JAL(日本航空)の平均年収は?口コミやボーナス事情も詳しく紹介
JALは国内大手航空会社で、ビジネスシーン・プライベートにて多くの人に快適な空の旅を提供しています。
そこで今回は、勤務するうえで気になるJALの平均年収や競合他社との比較について紹介します。
- JALの基本情報
- JALの平均年収
- 【職種別】JALの平均年収
- JALの平均年収に対する口コミ・評判
また、残業代やボーナス事情なども解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
JAL(日本航空)の基本情報
会社名 | 日本航空株式会社 |
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本社所在地 | 〒140-0002 東京都品川区東品川二丁目4番11号 野村不動産天王洲ビル |
設立年月日 | 1951年8月1日 |
資本金 | 539,541百万円 |
主な事業内容 | 定期航空運送事業及び不定期航空運送事業/航空機使用事業/その他附帯する又は関連する一切の事業 |
従業員数 | 13,787人/連結従業員数:36,060人(2021年3月現在) |
出典:日本航空株式会社公式
主な事業内容
JALの主な事業として、航空運送事業が挙げられます。国内・国際航空運送事業(旅客、貨物)を営んでおり、連結子会社6社と関連会社1社にて航空運送事業を行っているのです。
なお、航空運送事業における主要な業務・サービスとして以下が挙げられます。
- 空港旅客サービス
- グランドハンドリング
- 整備
- 貨物
- 空港周辺事業
- 旅客販売
その他の事業としては、パッケージ旅行の販売やクレジットカード事業、さらには農業事業やビジネスジェット事業など幅広いサービスを提供しています。
福利厚生
安心して働くうえで、企業の福利厚生制度の充実度は非常に重要です。転職等を考えている場合、年収とともに事前チェックをする人は少なくありません。
JALでは、2015年度に人財本部内にワークスタイル変革の専門組織を新設し、全社員が今以上にやりがいをもって働き活躍できるよう、意識改革と各種環境整備に継続的に取り組んでいます。
上記は全職種に共通する支援制度で、他には業務企画職やパイロット、客室乗務職のみなど、職種別に用意されている点が特徴です。
手厚い支援制度が整っているため、社員にとって安心して働きやすい環境と言えるでしょう。
JAL(日本航空)の平均年収
JALの平均年収は、有価証券報告書によると2021年3月31日現在で6,784,000円(※1)となります。
日本の平均年収は国税庁によると461万円(※2)と公表されているため、比較するとJALの年収は国民の平均を大きく上回っています。つまり、安定して稼げる企業と言えるでしょう。
※1出典:日本航空株式会社2021年3月期有価証券報告書
※2出典:国税庁ホームページ
新型コロナウイルスの影響を受けている可能性がある
世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスは、旅行業界に大きなダメージを与えています。渡航が禁止されている今、JALの業績も例外ではありません。
業績の悪化は社員の給与に影響も及ぼしていると推測できます。では、過去数年間の有価証券報告書から平均年収の推移を見ていきましょう。
2021年3月期(※1) | 6,784,000円 |
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2020年3月期(※2) | 8,393,000円 |
2019年3月期(※3) | 8,275,000円 |
2018年3月期(※4) | 8,667,000円 |
2017年3月期(※5) | 8,594,000円 |
2017年~2021年の3月期を比較すると、800万円代となる2017年~2020年に対して、2021年は600万円台と大幅にダウンしています。
今後の業績次第では年収が800万円台に戻る、もしくはそれ以上になる可能性もあるため動向に期待です。
※2出典:2020年3月期有価証券報告書
※3出典:2019年3月期有価証券報告書
※4出典:2018年3月期有価証券報告書
※5出典:2017年3月期有価証券報告書
JAL(日本航空)の平均年収に対する口コミ・評判
良い口コミ
- 同業他社よりも年収が高いようなので働きがいは感じられる
- 年次を重ねるとそれなりに給料がもらえる
- 昇進すると給与が大きくが上がるため頑張りがいがある
- 若手社員でも上位職へのステップを踏みやすいよう徐々に取り組みがされている
- 手当が手厚くきちんと給与に反映される
同じ航空運送事業を営む企業に比べて平均年収が高い設定であることは、社員にとって働きがいに繋がっていると高評価を獲得しています。
ある意味、年次を重ねるとそれなりに給料がもらえるという年功序列の社風は、成績がふるわなかった人にとっては安心感にも繋がっている印象を受けます。
イマイチな口コミ
- 年功序列が色濃く成績が良くても飛び級で給与が上がることはない
- 地上職は決して収入が高くない
- コロナの影響で賞与を当てにできない
- 評価基準は厳しい印象
大企業に多い年功序列な社風について、JALにおいても感じている社員は少なくないようです。成績が良くても飛び級で給与が上がらない点は、意欲に繋がらない要因となっています。
あまり年収が高くないという声もあり、これは新型コロナウイルスによる業績悪化が影響していると推測できます。業績が回復し、以前のような年収に戻ることを期待しましょう。
JAL(日本航空)の残業代やボーナス事情
給与に反映される要素として、残業代やボーナス事情について気にする人は少なくありません。JALはコロナの影響で平均年収が下がっていることもあり、気にすべき点と言えるでしょう。
残業代について公式ホームページや有価証券報告書などには記載されていないため口コミから調査すると、きちんと超過した時間分は支払ってもらえているとのことです。
なお、総合職については基本給与および残業代のみで形成されるとの声もあるため、可能な範囲で残業をすることで給与アップが見込めそうな印象を受けます。
賞与については採用情報を見たところ、夏季・年末・期末の年3回が2019年度の実績とされています。
ただし、コロナウイルスの影響による業績悪化を受けているため、今まで通りに支給されるかと言うと不安を感じる部分です。
JAL(日本航空)の平均年収を競合他社と比較
JALは日本が世界に誇る大企業であり、知名度の高さからも転職先としておすすめです。しかし、ここで気になるのは競合他社と比較し平均年収は高いか、低いかではないでしょうか。
同じ業界で働くのであれば、給与面を意識すると高い方に勤めたいと考える人は少なくありません。競合となるANA・スターフライヤーの平均年収と比較したため紹介します。
JAL(※1) | 6,784,000円 |
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ANA(※2) | 5,637,000円 |
スターフライヤー(※3) | 5,000,000円 |
3社の有価証券報告書による平均年収を比較したところ、JALはANA・スターフライヤーの2社を大きく上回り最も高い金額です。つまり、同業界では安定して稼げる企業と言えます。
なお、上記は有価証券報告書による企業全体の平均金額となるため、あくまで一つの目安として考えておきましょう。
競合他社と比較して平均年収が高い点は、転職先として多くの人が選択する大きな理由と言っても過言ではありません。
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運営会社 株式会社ビズリーチ 主なサービス(機能) 公開求人数 72,762件※2022年4月1日時点 拠点 東京/首都圏拠点(渋谷)/関西/名古屋/福岡
よくある質問
※1出典:日本航空株式会社2021年3月期有価証券報告書
※2出典:国税庁ホームページ
まとめ
この記事では、JALの平均年収や競合他社との比較について紹介し、残業代やボーナス事情なども解説しました。
新型コロナウイルスの影響を受けているものの、日本の平均年収を大きく上回り安定して稼げる印象です。競合他社と比較しても、大きく上回り金額はトップとなります。
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記事内で紹介した転職エージェントはいずれも無料で利用できるため、ぜひ自分に合ったサービスを見つけてみてください。