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優秀な人材ほど辞めてしまう…手遅れになる前に会社ができること

優秀な人材ほど辞めてしまう…手遅れになる前に会社ができること

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2017.12.22

モチベーション高く苦境に立ち向かい、安定した実績を上げてくれるリーダー格!
あるいは地道にコツコツと、それでいてあっと驚くような成果をもたらしてくれる職人格。

年齢・性別・ポジション・各個人のバックグラウンドは異なれど、「この人がいれば安心」というスター的存在が、あなたの会社にも一人はいるのではないでしょうか?

誰の目から見ても優秀な人物であれば、おそらくは社内評価も高いことでしょう。

「このまま順調に成長してくれたなら、ゆくゆくは我が社の今後を任せたい!」
もしかすると、すでに“その人物ありき”の組織作りに励まれているかもしれませんね。

ですが、順風満帆なときこそ落とし穴は待ち受けているもの。
優秀な彼(あるいは彼女)から突然「退職したい」と申し出があったとしたら――。

会社が負うダメージ、社内の混乱、大量の引継ぎ……。
……想像しただけでゾッとしますよね。

ですが、何事も「有り得ない」ことはありません。
大きな痛手を負う前に、そして優秀な人材を手放してしまう前にできることはないのでしょうか。

どうして人は辞めてしまうのか

社員が会社を辞めてしまうのには、必ず何かしらの理由があります。
では、いったい何が原因なのでしょうか?

「職務満足および職務不満足を引き起こす要因に関する理論」を研究したハーズバーグによれば、人間が仕事に対して持つ気持ちには主に2つの要因があるといいます。

それが、「動機づけ要因」と「衛星要因」です。

図

「動機づけ要因」……仕事のやりがい、裁量、昇進、成長
「衛星要因」……会社の方針、賃金、職場環境 など

ここで注目してほしいのは、「職務不満足」の反対が「職務満足」ではないということ。

ボーナスがない、給料が安い、休みが少ない…etc。
いくら目先の不満要因を潰したところで、それは「不満足ではない」という状態にしかならないのです。

本当に欲しいのは、職務満足の状態。
本当に社員を定着させるためには、目先の不満だけを短期的に解消するのではなく、職務に対する満足を高めていく必要があるのです。

優秀な人材が退職してしまう理由5選

◆デキる人にタスクが集中してしまう
「彼(彼女)にしかできない仕事がある」
「あの人に頼めばどうにかしてくれる」

など、社内・社外ともに必要とされる機会が多いのが優秀な人の特徴ですよね。
当然、抱えているタスクやスケジュールの数もデキる人の方が必然的に多くなってしまいます。

結果として「デキない人ほど暇になり、優秀な人ほど忙しくなる」という図ができあがってしまうのです。

効率よく仕事が進められる人ほど、仕事の量が増えてしまう……。

せっかく自分の仕事を早回しで進めたのに、結局デキない人の方が早く帰っている……。
これでは、頑張るためのモチベーションも落ちてしまいそうです。

▼こんな状態になっていませんか?

  • 社内にはまだ手の空いている人がいるのに、回せる仕事がない
  • 他の人が手をつけたものでも、最終的にはデキる人がチェックしなければならない
  • 同じ役職内/ポジション内で、特定の人物にしかこなせない業務がある

◆ワークライフバランスが悪い
上記の内容にも通じますが、優秀な人ほど業務過多の状態に陥りがちなもの。

どれだけ仕事で目覚ましい成果を出し、華々しい待遇を勝ち得たとしても、プライベートの時間が取れなくなり、私生活が乱れてくれば「そもそも何のために仕事をしているのか」という根本的な疑問に行き当たるかもしれません。

株式会社学情が実施した第二新卒・既卒向けのWebアンケートによれば、
「ワークライフバランスが悪かったから」を転職理由に選んだ割合はなんと『36.5%』を記録!
(出典:https://service.gakujo.ne.jp/data/questionnaire201709

どれだけ業務内容にやりがいがあったとしても、仕事をしていく上で、労働条件や作業環境の満足は欠かせない条件であるようです。

▼こんな状態になっていませんか?

  • 体調が悪いとき、あるいは家庭の事情で休みが取りたいのに取れない
  • 前から予定があると伝えていたのに、急遽残業となるケースが頻発する

◆与えられている裁量が狭い
優秀な人材ほど、現状をより効率化するためのアイデアや画期的な提案を行うもの。

それらの素晴らしいアイデアを自由に試せる場があれば最高ですが、大抵の場合は「まずは上長の承認を…」と、つい後手になってしまいますよね。
あるいは「まだこの仕事を任せるには早い」と、その場で切り捨ててしまうこともあるかもしれません。

ですが、せっかくのアイデアを試すこともできず、ただ言われたことをこなすだけの仕事を「面白い」と盲目的に続けられる人が、いったいどれだけ多くいるでしょうか?

▼こんな状態になっていませんか?

  • 改善提案を出されたが、検討する時間がないので放置してしまっている
  • やりたいことを明確に打ち明けられたが、「そのうちできる」と励まして終わりにした

◆これ以上成長できる機会がない
ハーバード・ビジネス・レビューの行った調査によれば、優秀な人ほど「この場所ではこれ以上成長できない」と感じたとき、転職を考えるのだとか。

優秀な人材は、その職場のトップとなっているケースも多いことでしょう。
そんなとき、最初のうちは自分が一番であることが気分良く思えるかもしれませんが、“尊敬できる人”や“自分にとって足りないものを教えてくれる人”がいなければそのうち次第に「ここにいても自分は成長できない」と思ってしまうかもしれません。

あるいは、既にできることをルーチンワークのようにこなす日々に「もっと他の、新しいことにも挑戦してみたい!」と今の仕事以上の展望を抱くようになることもあるでしょう。

▼こんな状態になっていませんか?

  • パフォーマンスがいいからと、同じルーチン作業を大量に任せている
  • 新たな学びを得る機会がない、学べるチャンスがない

◆会社がこれから進む先(方針)が見えない
いかに福利厚生や待遇、給与面などの条件が良かったとしても、それだけでは動かないのがヒトの心の難しいところ。

ましてや、自分の人生の1/3以上の時間をともに過ごす場所ともなれば、「会社がこれから向かう方向」や「職場の仲間のモチベーション」などは気になるところ。

「やりたいことがあるのに、叶えられる環境がない」
こうした思いが募りに募った末に、社員は新天地への転職を考え始めるのです。

▼こんな状態になっていませんか?

  • 目の前の数字を追わせるのに必死で、全体でビジョンを共有していない
  • 5年後、10年後にどんな組織にするかを決めていない

人材定着のために経営者・人事ができること

「優秀な人材が流出してしまう理由」については、上記のリストをもとに、もう何となく感じていただけたことと思います。

転職は想像以上のエネルギーを使うもの。

仕事の合間をぬって求人情報を探して、ひとつずつスケジュールを調整して、一喜一憂して……。
一言でいえば、面倒な活動です。

日々の業務も忙しい中、誰しもが進んで始めたい活動ではありません。
目を瞑れば済む多少の難点であれば、できるだけ今の職場で続けようとするものです。

それでも尚「転職したい」という思いが頭をかすめてしまうのは、今が“満足要因がない状態”になってしまっている、ということです。
(“不満ばかりがたまっている”とのイコールではありません!)

優秀な人材にとって必要なのは、「刺激を感じて、自身のアイデアや裁量を最大限発揮できる」仕事環境です。

そのために、まずはこんなことから意識を始めてみませんか?

(1)新しい提案やアイデアは積極的に取り入れる!
社員から「こんなことをやってみたい」という提案があった場合には、実現可能か不可能かは別問題として、積極的に検討していきましょう。
もしくは意見を積極的に募れるような場を、会社が公式に定めるのもいいかもしれません。

「新しいアイデアを出せば評価される、取り入れられる」という風土を感じられれば、優秀な人材も裁量の広さを感じられることでしょう。

(2)会社として目指すべき到達点を示す!
大目標を示せば、中~小目標をおのずと設定できるのが優秀な人材の特徴です。
まずは会社が目指したい方向を社内共有し、会社と社員がともに同じ目標を見ることが重要。
特に経営者や人事は、少し多すぎるくらいの頻度で構いませんので

「なぜ今この事業を行っているのか」
「どうしてこの展開を進めているのか」

など積極的に共有していく必要があります。
“共有”と“共感”こそが、この項目での大きな決め手となります。

(3)新たな知識・経験が得られる場所へ挑戦させる!
長らく同じポジションで変動がない人材であれば、キャリアチェンジやジョブ・ローテーションなどで新たな世界を見せるのも良いでしょう。
それまでの職務から離れるわけですから、社内的には一時的に生産率が落ちるかもしれません。

しかし、そこは優秀なポテンシャルを持つ彼(彼女)のことです。
更なる見解や知見を得て、これまで以上の成果を出してくれる可能性もあります!

こんな動きは要注意!?退職の兆候あれこれ

小さな予兆から「すぐ手を打たなければマズイ」というレベルのものまで、よく聞く兆候をまとめてみました。

◆愚痴や不満を口にする回数が増えた
◆遅刻・早退など、勤怠が悪くなっている
◆新しい仕事に興味がない・モチベーションがない
◆残業など、急な業務依頼を断るようになった
◆仕事中の私用電話が多く、中抜けが増えている

もしも予兆や兆候を見つけた場合、「転職を考えているのではないか?」と直接本人に問いただすのは非常にナンセンス。
なぜなら職業選択の自由はいつでも社員自身にあり、会社が管理できるものではありません。

このとき気にしたいのは、気になる社員の周囲。
人事や上司よりも、普段近くにいる同僚の方が異変に敏感だったりするものですよね。

特に、相手がすでに転職活動を始めている場合には転職エージェントからの連絡や、求人サイトの閲覧などを含め、普段の行動がなにかしら変化する可能性があります。

「最近、あの人の様子がおかしい」と進言をもらえるような組織づくりが、経営者や人事にとっては理想なのかもしれません。

まとめ

一般的に、優秀な人ほど退職理由については多くを語らず口を閉ざすもの。
“立つ鳥跡を濁さず”と最後までスマートに辞めていく人も多いため、「なぜあんなに優秀な人が辞めてしまったのか」という理由そのものが見えず、次の手が打ちにくい……ということもあることでしょう。

あなたの会社がせっかく採用し、多くの時間を育成に費やした社員です。
優秀な人材が長く自社に定着してもらうためには、会社の現状の見極めをはじめ、さまざまな面からの分析・検討が必要となることでしょう。
時には既に定められているルール自体の見直しを図る必要が出てくるかもしれません。

退職が立て続いている企業様や、人材の流出にお悩みの方。
まずは「今の社内」を、第三者的な視点からもう一度見直してみませんか?

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関口 裕美執筆者プロフィール関口 裕美

求人広告ライターおよびディレクター。中途採用領域を中心に、新卒採用、アルバイト採用など幅広い求人広告制作を担当。

執筆者プロフィールマーケッターV

求人広告の営業を経て、現在はWebマーケティングに従事。集客・プロモーションやサイト管理、求人広告の反響データ分析などを担当。

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