思わず読んじゃう!効果的な求人キャッチコピーの作り方
こんにちは。リクルートの求人広告代理店「株式会社yell(エール)」ライターチームです。
ひと目見た瞬間に心を掴まれてしまう。
そんな魅力的なキャッチコピーに、あなたは今まで出会ったことがありますか?
たとえば、スポーツ新聞の一面を飾る刺激的な見出し。
やたらと耳に残るテレビCMのフレーズ。
あるいは商品POPに書かれていた言葉が気になって、つい買う予定のなかったものまで買ってしまった……なんて経験もあるかもしれませんね。
キャッチコピーの強みは、相手の心に届くスピードの速さ!
ダラダラと長く続く文章では、説明はできても「読みたい」には繋がりません。
ターゲットの興味をスピーディーに惹きつけて、「もっと欲しい!」と思わせる。
今回は、そんな魔法の言葉を作るためのマル秘テクニックをご紹介します。
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キャッチコピーの作り方
……とはいえ、キャッチコピー作りに『必勝セオリー』があるわけではありません。
コピーはあくまで言葉の組み合わせでできているもの。
無限のパターンがあるからこそ、コピーライターは毎日頭を悩ませているわけです。
ですが、何事にも基本はあるもの。
まずは思いを形にする上で、作り方の基本を押さえておきましょう。
◆言いたい要素をぎゅっと濃縮し、短文に詰めこむ!
基本的に、キャッチコピーは短文で作るのがセオリーだと言われています。
なぜなら人間は、ひとつの広告に対して長くても数秒程度の時間しか掛けてはくれないから。
大切なのは、どれだけ早く相手の心が掴めるのか。
一瞬のうちに相手の視線をとらえ、興味を惹くためには、長すぎる文章は相応しくありません。
相手に伝えたい内容を、どれだけ短くズバッと言い切れるか。
ここにはターゲットの感性に響く言葉をいかにピックアップできるかというセンスも必要です。
◆「なんで?」という疑問を持たせる
見慣れない言葉や、よくわからない理論を持ち出されたときに
「これはなんだろう?」
「どうしてこんなことを言うんだろう?」
……と、疑問に思ったことはありませんか?
キャッチコピーの世界では、
相手に「なんで?」と思わせることができたら――その時点であなたの勝ち!
「なんで?」とは、つまり新しいことを知りたいという好奇心。
その気持ちが湧き上がってきた瞬間、ターゲットの気持ちはバッチリこちらへ向いている状態です。
“わからない”というモヤモヤを解消するため、相手は続きを読もうとしてくれるはず。
一言でビシッと。
「もう一声!」と言いたくなる寸止め感。
あるいは「なんでこんなことを言われなきゃならないの?」といった、感情を直接揺さぶるようなやり方もあります。
……とはいえ、最後の方法は諸刃の剣なので、決して万人向けではないことはご了承ください。
こんなキャッチコピーはちょっと……作るときの注意点
「相手の心に響かない」など、センスの問題を含んだ課題はいったん置いておきます。
キャッチコピーにおける明確な失敗例は、案外単純なことかもしれません。
それは「説明しすぎてしまう」こと。
キャッチの中に言いたいことを詰め込もうとしすぎた結果、説明文になってしまう。
または、単なる条件の羅列になってしまう。
これがコピー作りにおける一番の問題であり、陥りやすい罠です。
キャッチコピーはあくまで見出し。
小説のあらすじを目次ページで語り終える必要がないように、私たちが作る求人広告もまた、本文の内容を欲張って全部説明する必要はないのです。
『伝えたいポイント』を絞り、ひと言で完結させる。
このとき有効なのが、言葉の意味以上に物事を伝える「余白」を使うこと。
単語を目にしたときに想起する気持ちや記憶を連想させることで、言葉に文字として見えている以上の意味をもたせることができれば、あなたはもう一流のコピーライターです。
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求人広告のキャッチコピー集・事例
ここでは実際に、当社が制作した求人広告のキャッチコピー事例をご紹介します。
◆ジンベエザメ級、ビル街に吊ってます。
高層ビルに吊り下げるゴンドラのレンタルを行っている企業様の原稿です。
日本で唯一12メートル級のゴンドラを扱っているという強みを打ち出したかったのですが、業界的にニッチなことはわかっていたので、さらなる興味を惹く必要がありました。
また、ただ「12メートル」と書いただけでは、いまいち規模感も伝わりにくい…。
そこで目をつけたのが、海の王者ともいわれる“ジンベエザメ”の存在。
なるべく身近な存在に置き換えることで、スケールの大きさを端的に表しました。
◆スプレーで色を塗ってみたり、スタンプを「ポン」と押してみたり。
建設現場で使用される、機材のメンテナンススタッフの求人原稿で使用しました。
機材を倉庫内へ運搬する力仕事や、汚れを落としたりする上で汚れがちになる面があり、採用に苦戦されていた企業様です。
ですが、実際に取材に入ってみると、キツそうだったイメージが一変。
作業自体は非常に簡単で、未経験からでもできること。危ない作業はないこと。
何よりもパーツの剥げたところを塗り直したり、組み立てたりする作業は、どこかプラモデル作りに似ているようにも思えたんです。
当社でこのキャッチコピーに変えたことで、無事に採用は大成功!
お客様にも大変喜んでいただけました。
◆“世界で一つのウェディング”という名のテンプレートは、もう売りたくなかった。
とある結婚式場様における、ウェディングプランナーの経験者募集です。
経験者の方が感じている不満へピンポイントに訴求するキーワードを考えたとき、
「では、実際に今働いている方はどんな転職市場で動いているんだろう?」
という部分が気になりました。
そこで掲載されている競合他社の求人原稿をひと通りチェックしたところ、
『世界で一つだけのウェディングが手掛けられる』
というフレーズがちょうど流行っている時期だということがわかりました。
そこで当社では、その流れに一石を投じるような、思わず「ハッ」と手を止めてしまうキャッチコピーで勝負。
結果、しっかり採用へつなげることができました。
キャッチコピーの改良方法
ここで間違えてはいけないのは、
『奇抜なキャッチコピーが必ずしも偉いわけではない』ということ。
見栄えのいい待遇を並べたり、他社よりメリットのある内容を文言として打ち出す方法など、条件の羅列を行うのも時には効果的です。
条件への評価は変動しにくいものですから、失敗の少ない、手堅い方法ともいえるでしょう。
大切なのは、状況に応じた「最適なキャッチコピーを見いだす」目。
企業の求める人材のハードルや、求人をかける時期、提示する条件によってベストな提案は変わるもの。
ひとつのやり方に固執せず、フレキシブルに対応していきましょう!
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まとめ
求人広告にとって、キャッチコピーは“興味の入り口”。
惹きつけ方によって、いくらでも効果を変えられる面白いところでもあります。
原稿の効果でお悩みのようであれば、まずは一度ご相談ください!