうが有利に働きます。高卒で転職する際、大卒がライバルになることは珍しくありません。
そのため、高卒で転職する場合はできるだけ早めに行動することをおすすめします。
誰にも負けない絶対的なスキルを身につける
高卒が転職する際の2つ目のポイントは「誰にも負けない絶対的なスキルを身につける」ことです。学歴の差を埋めるためには、絶対的なスキルを身につけることは必須と言えます。
例えば、プログラミングや動画編集などは学歴関係なく、スキルのみで評価されます。そのため、ある業界への転職を考えるならばその業界に必要となるスキルを身につけておきましょう。

転職エージェントを利用する
高卒が転職する際の3つ目のポイントは「転職エージェントを利用する」ことです。高卒が転職する場合、1人で転職活動をしても、良い転職先を見つけることは現実的ではありません。
転職エージェントでは、あなたに合った求人を紹介してくれるとともに、書類添削や面接のアドバイスなど手厚い転職サポートを受けられます。
そのため、初めて転職する方でもアドバイザーの転職サポートのもと、安心して転職活動を進めることができます。

高卒の転職に強い転職エージェントの選び方
高卒OKの求人が多い転職エージェントを使う
転職エージェントの中には、高卒のサポートを行っていないケースもあります。
高卒でも応募できる求人を多数持つ転職エージェントであれば、断られてしまう心配もなく、安心して利用することができます。

自分の状況に合わせた転職エージェントを選ぶ
一概に高卒というくくりであっても、社会人経験の有無は異なるでしょう。総合型の転職エージェントは、基本的に社会人経験がある人が対象です。
高卒であっても、社会人経験が長い場合は総合型の転職エージェントでも問題ありません。

高卒が転職エージェントを利用するメリット
転職活動をすべてサポートしてくれる
転職が初めて、高校のときに学校のサポートを受けて就職活動したのみという場合、転職活動の進め方にも戸惑うかもしれません。
求人の提案はもちろん、応募書類の添削、面接対策などを受けることができるのも、転職エージェントを利用するメリットのひとつ。
書類選考が通過しやすいようなアドバイスや、面接でされやすい質問などをしっかりサポートしてくれます。

転職活動への不安を相談できる
高卒での転職は不利なのではないか、そう思って不安になることもあるかもしれません。
不安を相談する場所があるのは、転職活動を進めるうえで心強い支えになるでしょう。
スキルや経験を客観的に判断してくれる
転職活動において重要となるのは、自分の強みを企業に伝える自己アピールに力を入れることです。ただし、自分のスキルや経験についてよくわからないという人も少なくないでしょう。
同年代や同業種の人と比較した位置づけや、転職市場での評価について、アドバイザーが判断し教えてくれるでしょう。
高卒でも応募できる求人を提案してくれる
転職サイトで求人検索をした場合、募集要項が大卒以上という求人が含まれることもあるでしょう。本当に応募できる求人だけに絞れないことには、時間のロスにもなります。
応募できる求人の中から比較検討できるため、求人探しがスムーズになります。
給与交渉や退社、内定後のサポートもある
転職エージェントは、内定後のサポートまで充実しているのも、メリットのひとつ。
通常であれば給与交渉するケースは少ないため、アドバイザーが代行してくれるのはうれしいポイントです。また、円満退社のアドバイスをしてもらえるため、今の会社の退職も安心です。

高卒が転職エージェントを最大限活用するポイント
自分に合った転職エージェントでも、サービスをしっかり活用できないと効果は半減です。転職エージェントを最大限活用する方法を押さえておきましょう。
ポイント①スキルや経験は偽りなく伝える
「今のスキルや経験に自信がない」などという理由から、つい事実を盛ったりした嘘の情報をアドバイザーに伝えてしまうことがあるかもしれませんが、それはNGです。
「実務経験がある」と伝えたが実は少しやったことがあるくらいだったなど、場合によっては内定取り消しに至ってしまったケースもあります。

ポイント②希望条件は明確にしておく
業界や業種に加えて、転職で叶えたい希望の条件をはっきりさせておきましょう。
- 希望勤務地
- 希望年収
- 年間休日
- 残業の有無
- 今後やってみたい仕事
上記のような条件をきちんと伝えておくことで、アドバイザーも求人を提案しやすくなります。希望の条件や仕事の価値観などがわからないといった場合には、自己分析してみるのがおすすめです。
すべての条件を満たす求人に出会うのは難しいため、条件の中で優先順位をつけておくのもいいかもしれません。
ポイント③担当者との相性も重要
転職エージェントは1人に対し1人のアドバイザーが担当につくのが基本です。担当者との相性も、転職活動がスムーズに進むかどうかを左右するポイントになります。
- 求人や転職を押しつけない
- 希望に合った求人を提案してくれる
- 志望業界への深い知識がある
- 今後のキャリアプランも一緒に考えてくれる
- 年収・面接日などの交渉力がある
上記に当てはまり、話しやすい、相談しやすいと感じたら、相性が良い証拠でしょう。
反対に、相性が悪い担当者の場合、失敗につながる可能性が高い、時間がもったいないといったデメリットが挙げられます。
また、担当者の勧めのままに決めるのではなく、すべてにおいて自分が主導権を持つことも大切です。

ポイント④複数の転職エージェントを併用する
転職エージェントはひとつに絞らず、複数登録して利用するのがおすすめです。
担当になるアドバイザーとの相性も転職活動に影響するため、いいアドバイザーを比較検討しやすくなるでしょう。

高卒の転職についてよくある質問
まとめ
今回は、高卒の方の転職エージェントについて解説しました。高卒の方でも転職エージェントは利用可能ですが、サービスによっては対象外といったケースもあります。
転職エージェントには、条件の良い非公開求人の紹介、自己分析のサポート、書類添削や面接対策など、転職に役立つメリットがたくさんあります。

記事内では高卒の方向けに無料で利用できる転職エージェントを紹介したため、これらのサービスを最大限活用して、希望の転職を実現してみてください。