「会社が言いたいこと」が増えるほど、求人広告は失敗する!?
こんにちは。リクルートの求人広告代理店「株式会社yell(エール)」ライターチームです。
「求人」は企業と求職者をつなぐ接点の場。
私たちの使命は求人広告を通して、クライアントと求職者の運命的な出会いをひとつでも多く増やしていくこと。
動いている会社と、働きたい人間がある限り、この世界から求人情報がなくなることはありません。
忘れたくないのは、どこまでいっても「人材採用」とは“人と人のコミュニケーション”だということ。
◆この会社で働きたい!
◆この人と働きたい!
お互いにメリットある関係でなければ、人間の心は動かせません。
ただ……お金を出して求人を出す以上、どうしても欲が出てくるのは事実。
もちろんそれが悪いわけではありません。
せっかく求人広告を出すのですから、提示する条件や内容にはこだわりたいですよね。
ですが、その「こだわり」が増えすぎてしまい、結果として求職者が離れていってしまっては本末転倒。全てが水の泡、無駄になってしまいます。
ここで広告を掲載する企業がつい忘れがちになってしまう問題について、もう一度私たちと共に考え直してみませんか?
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条件をつけるのは“お互い様”
「教える手間はかけたくないから、できれば経験者がほしいんだよね。もちろん未経験でもいいよ? ただ、若い子じゃないと厳しいな。20代でピチピチのがいいね。どうせならカワイイ女の子とかだと取引先からもウケがいいんだけどな~。
時には残業も快くやってくれて、自分から率先して動いてくれて……それで、長く勤めてくれるような子! どう? いると思う?」
もしも私がお客様からこんな相談をいただいたなら、恐らくはこうお答えすると思います。
「はい、いると思いますよ。じゃあ、その方から“どこよりもこの会社で働きたい!”と思っていただけるような内容の原稿を出しましょう!」
私たちは求人広告ライターですので、経営者や人事担当の方が求めるターゲットに最大限訴求できるような原稿をお作りするよう努めます。
ですが、私たちにはどうすることもできない部分もあるんです。
それが、「条件面」。
給与や待遇、福利厚生、休日。はたまた現メンバー間の雰囲気や、上司・部下の関係まで、企業が採用を行う際に出す条件については、私たちの力だけではどうしても左右できないものです。
では改めて、もう一度考えてみましょう。
自分から進んで動ける上に、プライベートよりも仕事を優先するような、若くて可愛い20代の女性(経験者)に選ばれるために、会社側はどんな条件を出せばいいのでしょうか。
「完全週休2日制、もちろん土日休みがいいですね。お給料は最低でも今の倍は欲しいですし、今後結婚も考えているので産休・育休は快く取らせてもらえるところじゃないと。勤務地は都内、おいしいお店がたくさんある地域でランチしたいですね。
あとは、職場にイケメンがたくさんいたら最高です!」
……いかがでしょうか。
企業も求職者も、皆、互いに求める条件があります。
よりよいマッチングをはかるためには、互いの条件に折り合いをつけなくてはならないのです。
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求人広告は「自己紹介」ではありません
会社が言いたいことは尽きないもの。
求人原稿をこだわっていると、つい、あれこれと情報を詰め込みたくなってきます。
「うちはこんな凄い商品を開発してて……」
「業界内ではこんな立ち位置で……」
「こんなマインドを持った人に応募して欲しくて……」
ここで、先ほどの話をもう一度思い出してほしいのです。
会社に言いたいことがあるように、求職者にもまた“知りたい情報”があります。
「ここに入ることで、自分はどんな成長ができるんだろう?」
「転職組でもキャリアUPできるのかな?」
「一緒に働く仲間はどんな人たちなんだろう?」
あなたにとって採用したいターゲットが明確に決まっているのであれば、まずはそのターゲットが何を知りたいのか、何を求めて転職するのかを考える必要があります。
その上で、そのターゲットが自社を魅力的に思うだろう部分をアピールするのです。
求人広告は、あくまで採用ターゲットに向けた『広告』です。
自分の求める条件だけを羅列する『求人票』でもなければ、会社のことを一方的に語る『自己紹介』の場でもありません。
会社の立場のみに偏った原稿になってしまえば、求職者にはどうしても響きにくくなります。
相手のことを考え、相手に求められるためにはどうすればいいかを考え、自分のことを振り返る。
やはり、「人材採用」とはどこまでいっても“人と人のコミュニケーション”ですね。
まとめ
会社が求職者をふるいにかけて選ぶように、求職者もまた会社を選ぶもの。
時には理想のみを純粋に追い求めていくことも重要ですので、一概に全てが駄目というわけではありません。
ですが、もしあなたに「違う切り口で求人広告を出してみたい」という思いがおありなら、一度私たちにご相談ください。
第三者視点を入れることで、ターゲットに対してより客観的なメリットのアピールが可能になるかもしれません。
求人広告制作を専門で行うスペシャリストとして、最大限のご提案をさせていただきます。
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