Uターン転職・就職者採用におすすめの求人サイト3選
こんにちは。リクルートの求人広告代理店「株式会社yell(エール)」ライターチームです。
この記事では、Uターン転職・就職希望者を採用するのに、おすすめの求人サイトをご紹介します。
昨今の採用は売り手市場が続き、とても難しい状況にあります。
中でも、地方での求人は応募も少なく、採用にお困りではないでしょうか。
近頃は、Uターン・Iターンという言葉が一般的になりつつあります。
地方での転職や就職を希望している人に、上手くアプローチができれば、応募数の増加も期待でき採用は楽になるはずです。
このページでは、おすすめの求人サイトと合わせて、Uターン・Iターンの転職・就職についての知識や採用のコツ、採用のメリット・デメリットについて説明していきます。
【目次】
- Uターン転職・就職とは
【1】Iターン・Jターン・Oターンもある? - Uターン・Iターン転職・就職希望者の現状について
【1】Uターン転職・就職に関するアンケート調査
【2】自分のライフスタイルに合った生活がしたい
【3】勤めていた会社に不満があった
【4】家庭の事情
【5】生活環境が充実する - Uターン希望者を採用するメリットとデメリット
【1】メリット
【2】デメリット - Uターン転職・就職希望者を採用するコツ
【1】Uターン向けのイベントに出展する
【2】自社の採用ページを充実させる
【3】求人サイト・webサービスを活用する - Uターン転職・就職におすすめの求人サイト3選
【1】はたらいく
【2】リクナビNEXT
【3】地元JOB - Uターン採用を効率的に!
1.Uターン転職・就職とは
Uターン転職・就職とは、地方から進学や就職で都市部に出てきた人が、もう一度地元に戻り、働くことです。
地元→都市部→地元と、アルファベットの「U」の字を書くように移動することからUターンと表現されるようになりました。
一般的には転居を伴うような大幅な移動の際に、Uターン転職・就職使われます。
【1】Iターン・Jターン・Oターンもある?
Uターンの認知度が高まると共に「Iターン」、「Jターン」、「Oターン」という言葉も聞かれるようになりました。
それぞれの意味は以下の通りです。
Iターン・・都市部で生まれ育った人、地方に移住して働くこと。地図上の移動線がアルファベットの「I」に類似することが由来。
Jターン・・Uターンから派生した言葉で、地方から都市部に住まいを移した後、地元に戻るのではなく、地元とは異なる別の都市に移住して働くこと。「U」のように完全に戻らない様子が「J」と表現される由来。
Oターン・・UターンやIターン、Jターンを経験した人が、何らかの理由で再び都市部に戻っていくことを表現した言葉。一般的にUターン・Iターン・Jターンの失敗事例として表現されることが多い
近年ではUターンだけではなく様々な働き方、ライフスタイルがあることがわかります。
2.Uターン・Iターン転職・就職希望者の現状について
Uターン転職・就職希望者の現状について紹介します。
【1】Uターン転職・就職に関するアンケート調査
電通が行ったUターン移住者の調査によると、実際にUターン転職をした方の平均年齢は「37歳」と、意外にも働き盛りの年齢であることがわかります。
更に、「スローライフを求めて」というよりは、様々な条件が重なり、単純に「転職先として、地方にある企業を選んだ」というケースが多いようです。
Uターンを考え始めたきっかけは「都会生活へのストレス」と、こちらはイメージ通りですね。
参考:ウェブ電通報「Uターン移住者調査結果から見えてきたヒント」
また、内閣府が行った調査によると、東京在住者の約4割が将来的に地方への移住を検討していることを発表していました。
参考:内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局「「地方への新しいひとの流れをつくる」現状と課題について」
NPO地方移住相談窓口への来訪や相談件数は年々増加し、特に2014~2017年の3年間で約3.6倍に増加するなど、飛躍的に伸びています。
参考:内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局「「地方への新しいひとの流れをつくる」現状と課題について」
【2】自分のライフスタイルに合った生活がしたい
都会で忙しく生活していると、ライフスタイルを見直したくなることがあります。
Uターン転職・就職希望者は、もともと地方出身者であることが多く、理想の生活は慣れ親しんだ地方で実現できるのではないかという気持ちが強いようです。
【3】勤めていた会社に不満があった
「勤めていた会社に不満があった」ことがきっかけで転職Uターン転職や就職を考える人も多いです。
人間関係がうまくいかなかったり、職場内での競争に嫌気がさしたりと、理由は人それぞれですが、「現在の会社に不満があり、辞めたいと思っている」から「この機会にライフスタイルそのものを見直そう!」という心境になるのかもしれません。
【4】家庭の事情
Uターン転職・就職は、必ずしも本人が望んだ結果であるとは限りません。「家庭の事情」をきっかけにUターンするという人も一定数以上います。
家庭の事情でUターンを考えたという方の割合を年齢でみると、20~29歳が全体の16%ほどであるのに対し、30~40歳が約30%と倍近くにまで増えることがわかっています。
これは、結婚や子育てといったライフイベントが30代に多いことや、両親や祖父母といった近親者が年齢などの影響で介護を必要とする年齢であることも理由の一つだと考えられます。
【5】生活環境が充実する
生活環境の充実を求めてUターン転職・就職を考える人も増えています。
地方は都会と比べて自然が多く、人も少ないため、都会と比べるとゆったりとした暮らししやすいです。
結婚して家庭を持つと、住宅環境や子供の教育についてリアルに考えるようになり、より良い生活環境を模索することが多いようです。
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3.Uターン希望者を採用するメリットとデメリット
企業にとってUターン転職・就職者を採用するメリットは何があるのでしょうか。
またデメリットはあるのでしょうか。
【1】メリット
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転職者の持つ、これまでにない技術や経験を活用することができる
Uターン転職・就職者は、競争の激しい都市部で働いてきた人材が多いです。
ゆえに、地方ではなかなか身に着けることができない知識や経験を持っているかもしれません。このようなUターン転職者自社の取り組みへ上手に活かすことができれば、事業拡大を考えることができるかもしれません。
優秀な人材は、広い視野で事業をみることができます。
これまでに無かった発想を提供してくれれば、新たな取り組みを行うことも可能です。 -
新たな人脈の構築
Uターン転職・就職者が組織に加わることで、新しいコミュニティが生まれる可能性にも注目です。
Uターン転職・就職者が持つ「都市部の人脈」を上手に活用することで、新たな提携ができるかもしれません。 -
離職率が低い
Uターン転職・就職とは、故郷に戻り働くことです。都会と違い、親類が近くにいるなど慣れ親しんだ風土で働くことで、精神的な安定が得られ、離職率も低くなる傾向にあります。
また、Uターンをするには精神的、経済的な負担が伴います。そのため、「一生地元で…」という強い覚悟を持っている方も多いので、これも離職率の低さにつながるといわれています。
-
収入よりも「満足度」を重視する傾向も
2017年にマイナビ転職によって発表された「Uターン転職に関する実態調査」では、Uターン転職者の半数以上が、「年収は減ったが満足」と回答しました。
理由は、「家族が喜んだ」、「趣味・余暇などの場・時間が充実した」などが上位を占めており、収入の減少よりも、地方生活の満足度を重視する傾向がみられます。地方に移住する場合、給与面の待遇が都市部より劣ることを転職者が理解しているのは、企業にとってもメリットとなるでしょう。
【2】デメリット
Uターン転職・就職者を採用するデメリットは多くありませんが、以下の2点は念頭においておきましょう。
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人件費が上がる
都市部からの転職者ですので、ある程度は年収が下がることを予想していることでしょう。とは言え、あまりにも減収してしまうと、そもそも入社に至らない可能性があります。
そのため、交渉次第では人件費が上がってしまうこともあるかもしれません。 -
仕事へのモチベーションが低い(かもしれない)
Uターンを考えるきっかけとして多いのが、子育て、介護といったライフスタイル全般の内容であることが多いのは前述のとおりです。
もし、仕事以外の理由でUターンを考えている人だとすると、「仕事はそこそこで…」と仕事に対するモチベーションが低い可能性もあります。
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4.Uターン転職・就職希望者を採用するコツ
【1】Uターン向けのイベントに出展する
Uターン転職をしたい企業と転職者をマッチングさせるイベントが各地で開催されています。
Uターン転職・就職希望者を採用するには、まず自社の認知度を上げなくてはいけませんので、Uターン向けのイベントに参加することは効果的です。
また、求職者と直接コミュニケーションを取れる場なので、自社の魅力を余すところなく伝えることができます。
これらのイベントは、東京や大阪などの都市で行われるものと、地方で行われるものの2種類があり、都市で行われるものは開催時期がまばらで、幅広いです。一方地方で開催されるものは、お盆や長期休暇時に行われることが多いようです。
【2】自社の採用ページを充実させる
地方での求人に限らず、ほとんどの求職者は求人広告などで企業の情報を確認し、その後、応募先の企業ページや採用ページを確認してから応募します。
自社サイトや採用ページが充実していれば、求人広告上にある情報以外にも、自社の魅力を伝えることができます。また、会社として“しっかりしていそう”といったポジティブな印象にもつながりやすいという点も、自社の採用ページを充実させる理由です。
求人サイトを利用しているから関係ないということではなく、求人サイトの情報も、採用ページの情報も求職者にはどちらも見られています。伝えたいことが網羅されているか、もう一度確認してみましょう。
【3】求人サイト・webサービスを活用する
前述の通り、採用市場においてUターン転職・就職は注目のワードです。
求人サイトや人材会社のwebページでは、Uターン転職・就職希望者向けにPR枠を設け、対象企業の露出を増やすなどのサービスを展開しています。求人サイトをすでに利用している場合には、一度サービスの有無について確認してみるとよいでしょう。
なお、以下で紹介する求人サイトは、Uターン転職・就職希望者を募るのに最適な媒体です。なかなか応募者が集まらないなどの課題があれば、ぜひ活用を検討してみてください。
5.Uターン転職・就職におすすめの求人サイト3選
【1】はたらいく
はたらいくは、地元に根付いた中堅・中小企業にベストマッチの求人媒体です。サイト利用者の49%が「地元で働きたい」という地元志向の求職者で、掲載企業の約7割が従業員50名以下の企業となっています。
勤務地エリアごとの掲載が可能で、企画の大小にかかわらず、求人を発見してもらいやすい工夫がなされています。
【特徴】
- 地元の中小企業で働きたい求職者にアプローチできる
- 掲載料金にかかわらず求人原稿が発見されやすいサイト設計
- 独自のサービスで採用確率の高い人材との出会いが生み出せる
掲載料金 / 期間 | 15万円~(関東/2週間料金) ※その他の地域についてはこちらをご参照ください。 |
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更新日 | 月曜日、木曜日 |
提供企業 | リクルートジョブズ |
【2】リクナビNEXT
リクナビNEXTは日本最大級の転職求人サイトです。転職成功者の約8割が利用しており、掲載2週間での平均応募数は40件と実績十分です。
日本全国、多くの求職者にリーチできるため、地方の求人にも最適。「Uターン・Iターン歓迎」などの特集も組まれており、自社の採用情報をたくさんの人に見てもらえます。
リクナビNEXTは、ただ応募を待つだけの求人サイトではなく、企業から積極的にアプローチできるのが魅力です。条件に合う人材がみつかったら、応募や面接来訪を促すことで応募数の増加が見込めます。
【特徴】
- 日本最大級の転職サイトだから多くの求職者にリーチできる
- 「Uターン・Iターン」特集に参画することで露出アップが見込める
- 企業から積極的にアプローチできる
掲載料金 | 通常企画(全国):6週間掲載 20万円~ |
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更新日 | 水曜日、金曜日 |
提供企業 | リクルートキャリア |
【3】地元JOB
地元JOBは、広島県福山市から全国に求人情報を発信する「総合人材支援サービス」です。福山市の求人情報が中心ですが、全国の正社員、パート・アルバイトの求人情報もたくさん取り扱われています。
「地元で働こう!地方に住もう!」というキャッチフレーズで、Uターン・Iターン転職の特集が組まれており、自社の求人情報を効果的にアピールすることが可能です。
地元JOBは、採用時に初めて費用が発生する「採用課金制」となっています。掲載自体に費用はかからないため、リスクを最小限に抑えた採用活動ができます。
【特徴】
- 採用課金だからリスクを抑えた採用活動ができる
- 必要な掲載件数に応じたプランが選べる
- 集客活動(indeed等)を無料で代行してくれる
掲載料金 | 3.5万円~(採用時)/ 掲載期間の定めなし |
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更新日 | 常時更新 |
提供企業 | 株式会社シャイン |
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6.Uターン採用を効率的に!
Uターン転職・就職者は年々増加傾向にあり、地方での採用において大事なキーワードになってきました。
地元採用をメインに行ってきた企業にとっては、これまでにない人材を採用することで、企業文化の醸成や新たな人脈の構築にも期待できます。
ご紹介した通り、Uターン・Iターン転職を支援する地方自治体や求人サイトが増えてきており、今後さらに活発化していくことが予想されますので、採用にお困りの企業は、ぜひUターン転職・就職者の採用を検討してみてはいかかでしょうか。
採用活動でお困りでしたら、お気軽に『リクルート求人広告代理店 株式会社yell(エール)』までご相談ください。