
看護師派遣におすすめの転職エージェント5選!求人数比較ランキングも紹介
看護師にはさまざまな働き方がありますが、中でも派遣社員はメリットが多く、仕事とプライベートを両立させやすいです。アルバイト・パートより時給水準は高く、残業などがないケースが多いです。
自分の希望に合った働き方をするためには、看護師に特化した転職エージェントを使うのがおすすめです。
そこで今回は、派遣看護師におすすめの人気転職エージェント5選を紹介します。
- 派遣看護師におすすめの転職エージェント
- 【派遣看護師向け】転職エージェントの選び方
- 派遣看護師として働くメリット・デメリット
求人数で比較したランキングにも触れるので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
派遣看護師のおすすめ転職エージェント5選
看護roo!
- 看護師向けのお役立ちコンテンツが充実している
- 求人の紹介や履歴書の書き方などのサポートを受けられる
- 利用者の満足度は96.3%※1と高い
看護roo!は看護学生や若手の看護師向けの情報サイトであり、転職エージェントの機能もあります。
医療関連のニュースや看護知識・看護用語辞典など、看護師として働く際に役立つコンテンツが充実しています。
転職のプロからアドバイスをもらうことができ、LINEやメールを使ってやりとりできます。看護roo!の公式サイトによると、利用者の満足度は96.3%※1と高いため安心して利用できるでしょう。

運営会社 | 株式会社クイック |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年7月1日時点 | 54,748件 |
派遣の公開求人数 | 非公開 |
対応エリア | 全国 ※派遣サービスは関東・関西エリアのみ |
出典:看護roo!公式サイト
※1 出典:看護roo!求人紹介の流れ
看護のお仕事
- 累計利用者数は40万人を突破※1している
- 年間4,000回を超える職場訪問※1により、しっかり情報収集している
- 自分のペースに合わせて転職活動を行える
看護のお仕事は10万件以上の求人数を保有しており、豊富な求人の中から条件に合致した仕事を探せます。
そのため、職場の雰囲気なども分かりやすく、転職に失敗しにくいことが大きな特徴です。自分のライフスタイルに合わせて転職活動できることも利用者が多い要因の1つです。
また、職場の詳しい話が聞けるだけでなく、履歴書の添削や面接対策、日程調整など充実したサポートも受けられます。

運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年7月1日時点 | 135,021件 |
派遣の公開求人数 | 12,154件 |
対応エリア | 全国 |
出典:看護のお仕事公式サイト
※1 出典:看護のお仕事 看護のお仕事とは
ナース人材バンク
- 年間利用者数は10万人以上※1もある
- 看護師専門の転職サービスで、的確なアドバイスを受けられる
- 各都道府県の担当キャリアパートナーが在籍している
ナース人材バンクは、累計ではなく年間のアクティブユーザー数が10万人以上※1もあり、多くの看護師が利用しているサービスです。
各都道府県の担当キャリアアドバイザーがおり、求人票に載らない情報まで知ることができるため、希望に合った求人を見つけやすいでしょう。

運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年7月1日時点 | 7万件以上 |
派遣の公開求人数 | 74件+非公開求人 |
対応エリア | 全国 |
出典:ナース人材バンク公式サイト
※1 出典:ナース人材バンク公式サイト
医療ワーカー
- オーダーメイド型であり自分のペースで転職を進められる
- 充実した転職サポートを利用できる
- 非公開求人の情報はメルマガで知ることができる
医療ワーカーは自分の希望やワークライフバランスに合わせて、オーダーメイド型の転職サポートを受けられます。
非公開求人の数も多く、登録することで派遣の求人なども閲覧可能です。他では見たことがない仕事に出会える可能性に期待できる点は、利用する側にとって魅力と言えるでしょう。

運営会社 | 株式会社トライトキャリア |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年7月1日時点 | 59,038件 |
派遣の公開求人数 | 255件 |
対応エリア | 全国 |
出典:医療ワーカー公式サイト
ナース専科求人ナビ
- 20万件以上も求人があり、膨大な案件の中から探すことができる
- 年間の登録者数は70万人※1と利用者が多い人気サービス
- 毎月約5,000件の求人が更新されている
ナース専科求人ナビは20万件以上の膨大な求人を保有しています。また、「ナース専科求人ナビ」を運営しているのは、「ナース人材バンク」と同じ株式会社エス・エム・エスです。
求人サイトとして活用できる以外にも、転職の電話サポートを実施しているため、適切なアドバイスを受けられることも、大きなメリットです。

運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2022年7月1日時点 | 231,614件 |
派遣の公開求人数 | 14,155件 |
対応エリア | 全国 |
出典:ナース専科求人ナビ公式サイト
※1 出典:ナース専科求人ナビについて
【求人数比較】看護師派遣のおすすめ転職エージェントランキング
※記事内で紹介した転職エージェントの公開求人数を比較し、多いものから順にランキング形式でご紹介します。
※情報は2022年7月1日時点のものです。最新情報とは異なる可能性があります。
1位:ナース専科求人ナビ(公開求人数:231,614件)
- 20万件以上も求人があり、膨大な案件の中から探すことができる
- 年間の登録者数は70万人と利用者が多い人気サービス
- 毎月約5,000件の求人が更新されている
- エリアや職種、雇用形態など細かい条件で検索しやすい
- 無料の電話による転職サポートを受けられる
2位:看護のお仕事(公開求人数:135,021件)
- 累計利用者数は40万人を突破している
- 年間4,000回を超える職場訪問により、しっかり情報収集している
- 自分のペースに合わせて転職活動を行える
- インタビューありの看護師求人情報もあり、職場の雰囲気が分かりやすい
- アドバイザーへの連絡はLINEでできるため、隙間時間に転職活動ができる
3位:ナース人材バンク(公開求人数:7万件以上)
- 年間利用者数は10万人以上もある
- 看護師専門の転職サービスで、的確なアドバイスを受けられる
- 各都道府県の担当キャリアパートナーが在籍している
- WEB上で病院の見学や職員のインタビューを閲覧できる
- 2005年からサービスを開始しており実績は十分
派遣看護師とは?派遣の種類も紹介
看護師というと正社員のイメージを持たれる方は少なくありません。しかし近年では、派遣看護師として働く人が増えているのです。
では、派遣看護師と正社員の看護師では仕事内容や待遇がどのように違うのでしょうか。

派遣看護師とは
派遣看護師とは、派遣会社と雇用契約を結んでいる看護師のことを言います。仕事内容は派遣と正社員で大きな違いはありません。
一方、派遣看護師は派遣会社と雇用契約を結んでいるので、給与の支給や社会保険の管理も派遣会社が行っています。
また、正社員は同じ職場で長く働くことができますが、派遣看護師は同じ職場は長くても3年までと決められています。
このように派遣看護師と正社員の看護師では、雇用形態や雇用期間が異なることが大きな特徴です。

派遣看護師の種類
派遣看護師は以下のような種類に分類されます。それぞれの特徴を把握した上で、自分が希望する派遣看護師を選ぶようにしましょう。
- 単発派遣
- 短期派遣
- 長期派遣
- 紹介予定派遣
それぞれ、みていきましょう。
単発派遣
単発派遣とは1日〜数週間程度、派遣された職場で働く勤務体制を言います。自分の予定が空いている日に、単発で仕事を行えるのがメリットです。
短期派遣
短期派遣とは、2ヶ月〜3ヶ月程度、派遣された職場で働く勤務体制です。お試しとして働いてみたい方や短期間だけ働きたい方に向いています。
主な派遣先としては、福祉施設、病院、クリニックなどが挙げられます。
長期派遣
長期派遣は3ヶ月〜最長3年の期間で働く勤務体制です。3ヶ月以上、同じ派遣先で働きたい人には向いているでしょう。

主な派遣先としては、介護施設、病院、クリニック、福祉施設が挙げられます。
紹介予定派遣
紹介予定派遣は、派遣期間終了後(1日〜最長6ヶ月)、双方の合意のもとに直接雇用となる働き方です。
一定の期間、派遣社員として働くことで職場の人間関係や仕事内容が見極められます。
将来的には正社員として、同じ職場で安定して働きたいと考えている方には向いているでしょう。主な派遣先としては、介護施設、訪問看護、病院やクリニックが挙げられます。

派遣先別の働き方を紹介
では、派遣看護師はどのような職場に派遣されるのでしょうか。ここでは、派遣先別の働き方を紹介します。
- 病院・クリニック
- 介護老人保健施設
- 保育園
- 献血センター
それぞれ、紹介します。
病院・クリニック
代表的な派遣先としては、病院・クリニックなどの医療機関が挙げられます。
基本的に、病院に派遣される場合は、正社員が産前産後休業や介護休業などで休んでいる間に派遣されるケースがほとんどです。
また、八丈島のような離島でも派遣看護師として勤務可能ですが、厚生労働省から指定された地域のみに限定されます。

介護老人保健施設
介護老人保健施設とは、在宅復帰を目指して、リハビリや医療・介護を提供する施設です。
具体的には食事や着替え、入浴などの介助や運動の指導を行うこともあり、施設によって異なります。

保育園
近年、厚生労働省が保育園に看護師を配置する動きが盛んになっているため、保育園で働く看護師が増えています。
保育園での看護師の業務内容は、主に園児の健康管理です。具体的には以下のとおりです。
- 登園した園児の健康チェック
- 怪我の応急処置
- 感染予防
- 歯磨き、手洗いの手伝い
- 健康指導
このように、保育園で働く看護師の仕事内容は多岐に渡ります。

献血センター
献血センターでの仕事内容は、主に採血業務です。日本の献血事業は、すべて日本赤十字社が実施しております。採血業務の具体的な仕事内容は以下のとおりです。
- 会場に来てくれた人たちへの検査や採血
- 注意事項の説明
- 消毒
- 献血者の観察
献血センターのお仕事は日勤なので、夜間に働くことができない人には向いている職務と言えるでしょう。
【派遣看護師向け】転職エージェントの選び方と活用方法
求人数を比較する
転職エージェントを選ぶときは、まず看護師の求人数をチェックしましょう。求人数が多いと希望内容で絞り込んだ際にヒットする可能性が高くなり、好条件の仕事に出会いやすいです。
また、転職エージェントは登録したり、面談を受けたりしないと応募できない非公開求人もあります。
公開求人だけでなく非公開求人に関する情報も確認するのがおすすめです。
サポート体制で選ぶ
転職エージェントは、サービスごとにサポート体制が異なります。サポートが充実している転職エージェントの場合、選考書類の書き方を教えてくれたり模擬面接を実施していたりします。
これらのサポートを受けることで内定する可能性は高くなるでしょう。

複数社に登録する
転職エージェントには、そのサービスでしか扱っていない独占求人を保有しているケースが多いです。このような求人に応募するためには、そのエージェントに登録しなければなりません。
転職で希望する条件の求人と出会うためには、できるだけ多くの求人数の中から選べるようにすると良いでしょう。
派遣看護師として働くメリット
高時給で働ける
看護師を派遣社員として働く場合、高時給になるケースが多いです。
2022年7月1日時点の求人ボックスのデータ※によると、アルバイト・パートの平均時給は1,377円ですが、派遣社員の場合は1,696円と高額です。
- 正社員:370万円/年
- アルバイト・パート:1,377円/時
- 派遣社員:1,696円/時
派遣社員の時給1,696円を元に、1日8時間、1ヶ月に20日稼働として計算すると月収は27万1,360円、年間だと325万3,620円になります。
さらにスキルや経験年数によっても時給は変動し、実績が豊富なほど給与は高くなる傾向があります。

仕事とプライベートを両立しやすい
看護師の派遣の場合、正社員よりも柔軟な働き方が実現しやすいこともメリットです。基本的にシフト制であるため、働いた分だけ収入になり、休みの都合なども付けやすいです。
そのため、家事・育児・介護など、プライベートな予定がある場合でも自分の都合をつけやすく、仕事との両立を図りやすいでしょう。
もちろん好き勝手自由に働けるわけではありませんが、正社員よりも働きやすく、パート・アルバイトよりも収入を増やしやすいです。
残業・業務等のトラブルに巻き込まれにくい
派遣の看護師は病院など医療機関の従業員としてではなく、派遣会社のスタッフとして働きます。

また、看護師を辞める際の退職理由の中で、人間関係の悪化が原因と答える人は少なくありません。
派遣社員として働く場合、その組織に属するわけではないため、現場で一緒に働く看護師とも一定の距離を保ちながら働けることも、大きなメリットです。
責任の生じる業務を避けられる
派遣社員の場合、同じ職場で働く期間が決まっています。また、正社員よりも働き方が不安定ということもあり、責任が大きな業務を担当する機会は少ないです。
業務による精神的な負担を減らしたいと考えている人にとって、責任が生じる業務を避けやすいことも大きなメリットといえるでしょう。
さまざまな職場を経験しやすい
派遣社員として看護師の仕事をする場合、働く期間は短いことが多いです。働く期間が満了すれば、別の職場で仕事をすることになるでしょう。
人間関係や職場の雰囲気が合わないときは、別の職場に移りやすいだけでなく、看護師としての経験も積めます。

派遣看護師として働くデメリット
同じ職場で働ける期間は3年
派遣社員に関するルールは、通称「派遣法(労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律)」によって定められています。
この派遣法では以下の通り、1つの職場で働ける期間は3年と定められています。
この派遣法の3年ルールは、同法の第四十条の二※に例外が定められていますが、基本的に看護師の派遣社員には適用されないことが多いです。
福利厚生の期待ができない
派遣の看護師は派遣先医療機関の従業員ではないため、職場で定められている福利厚生は適用されません。例えば、交通費の支給やスキルアップの補助、退職金などが該当します。
他にも、短期の派遣であれば、社会保険に加入できない場合もあります。
このように、正社員として働く場合と派遣社員として働く場合とでは明確な差が生まれるため、大きなデメリットといえるでしょう。
昇給・ボーナスは難しい
看護師の場合、基本的な仕事内容は直接雇用の従業員と派遣社員で大きく変わらないものの、キャリアアップやボーナスなどは期待できません。
シフト制であることは、自身の予定を決めやすいメリットがあるものの、将来性や賞与などの面で直接雇用よりも劣るケースは少なくないでしょう。
研修制度が整っていない恐れがある
派遣社員は基本的に現場の即戦力として期待されています。そのため、新入社員が受ける丁寧な研修などは受けられない可能性が高いです。

このような場合でも研修に割く人員が足りないなど、制度や環境が整っていないケースも考えられます。
自身のスキルを高めたい場合は、研修に頼ることなく自分で経験を積む必要があるでしょう。
まとめ
この記事では、派遣看護師におすすめの人気転職エージェント5選を紹介しました。派遣の看護師として働く場合、時給が高く、仕事とプライベートを両立しやすいなどのメリットがあります。
しかし、同じ職場で働ける期間は3年と短く、福利厚生は期待できないため注意が必要です。より良い条件の求人に転職する場合は、自分に合った転職エージェントを利用するのがおすすめです。