
転職前には適職診断がおすすめ!無料診断ができる転職サービスも紹介
「自分に合った仕事がわからない」「転職を検討しているが、その仕事で本当にいいのだろうか」そう考え立ち止まってしまうこともあるでしょう。
そんなときに活用したいのが、適職診断です。いくつかの簡単な質問に回答するだけで、自分の適職を判定してもらうことができます。

そこで今回は、転職を検討している人におすすめの適職診断についてご紹介します。
- 適職診断を利用できる転職サービス
- 転職前に適職診断を受けるメリット・デメリット
- 適職診断を転職活動に役立てる方法
転職時に適職診断を受ける際の注意点もご紹介するので、転職を検討している人は参考にしてみてください。
Contents
転職前に使いたい!適職診断とは?
適職診断で見つける!自分に合う仕事
適職診断とは、職業観や性格タイプを分析し、結果に即した職種や業界を紹介してもらえる分析ツールです。
活用するサービスによっても異なりますが、適職診断でわかるのは、自分に合っていると想定される職業や業界、仕事への適性、性格、強みなどです。
基本的には蓄積したデータや心理学をベースに診断されることが多いようです。

適職診断がおすすめなのはこんな人!
適職診断をするべきなのは、以下のような人です。
- 転職のタイミングに悩んでいる
- 今の仕事に満足していない
- 自分の市場価値が知りたい
- 自分に合う職業が知りたい
転職を考えているけどどんな仕事を探せばいいのか分からないなら、まずは適職診断を受けてみることから始めてみるのもいいかもしれません。
自分のことを見つめ直したり、客観的に見たりするきっかけにもなります。
適職診断ができるのは転職サイトやハローワーク
適職診断は、転職サイトや転職エージェントのサービスのひとつとして利用することができます。ホームページ上でアクセスし、診断を受けるケースがほとんどです。
また、ハローワークで実施されている適職診断もあります。質問数はサービスによって異なりますが、20~30問ほどの簡単なものが多く、10分あれば答えられるでしょう。
適職診断ができるおすすめの転職サービス4選
doda
- 転職サイトと転職エージェント両方の機能を提供!
- 豊富な求人数を保有!
- 診断ツールが豊富!
「doda」は、転職サイトと転職エージェントどちらとしても活用できる転職サービスです。転職エージェントを利用すればさらに非公開求人も紹介してもらうことができます。
年収査定や合格診断、自己PR発掘診断、オンライン仕事力診断など、さまざまな角度から自分について知り、転職のヒントをもらうことができます。

エゴグラム適職診断
行動パターンから分類する性格診断が、エゴグラムです。
診断により8種類のタイプの中から、性格の特徴をわかりやすく表示。自分についての理解を深めたい人に最適です。

転職タイプ診断
転職タイプ診断でわかるのは、転職タイプと今の満足度です。
転職タイプに加えて、今の仕事のどんな点に満足しどこに不満があるのかという点を、チャートで表示。現状の満足度が一目で理解できます。

運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年5月16日時点 | — |
対応エリア | 全国 |
出典:doda
リクナビNEXT
- 自分で転職活動を進めたい人向けの転職サイト!
- 転職サポートコンテンツや機能が充実!
- アプリで簡単に求人検索もできる!
「リクナビNEXT」は、株式会社リクルートが運営する転職サイトです。たくさんの求人の中から、さまざまな角度からの検索機能により自分に合った求人を見つけることができます。
会員登録をすると、企業からダイレクトに打診がくる可能性もあります。
アプリを使えばより簡単に求人検索ができたり、キャリアアドバイザーにチャットで相談したりすることもできます。

3分間!適職診断
「3分間!適職診断」は、仕事選びの価値観と隠れた性格を分析してくれるサービスです。
自分の知らない自分を客観的に見つめることで、仕事選びのヒントをもらうことができるかもしれません。
運営会社 | 株式会社リクルート |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年5月16日時点 | 60,301件 |
対応エリア | 全国 |
出典:リクナビNEXT
マイナビ転職
- 自分で転職活動を進めたい人向けの転職サイト!
- 転職フェアやイベントを定期的に開催!
- 転職サポートツールも充実!
「マイナビ転職」は、株式会社マイナビが運営する転職サイトです。
会員登録しなくても求人検索ができますが、会員登録により応募や求人のブックマーク、スカウトサービスなどといった機能を利用することができます。
転職ノウハウセミナーやWeb履歴書添削など、転職をサポートするサービスも充実しており、転職活動を進める助けになります。

ジョブリシャス診断
「ジョブリシャス診断」は、ディグラム・ラボとのコラボにより提供している、心理学と統計学を組み合わせた性格診断です。
延べ37万人の数万項目以上のアンケートから得たデータをもとに、性格を分析します。
自分の性格をもとにした適職が表示され、転職先選びに役立てることができます。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年5月16日時点 | — |
対応エリア | 全国 |
出典:マイナビ転職
女の転職type
- 女性×正社員求人に特化した転職サイト!
- 女性目線のこだわり条件で求人検索ができる!
- スカウトサービスもある!
「女の転職type」は、女性の正社員求人に特化した転職サイトです。土日祝休み、育児との両立ができるなど、女性ならではの求人選びのポイントから検索することもできます。
会員登録をすると企業からのアプローチを受けることのできるスカウトサービスもあり、受け身の転職活動も叶う可能性があります。

いい仕事ミイつけよう診断
「いい仕事ミイつけよう診断」では、自分に向いている仕事や経験が活かせる仕事を分析してくれるサービスです。性格診断ではなく、これまでの仕事の経験に基づいて適職を診断してくれます。
今までの経験を活かしながら、さらにキャリアを積みたいという希望のある女性にぴったりでしょう。
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年5月17日時点 | 2,199件 |
対応エリア | 全国 |
出典:女の転職type
転職前に適職診断をする3つのメリット
メリット①無料で利用できる
お金のかかる適職診断もありますが、多くの適職診断は無料で利用することができます。
時間もそうかからず手軽に診断できるものが多いため、軽い気持ちでとりあえず受けてみるのもいいかもしれません。

メリット②向き・不向きを客観的に判断できる
仕事の向き・不向きは誰にでもあります。自分の強みを活かせる仕事につければ、将来的なキャリアアップにつながりやすくなるでしょう。
これまで選択肢になかった仕事に出会えるきっかけにもなるかもしれません。

メリット③仕事選びの失敗を回避できる
自分の適性を見誤り、向いていない仕事に転職してしまうと、苦労する可能性も高くなるでしょう。
適職診断をすることで、向いているかどうかはともかく、向いていない仕事を選んでしまう失敗を回避することができるでしょう。
サービスによっては結果が出たあとすぐに求人情報をチェックできるものもあり、効率的に転職活動を進められることもあります。

転職前に適職診断をする2つのデメリット
デメリット①正しい結果が出るとは限らない
適職診断は基本的に、診断結果に信頼性が担保されているわけではありません。回答したときの気分によっても、結果が変わることもあるでしょう。
適職診断によっては、その結果になった理由や根拠まではわからないこともあり、モヤモヤしてしまうこともあるかもしれません。

デメリット②キャリアの方向性を見誤る可能性もある
適職診断は適した職種が明確に提示されるため、仕事選びの選択肢を狭めることにもなりかねません。
本当は向いていない仕事に照準を合わせて転職活動を進めてしまうこともあるかもしれません。診断結果にとらわれ過ぎず、向き不向き以外の側面も見て求人を選ぶようにしましょう。
適職診断はどう活用する?転職への効果的な活用方法
診断は複数テストする
診断結果が確実ではないため、適職診断はひとつだけでは不十分です。
いくつか診断して結果が似通っているなら、向いている可能性が高いと判断してもいいかもしれません。
仕事選びは向き・不向き以外の要素も検討する
適職診断でわかるのは、主に仕事の向き・不向きですが、転職先を考えるにあたり、それ以外の要素も考えなくてはなりません。
将来的なキャリアプランを見据え、向いていなくてもやるべき仕事もあるかもしれません。

周りの人からの意見も確認する
適職診断だけではなく、友人や家族など近しい人の意見も参考にするといいでしょう。つき合いが長いと、性格も熟知しているはず。関係性が近いからこそ親身に相談に乗ってくれるでしょう。
最終的に決めるのはもちろん自分ですが、客観的な意見も参考にしようとする姿勢が、新しい発見を生む可能性もあります。
転職エージェントの視点から適職診断してもらう方法もある!
転職エージェントを利用すれば、転職市場に精通しているプロのキャリアアドバイザーから適職診断をしてもらうこともできます。
ネット上で行う適職診断とは違い、カウンセリングしたうえで判断してくれるため、より確実な適職診断になるはずです。

適職診断を受ける際の注意点
適職診断を受ける際は、以下のような点を注意しておきましょう。
- リラックスした状態でありのままの回答をする
- 占いのようなものとして参考程度にとどめておく
適職診断は、自分のありのままの気持ちや状態を回答できなければ、正しい結果にはなりません。リラックスした状態で、偽ることなく回答するよう心掛けましょう。
体調が悪い、気分が鬱屈している、お酒を飲んだといった状態での診断はやめておきましょう。
どの質問も、迷わずすんなり回答できるものは少ないはず。気分や状況、質問の受け取り方によっても回答は異なるため、結果に一喜一憂したり過信したりし過ぎない姿勢も大切です。

まとめ
今回は、転職活動に役立つ適職診断について解説しました。自分の向いている仕事はもちろん、長所や短所、強みといったことも理解することができるのが適職診断です。

適職診断の結果から希望する仕事の適性を確認したり、これまで検討していなかった仕事の適性を発見したりする可能性もあります。
仕事に費やす時間が大きいため、できるなら楽しく働きたいもの。適職診断を転職活動に活用して、自分の適性を最大限に活かせる仕事を見つけてください。