転職先の会社を選ぶ上で、「年収は譲れない」「ボーナス事情は知っておきたい」などと収入面にこだわる方は多いでしょう。
そこで今回の記事では、東京海上日動の過去5年間の平均年収や、年齢別・職種の平均年収、ボーナス事情などについて解説します。
東京海上日動へ転職することを検討している方や、損害保険業界への転職を検討している方などは、ぜひ参考にしてください。
東京海上日動で実際に働く社員の口コミも多数紹介するので、会社選びに役立ててください。
この記事でわかること
- 東京海上日動の基本情報
- 東京海上日動の過去5年間の平均年収
- 東京海上日動のボーナス事情
- 東京海上日動の年齢別の平均年収
- 東京海上日動の職種別の平均年収
- 東京海上日動で実際に働く社員のよい口コミ
- 東京海上日動で実際に働く社員のイマイチな口コミ
- 東京海上日動への転職を成功させるコツ
- よくある質問
東京海上日動の基本情報
東京海上日動火災保険株式会社は、東京海上ホールディングズの子会社で、日本を代表する損害保険会社です。142年の歴史があり、損害保険会社のなかで首位クラスの規模を誇っています。
東京海上日動は、日本初の保険会社かつ本格的株式会社として、1879年に創業されました。
46の国・地域の海外拠点を有し、駐在員に308名、現地スタッフ数に約33,000名配属し、海外保険事業展開に力を入れています。
会社名 | 東京海上日動火災保険株式会社(以下、東京海上日動) |
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創業 | 1879年(明治12年)8月 |
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取締役社長 | 広瀬 伸一 |
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本社 | 東京都千代田区大手町二丁目6番4号 |
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資本金 | 1,019億円 |
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正味収入保険料 | 2兆2,613億円(2020年度) |
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総資産 | 9兆5,624億円 |
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従業員数 | 17,176名 |
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国内営業網 | 127営業部・支店、350営業室・課・支社、22事務所 |
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損害サービス拠点 | 232ヵ所(国内) |
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代理店数 | 46,936店(国内) |
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※東京海上日動火災保険株式会社公式サイト「会社概要」より
東京海上日動の平均年収は?ボーナス事情も解説!
転職をする上で、転職先の平均年収やボーナス事情について知っておきたい方は多いでしょう。
ここでは、東京海上日動の過去5年間の平均年収とボーナス事情について解説します。
東京海上日動の過去5年間の平均年収
東京海上日動が公式サイトで公開している有価証券報告書をもとに、東京海上日動の2017年から2021年の平均年収を解説します。
2021年3月期の有価証券報告書には、平均年収は772万5,842円と示されています。
dodaの公式サイトが行った「平均年収ランキング(96業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」によると、損害保険業界の平均年収は468万円といったデータが出ています。
上記のことから東京海上日動の平均年収は、損害保険業界の平均年収と比較しても、高水準であることが明らかになっています。
| 平均年収 |
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2017年3月 | 829万1,370円 |
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2018年3月 | 851万8,092円 |
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2019年3月 | 816万9,613円 |
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2020年3月 | 757万8,953円 |
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2021年3月 | 772万5,842円 |
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※EDINET「書類検索」より
※dodaの公式サイト「平均年収ランキング(96業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」より
東京海上日動のボーナス事情
東京海上日動のボーナスは、夏・冬と年に2回支給されます。転職会議の「東京海上日動火災保険株式会社のページ」では、ボーナスについての下記の口コミが上がっていました。
1年目の夏のボーナスで、基本給の約1ヶ月半分支給された
1年目でも6月のボーナスを基本給の約1ヶ月半分もらえた。12月のボーナスからは基本賞与・業績賞与ともに控除なしで満額支給でした。(20代女性/320万円/一般/営業アシスタント)
ボーナスは業績と連動しているため、年によって年収が異なる
年収は高いが、内訳としたら月収は他の会社と同等、ボーナスが比較的高いもの。ただし、業績と連動しているため、年にとっては3桁万円の年収のブレがあり得る。(30代後半女性/年収1,000万円/課長クラス/Webマーケティング)
※転職会議「東京海上日動火災保険株式会社のページ」より
東京海上日動のボーナスは、業績と連動しているため、業績が悪化した年は年収が低くなる可能性もあるとのことです。
東京海上日動で実際に働く社員の口コミを紹介!
転職先を検討する際は、実際に働く社員の口コミや評判などリアルな意見が気になる方は多いでしょう。ここでは、東京海上日動で実際に働く人のよい口コミとイマイチな口コミを紹介します。
東京海上日動で実際に働く社員のよい口コミ
まずは、東京海上日動で実際に働く社員のよい口コミから紹介しましょう。下記で紹介するのは、転職会議の東京海上日動火災保険株式会社のページより抜粋した口コミです。
世の中でイメージされている通りで年収が高い
世の中のイメージ通り年収は高いです。月給はそこまで高くないですが、ボーナスで大きく年収が引き上がります。
同業他社と比べても年収が恵まれている
年収は同業他社と比較しても非常に恵まれていると感じる。残業代がなくともある程度の年収はいく。
同年代と比較しても年収面で恵まれている
相対的に、同年代と比較すると年収面では恵まれていると感じる。
福利厚生が充実している
国内でこれほど福利厚生が充実している会社は数えるほどしかないと思う。特に住宅手当に関しては寮で5000円、社宅の場合は2割と破格である。
休暇が取りやすい
休みは取りやすいです。5連休を年に2回有給と別に取得できるので、他の会社ではできない旅行がたくさんできますね。
産休・育休などの制度が充実している
産休育休などの制度は充実しています。年に2回連休を取れるのも嬉しい点です。みなさん頻繁に海外に行かれています。
社員も上司もいい人ばかり
社員も上司もいい人ばかりだった。特に上司は厳しいことも言われるが、しっかりとフォローしてくれ、尊敬できる人が多かった。
優秀な社員が多い
優秀な社員が多い。最近はコンプライアンス関係が厳しく言われるようになったこともあり、管理職も自分の発言に気をつけるようになっているのではないかと思う。
フランクに接してくれる社員が多い
社内が本当に暖かく、皆さん優しい。どなたに聞いても丁寧に教えてくださるし、フランクに接してくださる。
※転職会議「東京海上日動火災保険株式会社のページ」より
年収やボーナスなどの収入面をはじめ、福利厚生や休暇などの働き方についてのポジティブな口コミが多く上がっていました。
東京海上日動で実際に働く社員のイマイチな口コミ
時短になると大幅に給与が下がる
時短になると給与が大幅に削減される。手取りで約4割カットされた。
全国転勤型と地域限定型で給与水準が異なる
全国転勤型と地域限定型では、給与水準が全く異なる。地域限定型では家賃補助もなく、一人暮らしでやっていけるほどの手取りもない。
職種によってはお客様から心ないことを言われるケースもある
損害サービスの仕事はお客様から心ないことを言われることが多く、精神的に辛くなってしまった。
成長を望むことは難しい業界である
安定性がある一方で成長を望むことは難しい業界であると感じています。売上の半分は自動車保険で賄っている。
明確なキャリアビジョンをもっていない社員もいる
社員みんなが明確なキャリアビジョンをもって毎日仕事をしているわけではないことを理解してほしい。正直日々の業務をこなすのに精一杯。
※転職会議「東京海上日動火災保険株式会社のページ」より
収入面に関することはポジティブな口コミが多い反面、働く条件や状況によっては、収入面に不満を持つ社員もいるようです。
東京海上日動への転職を成功させるコツ
東京海上日動への転職成功させるためには、転職エージェントを活用することをおすすめします。転職エージェントを活用すべき理由は、下記の通りです。
転職エージェントを活用すべき理由
- 非公開求人を保有している
- 業界や会社に特化した選考対策ができる
- 年収・待遇などの交渉ができる
非公開求人を保有している
多くの転職エージェントは、転職サイトや会社の公式サイト・採用サイトなどに掲載されていない「非公開求人」を保有しています。
非公開求人は、給与水準が高かったり、ハイグレードであったりするケースが多いとされています。
そのため、転職サイトや公式サイトに求人がないからといって諦めるのではなく、転職エージェントで非公開求人を探すことをおすすめします。
転職エージェントによっては、東京海上日動の非公開求人を保有している可能性もあるので、積極的に活用しましょう。
業界や会社に特化した選考対策ができる
転職エージェントは、業界や会社に関する知識やノウハウを蓄積しています。例えば、過去どのような転職希望者が内定をもらったのか、落ちたのかなど、数多くのデータを持ち合わせています。
転職エージェントによっては、損害保険業界のデータのみでなく、東京海上日動のデータを持ち合わせている可能性もあります。
年収・待遇などの交渉ができる
多くの転職エージェントは、年収や待遇などの交渉を代理で行ってくれます。
個人で求人に応募して選考をした場合、「どのタイミングで年収や待遇などの交渉すればよいのだろう」と不安やストレスを感じる方も多いでしょう。
しかし、転職エージェント経由であれば、担当のキャリアアドバイザーが直接会社の担当者と連絡をとってくれるため、その点も安心できます。
少しでも自分の希望に近い条件で転職をしたければ、転職エージェントを活用することをおすすめします。
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よくある質問
東京海上日動火災保険株式会社は、日本で初めに設立された、損害保険会社です。国内の損害保険会社のなかで首位クラスの規模を誇っていることはもちろん、グローバル展開にも力を注いでいる会社です。
東京海上日動の公式サイトで公開している2021年3月期の有価証券報告書では、東京海上日動平均年収は772万5,842円と示されています。doda公式サイトが行った「平均年収ランキング(96業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」の損害保険業界の平均年収468万円と比較すると、東京海上日動の平均年収が高水準であることがわかります。
東京海上日動のボーナスは、夏と冬の年に2回支給されます。転職会議の「東京海上日動火災保険株式会社のページ」では、「業績と連動しているもののボーナスは比較的高い」とボーナスに対するポジティブな口コミも見受けられました。
転職会議「東京海上日動火災保険株式会社のページ」で上がっている口コミには、年収やボーナスなどの収入面、福利厚生や休暇などの働き方についてのポジティブな書き込みが多く見受けられました。また、「社員や上司がいい人ばかり」などの人間関係に関する肯定的な意見も上がっていました。
東京海上日動で実際に働く社員のイマイチな口コミは?
転職会議「東京海上日動火災保険株式会社のページ」で上がっている口コミには、時短で給与が下がることや、全国転勤型と地域限定型で給与水準が異なるなど、収入面に関するネガティブな書き込みも少し上がっていました。収入面に関することは肯定的な意見が多いことは確かですが、働く条件や状況によっては不満を持っている社員もいるようです。また、職種によってはお客様対応でストレスを感じているといった口コミも少し見受けられました。
東京海上日動への転職を成功させるためには、転職エージェントを積極的に活用することがおすすめです。多くの転職エージェントは、非公開求人を保有しているので、東京海上日動の非公開求人を保有している可能性もあります。また、転職エージェントは、業界や会社に特化した選考対策のサポートしてくれたり、年収や待遇などの交渉を代行してくれたりするなど、サポートも充実しているので転職希望者にとって利点ばかりです。
まとめ
今回は、東京海上日動の基本情報をはじめ、過去5年間の平均年収や、年齢・職種別の平均年収、ボーナス事情、東京海上日動で実際に働く社員の口コミなどを紹介しました。
東京海上日動は、損害保険業界の平均年収と比較して給与水準が高いです。ボーナスに関しても、「業績と連動してはいるものの金額には満足している」といったポジティブな声も多く見受けられました。
年功序列で年収がアップする傾向もあるので、長く安心して働ける会社です。
損害保険業界へ転職したいと考え、「給与水準が高い会社で働きたい」「グローバル展開している会社に勤めたい」などと思っている方に、東京海上日動はおすすめです。