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人材派遣と人材紹介の違いは?それぞれのメリット・デメリットも紹介!

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2020.01.30

こんにちは。リクルートの求人広告代理店「株式会社yell(エール)」ライターチームです。

「人材派遣」と「人材紹介」、2つの違いを明確に理解できているでしょうか。

この記事では、人材派遣と人材紹介の違いやそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

また、これらのサービスを使った効果的な採用方法も合わせてご紹介していますので、最後までお読みいただければ幸いです。

1.人材派遣とは

人材派遣とは、人材サービスの一つで自社の雇用する社員を派遣することで利益を得る仕組みのことです。

具体的には、以下の図をご覧ください。

図

まず、人材派遣を行う「人材派遣会社」と企業へ派遣される「派遣スタッフ」が雇用契約を結びます。

そして、人材派遣会社は、人材を必要としている企業に対し“自社のスタッフ”を派遣します。

派遣先企業(スタッフを派遣してもらっている企業)は、その対価として人材派遣会社に料金を支払い、人材派遣会社はこの料金の中から、派遣スタッフの給料を支払うという流れです。

ちなみに、人材派遣を行うためには、厚生労働省から「労働者派遣事業」の許可を得る必要があります。

【1】人材派遣2つの形態について

人材派遣は、その手法が大きく2つに分かれています。

一般派遣
一般派遣は、人材派遣会社と労働者間で雇用関係を結び、労働者を派遣先企業へ派遣する手法です。

派遣期間が満了した時点で派遣スタッフ、派遣された会社側のいずれか、もしくは両方が契約を延長しなければ、契約関係が終了し派遣先契約は終了します。

紹介予定派遣
紹介予定派遣とは、派遣先企業で一定期間就業した後、派遣先企業の社員(直接雇用)になることを前提とした派遣手法です。

派遣期間は最長で6か月間となり、6か月の経過後労働者と派遣先企業が合意すれば、その後の雇用は人材派遣会社から派遣先企業へと移ります。

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2.人材紹介とは

人材紹介とは、人材サービスの一つで人材採用を検討している企業に対して候補者を紹介し、利益を得る仕組みのことです。

具体的には、下記の図をご覧ください。

図

人材紹介会社は、「仕事を探している」、「転職を考えている」という方と接点を作り、電話番号やメールアドレスを含む個人情報、これまでの経歴や転職先として希望する業種・職種、待遇といった様々な情報を得ます。

そして、紹介先企業(人材の採用を考えている企業)と人材紹介会社が紹介契約を結ぶと、採用したい人材とマッチした方を紹介し、紹介先企業は選考を行います。

その後、転職希望者と紹介先企業が合意し雇用することになった場合、人材紹介会社に対して、紹介料を支払うという流れです。

ちなみに、人材派遣の場合と同様、人材紹介を行う場合も厚生労働省の許可を得る必要があります。

【1】人材紹介会社3つの種類について

人材紹介も大きく分けて3つの種類があります。

一般紹介、登録型
もっともポピュラーな人材紹介が「一般紹介・登録型」です。

人材紹介会社があらかじめ集めた転職希望者を、紹介契約を結んだ企業へ紹介する方法で、幅広い業種や職種を取り扱う「総合型」、特定の専門業界・職種に特化した「専門型」の2種類があります。

サーチ型(エグゼクティブサーチ・ヘッドハンティング)
一般紹介・登録型の人材紹介は、紹介対象が登録者のみであるのに対し、サーチ型は登録の有無に関係なく候補者を探し出します。

サーチ型は、通常では転職市場に出てくることのないようなハイスペック人材や経営層を探し出すことができることから、ヘッドハンティングなどとも呼ばれます。

再就職支援型(アウトプレースメント)
再就職支援型の人材紹介は、一般紹介、登録型やサーチ型と比べるとニッチなサービスです。

具体的には倒産やリストラ、事業縮小などで人員整理を考えている企業に対して、人材紹介会社が働きかけ、整理対象者の再就職を支援するというサービスです。

そのため、他の2つのサービスよりも利用する機会は多くはないでしょう。

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3.人材派遣と人材紹介の違い

人材派遣と人材紹介の違い

実際にサービスを利用する場合、人材派遣と人材紹介にはどのような違いがあるのでしょうか。

【1】提供サービスの違い

人材派遣の場合、派遣先企業で行われる業務に対し、適した人材を派遣することがサービスであるのに対して、人材紹介は、紹介先企業の採用要件を満たした人材の紹介がサービスです。

ここまでの内容でご理解いただけていると思いますが、人材派遣と人材紹介は全く異なるサービスですので注意しましょう。

【2】コストの違い

人材派遣も人材紹介も結果的には、人材を確保するという共通の目的がありますが、それぞれで、かかるコストが異なります。

人材派遣の場合、発生する主なコストは派遣スタッフの料金(≒給料)です。
派遣スタッフを利用する場合、スタッフの時給を元に派遣会社の手数料などを上乗せした料金を支払う必要があります。

例えば、データ入力といった比較的簡単な作業を行う事務職の派遣相場は、時給換算で2000円前後となります。

そのため、月20日、一日8時間、派遣サービスを利用した場合、

時給2000円 × 20日/月 × 8時間/日 = 月32万円

の費用を派遣会社に支払うことになります。

人材派遣のポイントは、この料金以外は基本的に必要ないという点です。

反対に人材紹介の場合は、紹介者の採用が決まった時点で紹介料が発生します。
費用の相場としては、紹介者の理論年収の約3割と言われています。

そのため、

想定年収400万円 × 30% = 紹介料金120万円

を、採用が決まった時点で支払う必要があります。

また、人材派遣との大きな違いとしては、採用に関するサービス料金以外にも、自社で雇用するわけですので、採用後の給与や教育費など、採用した人物が辞めない限り費用は掛かります。

上記のように、人材派遣と人材紹介のサービスには、コスト面でも大きな違いがあります。

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4.人材派遣と人材紹介のメリット・デメリット

人材派遣と人材紹介のメリット・デメリット

次に、人材派遣会社と人材紹介会社を利用するメリット・デメリットについてみていきましょう。ここでは、一般派遣と一般紹介を中心に説明します。

【1】人材派遣を利用するメリット

人材派遣を利用するメリットは、主に以下の3つです。

一定期間のみ雇うことができる
人材派遣は、期間に定めがある有期労働契約型のサービスです。
派遣先企業としては、予め期間を定めて雇うことも可能なため人員計画が立てやすいメリットがあります。

繁忙期の一時的な補填や新規事業のオープニングスタッフ募集などの際には、非常に有効な手段となるでしょう。

面接の手間が省けるなど内部コストが削減できる
労働者と雇用契約を結ぶ際には、面接や筆記試験といった採用選考が不可欠です。
また、求人広告代理店とのやり取りや、社内調整など様々な手間(=内部コスト)がかかります。

しかし、人材派遣なら採用選考といった手間が省略できるため内部コストの削減も可能です。

教育コストが削減できる
派遣会社の多くは、自社の抱える派遣スタッフに対し様々な研修を行い、スキルアップを図ります。また、そもそも入社時点でどんな経験があり、どのような業務に対応することができるかをあらかじめ把握しています。

その中で依頼された企業の要望に合った人材を派遣しますので、基本的には現場に入ってからの教育が必要ありません。

【2】人材派遣を利用するデメリット

続いて、人材派遣のデメリットについてです。

人材を選ぶことができない
人材派遣を利用する際、“このようなスキルを持っている人“といったスキル面での要望を出すことは可能です。しかし、実際に会い“この人がいい”というように人材を選ぶことはできません。

そもそも、労働者派遣法により、派遣先企業による事前面接は禁止されているからです。

派遣期間を完全自由に設定できるわけではない
人材派遣は、基本的に有期契約ですが、現行の法律では正当な理由がなく契約を打ち切ったり継続したりすることはできません。

具体的には、

  • 何となく派遣スタッフとの相性が合わないから入れ替えたい
  • 職場の雰囲気に何となく会っていないようだから入れ替えたい

といった要望があったとしても、案件自体が継続しており、派遣スタッフも継続して就業を希望している場合、契約を打ち切りにすることが難しいということです。

反対に、優秀な人材で継続して就業してもらいたいと思っていても、派遣スタッフ本人が就業を希望しなければ契約を終了しなくてはいけないということもあります。

【3】人材紹介を利用するメリット

一方、人材紹介を利用するメリットは以下の通りです。

長期雇用ができる
人材紹介は、直接雇用による長期雇用が前提なため、長期的な人員計画で利用するとよいでしょう。長期雇用を見据えた場合には、人材紹介会社の利用が選択肢に入るでしょう。

社内にノウハウが蓄積する
人材紹介は直接雇用ですので、採用した人材がもともと持っているスキルや入社後獲得したスキル・経験はそのまま社内にノウハウとして蓄積していきます。

ほとんどが成功報酬型のため初期費用がかからない
ほとんどの人材紹介サービスは、採用者が確定してから報酬を支払う成功報酬型です。
採用に至らなかった場合は費用が発生しないため、採用活動における初期費用を抑えることができます。

採用担当者・人事の工数削減ができる
採用活動で難しいのが「母集団(自社に興味・関心を持っている人材)形成」です。
自社の採用ページを充実させたり、求人広告媒体で認知度を高めたりと、母集団形成にはたくさんの社内工数が発生します。

人材紹介会社は膨大な人材データベースを有しており、自社にマッチする転職希望者を探し出すプロです。

母集団形成のために採用担当者や人事が抱える負担を考えると、採用工数をかけずに採用活動が進められるという点で、メリットとなるでしょう。

【4】人材紹介を利用するデメリット

人材紹介を利用するデメリットも合わせてみてみましょう。

採用コストが他の採用手法に比べて高額になる
先にお伝えした通り、人材紹介会社に支払う紹介手数料は「理論年収の30~40%」です。年収400万円の人を採用した場合、およそ140万円となります。

求人サイトを利用した採用活動の場合、20~30万円程度(中途メディアの場合)で掲載でき、場合によっては、一度の掲載で複数人採用することができたということもあります。
つまり、一人当たりの採用コストが20~30万円程度になるということですね。

このように、他の採用手法と比較したとき、人材紹介を利用したときの採用コストは高額になることがあります。

社内に“採用ノウハウ”が蓄積されない
人材紹介は簡単に言えば “人材の募集”を外部に委託するサービスです。そのため、求人原稿の打ち合わせや、写真撮影など手間のかかる作業を行わずとも候補者を集めることが可能です。

しかし、裏返せば社内に“人材の募集”に関する採用ノウハウが蓄積しないということでもあります。採用ノウハウが蓄積していかなければ、人材紹介に依存してしまうことにもなりかねませんので注意が必要です。

5.人材派遣、人材紹介のデメリットを補う手法の組み合わせも検討しましょう!

人材採用では、様々な手法のメリット、デメリットを理解した上で、リスクの少ない手法を選択し、できるだけ採用成功に近いプランニングをすることが重要です。

この記事で紹介している人材派遣、人材紹介ともに人材サービスの中では、メジャーな手法ではありますが、それぞれに前述のようなメリット・デメリットがあります。

実は人材派遣、人材紹介を効果的に活用する方法として、求人サイト(求人広告)を合わせて利用する方法があります。

なぜ、求人サイトを合わせて利用するのが良いかというと、求人サイトは様々ある採用手法の中では、比較的、コストのかからない方法です。

例えば、人材紹介会社に依頼し選考を行いつつ、求人広告を掲載するといった方法をとると、
求人サイトから思わぬ人材からの応募があり、結果的に人材紹介を利用しなかったということもあり得ます。

つまり、人材派遣、人材紹介を利用する場合は求人広告を合わせて使うと、それぞれのデメリットを補うことができるということです。

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※表はリクナビNEXTの詳細です

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6.それぞれの強みを理解し、ニーズに合わせて利用しましょう!

この記事では、人材派遣と人材紹介の違いやそれぞれのメリット・デメリットなどについて詳しく解説しました。

ご紹介の通り、人材派遣、人材紹介ともに、それぞれの強みを理解し、ニーズに合わせて利用することで効果的な採用活動を行うことが可能です。

採用活動でお困りでしたら、お気軽に 『リクルート求人広告代理店 株式会社yell(エール)』までご相談ください。

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