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『バイトが辞めなくなる新人教育』職場を好きにさせる3つのステップ

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2019.06.11

こんにちは。リクルートの求人広告代理店「株式会社yell(エール)」ライターチームです。

「バイトを採用してもすぐに辞めてしまう」
「新人バイトの教育はどうやったら良いのかわからない」

など、バイトの教育についてお悩みではありませんか?

厳しい採用市場の中、せっかく採用したバイトがすぐに辞めてしまったら意味がないですよね。
今回はバイトがなぜ辞めてしまうのか、早期離職を防止するには何が重要なのかをご紹介いたします。

1.バイトがすぐに辞めてしまう理由

バイトがすぐに辞めてしまう理由

退職するバイトに辞める理由を尋ねても、本音を教えてくれず対策ができないという方も多いと思います。

まずは、バイトが辞めてしまう理由について理解していきましょう。

【アルバイトを辞めた理由(アルバイト層全体)】
1位 店長や社員の人の雰囲気が悪いから(12.7%)
2位 長い期間働ける仕事でないから(11.6%)
3位 楽でない・疲れる仕事だから(9.0%)
4位 仕事内容に興味が持てない・興味を失ったから(6.8%)
5位 給与が低いから(6.5%)

引用:anreport「バイト・パートが辞める理由・続ける理由と、定着のための対策

上記は、アルバイトを辞めたことがある1604名に対して行ったアンケートの結果です。

バイトが辞めてしまう理由を考える時、時給や待遇など条件面に意識が行きがちですが、
意外にも「店長や社員の人の雰囲気が悪いから」が最も多い理由となっています。

また、上記以外にも属性別の退職理由についてもアンケートされており、
主婦(主夫)、フリーターの辞める理由は、共に「店長や社員の人の雰囲気が悪いから」が1位、大学生の辞める理由1位は「長い期間働ける仕事でないから」となっています。

この結果から、長期就労を期待できる主婦(主夫)やフリーターは、 職場や社員の雰囲気が退職理由になることが多いという事がわかり、バイトとしてターゲットになりやすい学生層は、ただ稼げるという事だけではなく、なんらかのスキルが身につく、将来へのステップアップになるなどのメリットがないと感じた時に退職しやすいという事がわかります。

「バイトが退職する理由が、まさか自分にあった」という事にならないように、以下の項目もぜひ、参考にお読みください。

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2.今、バイトの新人教育に力を入れなければいけない理由

今、バイトの新人教育に力を入れなければいけない理由

アルバイト・パートの採用が難しさを増す昨今、画期的な採用方法はないかと、入口の部分に目が行きがちです。
しかし、採用市場の厳しい今だからこそ、新人教育には力を入れなくてはなりません
では、なぜバイトの教育に力を入れなければいけないのか、その理由を見ていきましょう。

【1】”はたらく”ことに関する意識の変化

下記は16歳~29歳までの男女へ『仕事とプライベートどちらを優先するか』と『転職に関する意識』を内閣府が調査した結果です。

“仕事と家庭・プライベート(私生活)のどちらを優先するかについてみると、
「仕事よりも家庭・プライベート(私生活)を優先する」と回答した者は63.7%であり、
平成23年度の調査時における52.9%よりも多かった。”

図

出典:内閣府「特集 就労等に関する若者の意識

図

出典:内閣府「特集 就労等に関する若者の意識

従来のように「お金を稼ぐために頑張って働く」という考えから「プライベートを重視し、職場が合わなければ転職する」という、若者の労働に対する価値観の変化が明らかになりました。
このことから、「会社>従業員」という力関係から「従業員>会社」という力関係に変化しつつあるという事がわかります。
このような環境において、適切な新人教育によって、従業員がストレスなく業務がこなせるようになってもらうという事は非常に重要なことといえます。

【2】”人と人”とのつながりに関する意識の変化

また、仕事における“人と人”とのつながりにも大きな変化がありました。

図

引用:内閣府「特集 若者にとっての人とのつながり

上記は、15歳から29歳までの若者を対象に内閣府が行った「若者の人とのつながりにおける意識調査」の結果です。
周囲の人とまんべんなく関わりを持つというよりも、どのコミュニティにおいても信頼のおける数名と関わりを持っているということがわかります。

このようなことから、新人教育を通じて、赤の他人ばかりの職場に「信頼のおける存在」を意図的につくるという事も必要だといえます。

【3】仕事を教えるだけではなく「エンゲージメント」を高めるためのもの

実は、新人教育の在り方自体も大きく変わっています。

新人教育といえば「業務を教えるもの」と思っていないでしょうか。
今の新人教育は会社や組織に対する「エンゲージメント」を高めるものという側面も持っているのです。

エンゲージメントとは『愛着心』『思い入れ』などを表す言葉で、従業員と会社が貢献し合い、共に成長するような関係を言います。

先述したように、転職に対する抵抗がなくなったことで、離職率上昇と人材不足に悩む企業が多くなりました。
特にスキルアップを考えているような優秀な人材は、自身のキャリアに合わせた環境を求める傾向にあり、企業は互いに成長し合えるような関係を構築することが必要と考えられます。

仕事を教えることは日々の業務にとって重要なことではありますが、それだけではなく、従業員の志向に沿った環境やスキルアップの機会を提供することで、エンゲージメントを高めるために必要なのです。

※アルバイト・パートの採用、定着に関しては「アルバイト採用の基本!求人募集、面接、定着までの流れを解説」こちらでも詳しく解説しています。参考にご覧ください。

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3.教育係が新人に教えるべき内容とは?

教育係が新人に教えるべき内容とは?

新人教育をするとき、いきなり業務内容から教育をスタートしていませんか?
教育係は、具体的に何から新人教育をスタートすれば良いのか見ていきましょう。

【1】会社や事業の概要

バイトの新人教育で会社や事業について説明しているという方は少ないと思います。

しかし、バイトの新人教育で会社や事業の概要について理解してもらうことは、定着率向上の観点では非常に重要なことといえます。
これらの事を、入社初日や研修の導入部分で説明しておくと、その後の業務説明や関わる周りの人達の理解が早くなり、“わからない”というストレスを軽減することができます。
また、「ここまで説明してくれるんだ!」という丁寧な印象を与えることもできるため、バイトだからとおろそかにせず、教育の導入部分で取り入れてみましょう。

【2】担当してもらう業務の目的

業務を教える際は、業務の末端から教えてもなかなか理解できるものではありません。

まずは、新人が担当する業務の目的と組織上の役割を説明するところから始めましょう。

自分の業務が企業や事業にとって、どのような役に立っているのかを知るとやりがいに繋がったり、モチベーション向上に効果があったりします。

【3】一緒に働くメンバーの紹介と役割

一緒に働くメンバーの紹介も新人に教えるべき重要な内容です。

新人が入社したら、既存のメンバーの役割や役職、担当業務、簡単なプロフィールなどを紹介しましょう。
特に誰が教育係なのか、分からないことがあった時、誰に尋ねればよいのかを事前に伝えておくと新人も周囲のメンバーも困惑せずに済みます。

新人にメンバーを紹介する際は
「この人が一番のベテランさんだよ」
「○○に関する質問は彼が一番詳しいから、困ったら聞いてみてね」
などの情報をプラスしながら伝えるようにしましょう。

【4】職場の設備や使い方

意外と教え忘れが多いこととして、職場の設備や使い方などがあります。

例えば、

  • トイレの場所
  • 福利厚生で設置してあるウォーターサーバー
  • 業務で使用する備品置き場

など、既存の社員からすれば「説明するまでもない」と思ってしまう事でも
新人からすると自分も利用して良いのか、触ってもいいのかどうかですら、判断がつきません

日常的に使用する設備などはあらかじめ説明し、少しでもストレスを感じないように工夫をしましょう。

【5】一日の流れ

新人の教育で一番良くないのが、場当たり的に指示を出すことです。

「じゃあ、これやって」という指示の出し方をしていると、業務量を把握できないため余計に疲れを感じてしまいます

新人が職場に慣れるまでの間は、
「今日の予定だけど、午前中は○○、午後は○○をやってもらうよ」
「今日も昨日と同じ流れでやってもらうから!」
という程度でも問題ありませんので、一日の流れを先に伝えておきましょう。

【6】詳細な業務内容

ここまで紹介してきたポイントを抑えることができたら、詳細な業務を伝えていきます。

いかがだったでしょうか。

アルバイトの新人教育は「細かい業務」について教えるものです。
しかし、それと同じくらい重要なこととして業務以外の部分を適切に伝え、

  • 辞めさせないこと
  • 早く職場に馴染んでもらうこと

もあるのだということをご理解いただきたいと思います。

若手の応募がそもそも来ないのはなぜ?
「若手を採用したい!」と思っていても、なかなか応募が来ないとお悩みの企業様は多いです。若手が取れない原因として最も多いのは“媒体と企業との相性”があります。
リクルートトップパートナー 株式会社yell(エール)』では、月間数百件もの問合せをいただき、様々な職種に関する採用ノウハウを有しております。若手採用でお悩みの際はお気軽にお問い合わせください。

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4.職場を好きにさせる3つのステップ

職場を好きにさせる3つのステップ

更に、バイトの新人教育の目的としては忘れてはいけないのが「職場を好きになってもらう」ことです。

そのためには入社数日間の雰囲気作りが非常に重要となります。
ここでは、職場を好きになってもらうための3つのステップをご紹介します。

【1】バイト初日はみんなで”大歓迎!

入社後の初出勤は企業に対する第一印象を決める重要な一日です。
「自分は歓迎されているのか」
「どういう人たちが働いているのか」
「長く働けそうな職場かどうか」
など、期待と不安でいっぱいです。

このような気持ちの新人バイトに対して、まずやるべきことは、歓迎ムードの演出です

具体的には、

  • 朝礼で新人をしっかり紹介する
  • (ホワイトボードなどに)○○さん歓迎!などと書いておく

このようなことだけでも、職場を好きになってもらうきっかけになります。

【2】先輩バイトと会話する時間を意識的に作る

先輩社員と会話する時間を意図的に作ることも、職場を好きにさせるためには効果があります。

例えば、

「そういえば、○○君と地元近いんじゃない?」
「たしか、○○君も同い年だよ」

というように、新人バイトと先輩バイトが会話をするためのきっかけを責任のある立場の人が用意するのです。共通点のある人と話す時間を取ることで、新人は職場に馴染みやすくなります

この時、先輩役の社員には事前に目的を伝え、協力してもらえるように伝えておくことがポイントです。

【3】終業後の一言が印象を変える!

新人バイトに職場を好きになってもらうためには、初日の終業後に掛ける一言にも気を払わなければいけません。

「お疲れ様」と声を掛けるのはもちろんのこと、

「実際に働いてみてどうだった?」
「困ったこととか、聞きたいこととかない?」

など、会話をしましょう。

また、

「今日一日見てたけど、○○さんはきちんとメモを取ってくれるから安心するよ」
「わからないこともあると思うけど、最初は焦らなくても良いよ」

といった、気にかけていることが伝わる内容も効果があります。

そして、

「明日もよろしくね!」
「期待しているよ!」

など、次回の出社につながる一言を伝えておくと、「バックレ」を防ぐ効果があります。

このように、バイトが仕事や職場を好きになるかどうかは、ある程度コントロールすることが可能です。

たかがバイトにそこまでする必要があるのか?という方もいると思いますが、バイトの新人教育は小さなことの積み重ねが重要です。

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5.それでもバイトが辞めてしまう場合は、採用方法の見直しが必要かも?

ここまでで、“バイトが辞めてしまう原因”や“バイトが辞めなくなる新人教育”ついて詳しく解説しました。

もし、先に紹介した内容を実践しても、バイトがすぐに辞めてしまう場合には、採用方法そのものを見直す必要があるかもしれません

例えば、「いつも同じ方法で人を集めている」、「いつも依頼するのは同じ求人広告」という方もいるのではないでしょうか。

継続して同じ方法を利用していると、応募者のタイプがどうしても似てきます
その結果、よく分析をしてみると同じような人材ばかりが入社し、同じような理由で離職していたということも発生しかねません。

このような状況を改善するためには、いつもとは違う採用手法を導入する、いつもと違う求人広告を利用するといったことも、バイトの離職をとめるための方法として検討するべきなのではないでしょうか。

おすすめのアルバイト/パート採用媒体

6.バイトの新人教育は職場を好きになってもらうためのきっかけづくり

今回は、『バイトが辞めなくなる新人教育』について詳しくご紹介をしました。

誰でも“不安な初出勤“の経験があるはずです。

自分の行っている仕事が何の役に立っているのか分からないままでは、愛着も湧きません。教育は、新人が企業や仕事に対する理解を深め、職場を好きになってもらうためのきっかけづくりです。
一日も早く、新人が職場に馴染めるように丁寧な教育を行い、離職率を低下させましょう。

毎月400件以上の豊富な相談実績のある弊社では、採用活動に関するお困りごと、お悩み事のご相談を承っております。
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