リクルートエージェントの評判を徹底調査！口コミがひどいって本当？

大手転職サービスのひとつ「リクルートエージェント」は、幅広い業界の求人を保有しており、高い知名度を誇ります。

しかし、多くの人が利用することもあり、当然いい評判ばかりではありません。一定数の残念な評判や口コミを目にすることもあるでしょう。

ネガティブな評判があると、使うべきサービスなのかどうかと不安を感じてしまう人もいるかもしれません。

リクルートエージェントの本当のところはどうなのか、事前に確認しておきたいところです。そこで今回は、リクルートエージェントの評判を徹底的に調査してみました。

「転職したいけど活用すべき？」と悩んでいるなら、ぜひ参考にしてみてください。

リクルートエージェントの良い評判・口コミの傾向

まずは、リクルートエージェントについての良い口コミにはどんなものがあるか確認していきましょう。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

担当者が親身に話を聞いてくれた

転職エージェントは、担当者と一緒に転職活動を進めていく仕組みです。「しっかりヒアリングしてくれた」「やる気のある担当者だった」など、担当者のサポートについての良い評判が多数ありました。

転職活動をスムーズに進めるにあたり、担当者の良し悪しは大きな影響を及ぼします。

求職者の意向にきちんと耳を傾けてくれる担当者であれば相談もしやすく、心強いでしょう。

担当者による差はありますが、比較的熱心に対応してくれる人が多いようです。

未経験の業界でも転職ができた

「未経験でも応募できる求人がたくさんあった」「自己分析をサポートしてもらい、無事未経験職種に転職できた」という声もありました。

未経験歓迎、研修充実といった求人なら、安心して飛びこむことができるでしょう。また、担当のキャリアアドバイザーのサポートでアピールしやすくなったという口コミも多いよう。

これまでとは異なる職種や業種に飛び込みたいと考えている人にも、リクルートエージェントはいいかもしれません。

毎日新しい求人が届いて仕事を探しやすかった

異なる職種や業種に飛び込みたいと考えている人にも、リクルートエージェントはおすすめです。

毎日数件～数十件の求人が届き、比較検討がしやすかった」「面談したらおすすめの求人がたくさん届くので自分で探す手間が省けた」という口コミも多く見られました。

また、おすすめされた求人から絞り込んでいく方法で転職先を検討する方法もあります。忙しくて異なる職種や業種に飛び込みたいと考えている人も、リクルートエージェントなら自分にぴったりの仕事が見つかるかもしれません。

求人数が多く選択肢が広がった

特に多かったのは、求人数の豊富さについて良いと感じている口コミです。保有求人の多さは、業界大手であるリクルートエージェントの強みのひとつ。

待遇や福利厚生、給与など、条件を細かく見比べたいという人には、うれしいポイントになるようです。たくさんの求人をチェックすることでこれまで知らなかった仕事や企業に出会えることもあるでしょう。

一般には公開されていない優良求人に出会えた！という声もありました。

転職サポートツールが便利だった

「充実した書類を作るために職務経歴書エディターがあるリクルートエージェントを活用した」「マイページですべて管理できたので、転職活動がスムーズだった」などという口コミも目立ちました。

中でも、簡単に職務経歴書が作成できる職務経歴書エディターの便利さを挙げる声が多数見られました。

多くの求職者を支援してきたリクルートならではサポートツールが無料で使えるのは、大きな特徴でしょう。

リクルートエージェントはひどい？イマイチな評判・口コミの傾向

良い口コミをチェックしたら、続いてはイマイチな口コミです。

リクルートエージェントの口コミはひどいと耳にしたことがある人もいるかもしれませんが、実際にはどのような点に残念と感じた人がいるのか押さえていきましょう。

それぞれの評判について、詳しく確認していきましょう。

担当者がイマイチだった

担当者についてのいい口コミも多数ありましたが、イマイチだったという口コミも一定数ありました。

もちろんキャリアアドバイザーも人間でそれぞれ性格も異なるため、相性が悪く残念と感じることがあるのは仕方のないことです。

どんな人が担当につくかは、運次第。担当になるキャリアアドバイザーによっては、評判が大きく分かれるようです。

紹介される求人の数が多すぎる

たくさんの求人がメールで紹介されますが、その数が多すぎて選びきれないと感じる人もいるようです。多い場合は全てに目を通すだけでも大変な作業になります。

希望にマッチしていない求人もあり、適当に送られているのではないか、本当に自分におすすめなのかがわからなかったという声もありました。

選択肢が多すぎると、かえって大変になるケースもあります。

希望と違う求人を提案された

提示した希望条件と異なる求人を提案され、「寄り添ってくれないように感じられた」という声も多くありました。

経歴やスキルによってはもちろん全て希望通りの求人とはならないかもしれませんが、その数が多いと不満につながるでしょう。

興味のない求人ばかりを提案されると残念な気持ちになるでしょう。自分に合う求人がスムーズに見つからず、転職に焦ってしまうこともあるようです。

合う合わないを自分できちんと見極める必要があるかもしれません。

専門的な職種や業界の仕事は見つからないこともある

「求人数は多いものの、希望する業種や業界がニッチでマッチする求人に出会えなかった」という口コミもありました。

キャリアアドバイザーに専門的な分野の話がきちんと通じなかったという意見もあります。

専門的な求人の場合、リクルートエージェントのような総合サービスではなく、業界特化型の転職サービスを併用した方がいいかもしれません。

面談の予約がなかなか取れなかった

「サービスの内容に不満はありませんでしたが、担当者が忙しくなかなか電話がつながらなかったり、日程調整に手間取ってしまった」など、連絡がスムーズにいかなかったという声も見られました。

仕事をしながらの転職活動を進める場合、面談ができる時間帯はどうしても限られてしまいます。

担当のキャリアアドバイザーとのスケジュール感がうまくかみ合わないと、連携が取りにくくなる可能性もあるでしょう。

できるだけ早く転職活動を進めたいという人にとって、大きなデメリットになりえます。

評判から考えるリクルートエージェントがおすすめな人の特徴

たくさんの選択肢が欲しい人

リクルートエージェントの特徴は、保有している求人が多い点にあります。細かい条件を見比べながら応募する求人を探したい人には、保有求人の多いリクルートエージェントは最適でしょう。

選択肢を広げたいなら、リクルートエージェントのように多くの求人を保有するサービスで、条件を絞り込みすぎずに検索してみるのがおすすめです。

条件や待遇が良い、より自分に合う仕事が見つかる可能性が広がります。

自分に合う仕事が分からない人

「どんな仕事が合うのかわからない」という人にも、リクルートエージェントはおすすめです。

たくさんの求職者をサポートしてきた転職のプロが、これまでの経験やスキルなどから、おすすめの職種や業種を提案してくれるでしょう。

今後のキャリアを見据えたアドバイスが欲しいなら、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーに相談してみるといいかもしれません。

ひとりで転職活動をするのが不安な人

ひとりで転職活動をする場合、求人探しから応募、面接日の調整など、しなくてはならない項目がたくさんあります。仕事をしながら転職活動をするのは意外と大変です。

「転職活動が初めて」「ひとりで転職活動を進めるのは不安」という人には、担当者がついて二人三脚で転職活動ができるリクルートエージェントがいいでしょう。

応募書類の作成方法や選考対策などのサポートにより、自信をもって選考に臨むことができるかもしれません。

また、年収や待遇の条件交渉をしてほしいという人にも、交渉力に長けたキャリアアドバイザーを頼れるというメリットは大きいでしょう。

どう進めていけばいいか逐一教えてもらうこともできるため、転職活動が初めてでも安心です

転職の悩み相談をする相手がほしい人

転職の悩みはそう気軽に相談できるものではありません。その点客観的な立場で話を聞いてくれるキャリアアドバイザーは、転職の悩みを相談するのに最適な相手です。

転職についての希望を伝えるにあたり、自分の気持ちを整理するきっかけになることもあるでしょう。

「転職するかどうか悩んでいる」といった場合でも、ひとりで悩むより相談することで方向性が定まることもあるかもしれません。

スピーディーに転職したい人

転職したいと思ったら、できるだけ早く行動に移したい人も少なくないでしょう。「一刻も早く転職したい！」と前向きな人にも、リクルートエージェントが向いています。

リクルートエージェントの担当者が転職活動のスケジュールを立ててくれたり、日程調整を代行してくれたりと、秘書のように動いてくれるのがその理由。

リクルートエージェントは基本的に面談から3ヶ月間のサポートとなっており、その間での転職成功を目指します。そのため、短い期間で転職したい人には最適です。

転職活動を効率的に進めることができるため、短期間での転職も叶えやすくなります。

評判から見るリクルートエージェントを活用するメリット

業界大手ならではの豊富な求人数から選べる

リクルートエージェントは、業界大手ならではの豊富な求人が特徴です。たくさんの求人から比較検討して自分の希望に合うかどうかチェックできるのは、大きなメリットでしょう。

「とりあえずたくさんの求人を見て比較したい」「選択肢を広げたい」といった希望があるなら、リクルートエージェントの求人数は魅力です。

非公開求人も紹介してもらえる

リクルートエージェントは、公開求人以外に非公開求人も多数保有しています。非公開求人とは、広く公開すると応募が多く集まってしまうような条件の良い求人や、企業の方針で限定公開にしている求人などのこと。

理由はさまざまですが、転職エージェントに登録しないと非公開求人をチェックすることはできません。

ハイクラス転職を希望する人にも、非公開求人の多いリクルートエージェントを利用するメリットは大きいでしょう。

数はもちろん求人の質にも定評があり、今よりもいい転職先を見つけることができる可能性が高まります。

幅広い業界・職種の求人に対応している

リクルートエージェントは、以下のように幅広い業種・職種の求人に対応しています。

さまざまな求人をチェックすることで、これまで知らなかった業界や興味のなかった業界に出会うきっかけにもなるかもしれません。

未経験の職種にチャレンジしたい、業界や職種を問わず自分に合う仕事を探したいという人は、幅広い業種・職種の求人に出会えるリクルートエージェントを活用するのがおすすめです。

未経験歓迎や研修充実の求人も多く、これまでと違う仕事にチャレンジしたい人にもいいでしょう。

キャリアアドバイザーの交渉により内定を狙いやすい

リクルートエージェントのキャリアアドバイザーは転職市場に精通しており、スキルの高い人が多いようです。企業からの信頼も厚く、交渉力の高さに定評があります。

自己PRが思いつかない、苦手といった人も、キャリアアドバイザーが上手くアピールしてくれるでしょう。

キャリアアドバイザーの交渉により、条件や待遇の希望も叶いやすくなるかもしれませんね。

ノウハウを活かした手厚いサポートを受けられる

リクルートエージェントには、これまで多くの求職者をサポートしてきた経験とノウハウがあります。それを活かした実践に即したサポートが受けられる点は大きなメリットです。

転職のプロによるサポートで、選考通過率を高めることができるでしょう。サポートは全て無料となっているため、積極的に活用するのが転職への近道です。

地方在住でも転職を実現しやすい

リクルートエージェントの対応エリアは全国です。全国各地に拠点があるため、エリアの情報も充実しています。

地方での転職を成功させるためには、地域密着型転職エージェントも併用するのがいいでしょう。

それぞれの保有する求人をチェックすることができ、転職先の選択肢を増やすことにもなります。

年収交渉も代行してもらえる

リクルートエージェントでは、年収交渉の代行も可能です。自分だけで転職活動を進める場合、年収交渉も自分でしなければなりません。

年収の希望はなかなか伝えるのが難しいため、あえて交渉しない人も多いはずです。

年収〇万円以上！という希望があるなら、その旨を面談の際に伝えたうえで求人提案してもらうといいでしょう。

評判から見るリクルートエージェントを活用するデメリット

自分に合わない求人を紹介される場合がある

リクルートエージェントは幅広い求人を保有しているのがメリットですが、自分の希望に即さない求人を提案されることもあります。

もちろん、スキルや経験を踏まえて活躍できそうな仕事や、キャリアアップにつながる仕事をあえて提案している可能性もあるでしょう。

希望条件に合わない求人が多い場合には、使うサービスを切り替えるのもひとつの方法です。また、応募を強引に進められる場合には、きちんと断ることも大切でしょう。

おすすめされたからという目線ではなく、きちんと自分で取捨選択する意識も大切です。

相性の合わない担当者もいる

リクルートエージェントのキャリアアドバイザーはスキルの高い人が多いですが、人間なので当然相性があります。相性の合わないキャリアアドバイザーが担当につくこともあるでしょう。

スムーズな転職活動のためには、キャリアアドバイザーの相性は重要です。合わないと感じたら早めに担当変更を願い出るのもひとつの方法でしょう。

担当者との相性は大切なので、合わない場合は変更の申し出をして大丈夫ですよ。

3ヶ月の利用期限がある

リクルートエージェントには、キャリアアドバイザーが担当についてくれる期限が3ヶ月と決められています。一般的に3ヶ月ほどで転職活動を終える求職者が多く、決して短い期間というわけではありません。

それ以降は、企業からのスカウトがあったときにのみ連絡がくる形になるようです。

自己分析をじっくりして今後のキャリア形成を検討したいといった人には、やや向いていないかもしれません。

ただし、担当者の判断で延長されることもあるため、面談の際には転職を希望する日程をきちんと伝えておくといいでしょう。

リクルートエージェントでおすすめのサポート機能

リクルートエージェントにはいくつかのサポート機能があり、使い勝手の良さに定評があります。その中でも特におすすめの機能をピックアップしてご紹介します。

スマートフォン用アプリ

リクルートエージェントにはアプリも用意されています。すき間時間にスマホで気軽にチェックできるため、転職活動が進めやすくなるでしょう。

新着求人の通知を受け取ったり、選考対策したり、応募・進捗状況を確認したりと、転職活動のすべての工程をアプリで行うことができます。

求人の通知がメールで届くとほかのメールに埋もれてしまうこともありますが、アプリならその心配がないのもメリットです。

面接力向上セミナー

選考の中でも特に重要となるのが面接です。

リクルートエージェントの行う面接力向上セミナーでは、自己PR・転職したい理由の伝え方、好印象の与え方など、採用したいと思われるためのポイントをまとめて学ぶことができます。

転職活動が初めて、面接に自信がないといった人は、積極的に利用して面接のノウハウを把握しておくと安心です。

職務経歴書エディター

職務経歴書は、企業へのアピールだけでなく選考にも関わる重要なものになります。「職務経歴書をどう書けばいいかわからない」、そんな人に役立つのが、サポート機能のひとつ職務経歴書エディターです。

職務経歴書エディターを使いたいという理由でリクルートエージェントに登録する人もいるようです。作成したあとでキャリアアドバイザーに最終確認してもらうのがベストな流れでしょう。

スカウトサービス

リクルートエージェントには、スカウトサービスもあります。キャリアシートを公開することで、興味を持った企業からのスカウトが届く可能性があります。

スカウトがくるということは、スキルや経験に興味を持ってくれたということ。スカウトには応募歓迎スカウトと面接確約スカウトの2つがあります。

「今すぐではないがいい条件の会社があれば転職したい」と考えている人にもいいでしょう。

思ってもみない業種や職種からのスカウトがきて、選択肢を広げるきっかけになるかもしれません。

リクルートエージェントを最大限に活用するポイント

転職する目的を明確にする

まずは、転職する目的を明確にしておきましょう。転職理由は実際の選考でも確認される項目で、キャリアアドバイザーにも確認されるはずです。

「今の仕事が嫌だ」「何となく職場を変えたい」などあいまいな理由だけで転職してしまうと、転職は成功しにくくなります。

転職することだけを目的とせず転職後まで見据え、その目的をきちんとキャリアアドバイザーと共有することで、希望に沿ったサポートが受けられるでしょう。

今の職場を辞めることだけが目的になっていないか、きちんと考えてみることが大切です。

経歴・スキルは正直に伝える

キャリアアドバイザーには、経歴やスキルを正直に伝えましょう。転職のプロの視点から、アピールすべきポイントや強みをアドバイスしてもらえることもあります。

ついつい盛った経歴やスキルを伝えると、本当にマッチする求人を提案してもらうことができません。

その結果、良い求人を紹介してもらえない、サポート優先度が下がるなど、転職活動に影響を及ぼすこともなきにしもあらずです。

自分に合った求人に出会うためにも、情報はウソなく伝えましょう。

転職への意欲をしっかり見せる

転職サポートを受ける際は、転職の意欲をきちんと見せる姿勢が重要です。リクルートエージェントは大手で知名度も高いため利用する人数も多く、キャリアアドバイザーも多くの求職者をサポートしています。

転職希望時期が早い人や意欲の高い人を優先して求人提案する傾向にあるため、転職したい時期の希望は、最短の日程を伝えることも大切です。

良い求人が見つかればすぐにでも、3ヶ月以内に転職したいという回答が理想的。優先的にサポートしてもらいやすくなります。

現職場との調整や家庭の事情があるならその点も伝えたうえで、転職希望時期を明確にしておきましょう。

譲れない条件を整理する

希望をきちんと伝えないと、見当違いの求人を紹介される可能性が高まります。面談する前に転職に譲れない条件を整理しておくといいでしょう。

譲れない条件を明確にしておくことで、求人情報を探すときの軸がぶれにくくもなるでしょう。また、キャリアアドバイザーは求職者が重視していることを知りたいと考えています。

キャリアアドバイザーにはきれいごとで繕わず、本音で伝えるのがベストでしょう。

譲れない条件を明確にしてきちんと伝える、これが転職で失敗しないための重要なポイントです。

相性の合わない担当者は変更してもらう

どんなにスキルの高いキャリアアドバイザーであっても、相性が合わないケースもあり得ます。担当者と合わない場合、転職について気軽に相談できるというメリットが減ってしまうでしょう。

また、キャリアアドバイザーにより専門分野や経験には差があり、対応力に差が出る可能性もあります。

なお、変更の希望は問い合わせフォーム経由で行うため、担当者本人に直接伝えたりする必要はありません。

複数の転職エージェントを併用する

リクルートエージェントは保有求人が多いのが特徴ですが、必ずしも自分にマッチする求人が見つかるとも限りません。

担当者の質を比較検討することにもなり、相性の良い担当者を見つけやすくなるというメリットもあります。

ただし、同じ応募先に複数の転職エージェント経由で申し込みをすると紹介する求職者がかぶってしまい迷惑をかけてしまうため注意が必要です。

推薦文は必ず目を通す

リクルートエージェントは、応募の際に求職者の魅力を伝える推薦文を書いてくれることがあります。履歴書・職務経歴書だけではわからない人となりやスキルなどが記載されているのが特徴です。

リクルートエージェントのキャリアアドバイザーからの推薦文は、選考にも影響を与えます。

ただし、推薦文は頼めば必ず見せてもらえるものではありません。チェックさせてもらえるかどうか、担当のキャリアアドバイザーに確認してみるようにしましょう。

どうしても気になるからと食い下がると、担当者との関係性にひびが入ることもあります。

もしもだめと言われた場合は、諦めて引き下がることも大切です。

【登録から応募まで】リクルートエージェントを利用する流れ

STEP1：会員登録をする

まずは会員登録です。公式サイトにある「転職支援サービスの申し込み」のボタンをクリックし、必要事項を入力していきます。

指定したメールアドレスに届く本人確認メールのURLで、登録を完了させましょう。

面談方法は電話もしくはオンラインのどちらかです。

STEP2：アドバイザーと面談をする

面談を指定した日に、指定した方法でアドバイザーと面談をします。面接では以下について質問されることになるため、事前に自己分析しておくのがおすすめです。

面談の前に職務経歴書エディターで職務経歴書を作成しておくと、話がスムーズに進むでしょう。

ここで転職の希望を本音で伝えておくことが大切です。希望する業界の転職事情を教えてくれたり、経歴によるアピールポイントのアドバイスを受けたりすることもできるでしょう。

職務経歴書の内容も、ここで相談しておくのがおすすめです。押すべきスキルや経歴についてアドバイスしてもらうことができ、職務経歴書をブラッシュアップすることができます。

面談では変に繕わず本音で話をすることが、希望に沿った提案を受けるためのポイントになります。

STEP3：求人を紹介してもらい、企業を選ぶ

面談後、担当者経由で希望にマッチすると思われる求人をいくつか提案してくれます。

求人紹介はメールで受け取ることができます。アプリを活用すればメールもアプリ上で確認することが可能。ほかのメールと混ざらずチェックしやすいという利点もあります。

なかなか思うような求人に出会えない、応募するか悩んでいるといったときは、担当者に相談してみましょう。

STEP4：選んだ企業に応募する

これだ！と思える求人があったら、応募に進みましょう。応募や面談の日程調整もアプリ上で行うことができます。

企業ごとに応募書類の見直しや面接対策をすることも、選考突破のための重要なポイントです。

応募書類の添削や面接対策を希望することもできるため、自信がなく不安といった人はしっかり対策してもらうといいでしょう。

模擬面接は直接ではなく電話などでも対応してくれるケースもあるので、遠方でも気にせず依頼してください。

STEP5：面接を受ける

面接日の調整は、担当のキャリアアドバイザーが代行してくれるため、応募先の企業と直接やり取りする必要はありません。進捗状況はアプリでも確認できます。

なお、面接した結果想定と違ったと感じて辞退する場合も、キャリアアドバイザーを通じての連絡になることを把握しておきましょう。

STEP6：内定～転職

内定の連絡があったら、内定を承諾する前に必ず労働条件を確認しミスマッチを防ぎます。無事内定が決まったら、入社日の調整です。

ここも担当のキャリアアドバイザーが代行してくれるため、現状を踏まえて相談しましょう。

今の職場の円満退社についてもアドバイスしてくれるため、何かあればキャリアアドバイザーに相談するのがおすすめです。

リクルートエージェントに断られたらどうする？対処法を解説

調査した口コミの中には、登録を拒否されたという内容もありました。就業経験がない人向けの求人は少なく、思うようなサービスを受けられないこともあるようです。

ほかにも、経歴が特殊、転職回数が多いなどといった場合にも、求人提案してもらえないこともあるかもしれません。

その場合は、スキルを身に付けて再チャレンジするといった方法があるでしょう。転職経験が少ない人向けや、一部の業界に特化している転職エージェントもあるので、自分に合ったサービスを選ぶことも大切です。

登録を拒否された場合は、リクルートが運営する若手やフリーター向けのサービスを紹介してもらえることもあるようです。

リクルートエージェントの基本情報

記事内でご紹介してきたように、リクルートエージェントは業界大手の転職エージェントです。業種や職種、エリアを問わず多くの求人を保有しており、選択肢を広げることができます。

これまでたくさんの求職者を支援してきた経験によるノウハウがあり、選考突破につながるサポートを受けることができるでしょう。

職務経歴書エディターを使いたい、各種セミナーを受講して転職活動について理解したいという人にもいいでしょう。全国各地に拠点があり、そこで対面によるサポートを受けることも可能です。

たくさんの求人の中から選択肢を増やしたいという人には欠かせないサービスのひとつです。

出典：リクルートエージェント

【評判も紹介】リクルートエージェントとの併用がおすすめな転職エージェント3選

マイナビエージェント

「マイナビエージェント」は、20代を中心とした転職サポートを行う転職エージェントです。ヒアリングを重視しており、分析したうえで求人提案や面接対策をしてくれるなど、丁寧なサポートへの良い口コミがたくさん。

若い世代の転職サポートがメインのため、自己分析や思考の整理などをアドバイスしてくれるなど、転職活動が初めての人も安心して利用できるようです。

会社の雰囲気や求める人材、働く人の様子などといった、求人票にないような情報を提供してくれたため、転職後のミスマッチも少なくてすんだという声もありました。

しっかり相談に乗って欲しい、転職活動が初めてといった人には、マイナビエージェントの併用をおすすめします。

出典：マイナビエージェント

ビズリーチ

「ビズリーチ」は、即戦力人材に向けたハイクラス求人をメインで取り扱っている転職サービスです。年収1,000万円以上の求人が1/3以上と、キャリアアップを狙いたい人に最適でしょう。

業種や形態はさまざまですが、経営陣やマネージャーなど会社の重要なポジションの求人に出会えた、年収アップすることができたという声がありました。

スカウトのほかにも、登録している優秀なヘッドハンターからのスカウトが届くこともあります。ヘッドハンターは求人を保有しているほか、転職活動の相談にも対応。

良いヘッドハンターに出会えることができれば、転職活動の頼れるパートナーになるでしょう。

転職により現在よりもキャリアアップしたいと考えているなら、利用しない手はありません。

出典：ビズリーチ

doda

「doda」は転職サイトと転職エージェント、両方の機能がある転職サービスです。エージェントサービスを申し込みすると担当者がつき、転職活動をサポートしてくれます。

さまざまな職種や業種の求人を保有しており、選択肢が広いのが大きな特徴です。たくさんの求人の中から条件に沿う仕事を見つけたいという人には、dodaがぴったりでしょう。

応募書類の作成や面接対策などのサポートが充実しており、選考突破に役立つアドバイスを受けることができたという声もありました。

年収査定や転職タイプ診断、自己PR発掘診断などの診断ツールが役に立ったという口コミも。自分の市場価値を把握するなど、転職するうえでの参考になる情報を見つけることができるでしょう。

転職セミナーなどを多く開催しており、情報収集にも役立ちます。

出典：doda

まとめ

今回はリクルートエージェントの評判について詳しく解説しました。

業界や職種、エリアを問わずたくさんの求人があるのがリクルートエージェントの特徴です。たくさんの求人の中から転職先を検討したいなら、積極的に活用することをおすすめします。

大手だからこその転職ノウハウをもとにした実践的なサポートで、転職活動がスムーズになるでしょう。

効率的な転職のためには、転職エージェントの上手な活用がポイントになります。リクルートエージェントの力を借りて、希望の転職を叶えてみてはいかがでしょうか。