保育士に人気のおすすめ転職サイト8選|求人数比較ランキングも紹介
保育士は今後もAIに代替されにくい職業として需要のある職種です。その中でもより良い職場環境を探して転職を検討している保育士の方もいるのではないでしょうか。
しかし、多くの転職サイトの中で、保育士におすすめの転職サイトがどれなのかわからず、なかなか転職活動の第一歩が踏み出せないなんてこともあるかもしれません。
そこで今回は、当サイトが厳選した保育士におすすめの転職サイトを紹介します。
また転職サイトを選ぶポイントや失敗しない転職活動の方法についても解説するので、転職を検討中の保育士の方はぜひ参考にしてみてください。
【特化型】保育士におすすめの転職エージェント・サイト5選
保育士ワーカー
- 保育士求人の保有件数が多い
- 求人の情報量が充実
- 保育士転職専門のアドバイザーがしっかりサポート
保育士ワーカーは、厚生労働省にも認定された老舗の人材紹介サービスであるため、保育士向けの求人数がとても多いです。幼稚園・保育園・企業・学童など、幅広く求人を見つけることができます。
求職者のサポートを行うのは就職や転職専門のアドバイザーであり、一人一人と真摯に向き合い、希望に沿った求人を見つけてくれます。面接の対策や日程調整だけでなく、給与の交渉や転職後のサポートまで担当してくれます。
運営会社 | 株式会社トライトキャリア |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2024年1月現在 | 40,549件 |
保育士の公開求人数※2024年1月現在 | 40,549件 |
対応エリア | 全国 |
出典:保育士ワーカー
マイナビ保育士
- 転職エージェントと転職サイト両方の機能
- 全国各地に面談会場がある
- 厳選された求人を多く紹介
マイナビ保育士は、転職エージェントと転職サイトの両方の機能があります。院内保育、幼稚園教諭、ママ保育士などの求人特集があり、自分の希望の求人も検索しやすいでしょう。
さらにマイナビ保育士は求人の質を追求するため、業界専門のアドバイザーが実際に施設に赴き、雰囲気などを記録し、求職者とのミスマッチがないようにしています。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2024年1月現在 | 20,281件 |
保育士の公開求人数※2024年1月現在 | 20,281件 |
対応エリア | 全国 |
出典:マイナビ保育士
保育士人材バンク
- 独自ルートによる保育士求人を多数保有
- 保育士転職に精通したエリア専任のキャリアパートナーがサポート
- スピード転職にも対応
保育士人材バンクを運営するのは、医療福祉系人材業界でトップシェアを占めるエス・エム・エス。独自ルートによる保育士求人を多数保有しています。
厚生労働省認定された、質の高いマッチング力にも定評あり!安心して相談できるでしょう。
運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2024年1月現在 | 10,525件 |
保育士の公開求人数※2024年1月現在 | 10,525件 |
対応エリア | 全国 |
出典:保育士人材バンク
ほいく畑
- 未経験・ブランクありOKの求人が多数
- 全国各地の地域に密着したネットワークがある
- 専任のコーディネーターが転職をサポート
ほいく畑は、全国各地の地域に密着した長年のネットワークによる多数の保有求人があります。
エージェントサービスを利用すれば、非公開求人を含めたたくさんの求人から、希望に合った求人を提案してもらうことができるでしょう。
専任のコーディネーターが担当につき、転職までの工程を徹底的にサポートしてくれます。
運営会社 | 株式会社ニッソーネット |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2024年1月現在 | 4,024件 |
保育士の公開求人数※2024年1月現在 | 4,024件 |
対応エリア | 全国 |
出典:ほいく畑
ジョブメドレー
- 医療介護系の求人を網羅
- 直接やり取りできるので転職活動がスムーズ
- メールやLINEで情報を受け取ることができる
ジョブメドレーを運営しているのは、医療介護関連業務を展開している株式会社メドレー。医療福祉系の求人を全国に数多く持つ転職サイトです。
会員登録するとメールで求人情報やスカウトを受け取ることができます。
運営会社 | 株式会社メドレー |
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主なサービス(機能) | 求人検索 |
公開求人数※2024年1月現在 | 27,661件 |
保育士の公開求人数※2024年1月現在 | 27,661件 |
対応エリア | 全国 |
出典:ジョブメドレー
【総合型】保育士におすすめの転職エージェント・サイト3選
リクルートエージェント
- 業界最大級の保有求人
- 業界の転職事業に詳しいキャリアアドバイザー
- 独自に分析した勤務先の情報を提供
リクルートエージェントは、非公開求人を含む保有求人が業界最大級のエージェントサービスです。
キャリアアドバイザーはしっかりとしたヒアリングにより、求職者の強みを探ります。応募書類の添削や面接対策はもちろん、独自に分析した勤務先の情報を提供してくれるのも嬉しいポイントです。
運営会社 | 株式会社リクルート |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2024年1月現在 | 362,578件 |
保育士の公開求人数※2024年1月現在 | 416件 |
対応エリア | 全国 |
出典:リクルートエージェント
マイナビエージェント
- キャリアアドバイザーは各業界の専任制
- リクルーティングアドバイザーも求職者をサポート
- しっかりとしたヒアリングでマッチング力を強化
マイナビエージェントのキャリアアドバイザーは、各業界の専任制となっており、転職事情に精通した担当者が転職活動をサポートしてくれます。
さらに、企業の影響担当者であるリクルーティングアドバイザーも、求人票だけではわからない情報をキャリアアドバイザーに共有することで、求職者をサポートしています。
求職者の都合がつきやすい夜間や土曜でも相談が可能。面接調整や給与の条件交渉の代行をしてもらうこともできます。
※マイナビのプロモーションを含みます。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2024年1月現在 | 68,670件 |
保育士の公開求人数※2024年1月現在 | 18件 |
対応エリア | 全国 |
※マイナビのプロモーションを含みます。
出典:マイナビエージェント
doda
- 転職サイトと転職エージェント両方の機能がある
- 転職オンライン予備校毎月開催
- 転職サポートツールが充実
dodaは、転職サイトと転職エージェントどちらの機能でも使えるサービスです。保有求人数も多く、選択肢の幅も広いでしょう。
公開求人も多いですが、転職エージェントならさらに非公開求人を提案してもらえることもあります。
転職ノウハウや履歴書テンプレートなど、コラムやツールも充実しており、転職活動に役立てることができます。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2024年1月現在 | 234,049件 |
保育士の公開求人数※2024年1月現在 | 544件 |
対応エリア | 全国 |
出典:doda
【求人数比較】保育士に人気のおすすめ転職エージェント・サイトランキングTOP3
※記事内で紹介した転職サイトの公開求人数を比較し、多いものから順にランキング形式でご紹介します。
※情報は2024年1月現在のものです。最新情報とは異なる可能性があります。
1位:リクルートエージェント(公開求人数:362,578件)
- 業界最大級の保有求人
- 業界の転職事業に詳しいキャリアアドバイザー
- 独自に分析した勤務先の情報を提供
2位:doda(公開求人数:234,049件)
- 転職サイトと転職エージェント両方の機能がある
- 転職オンライン予備校毎月開催
- 転職サポートツールが充実
3位:保育士ワーカー(公開求人数:40,549件)
- 保育士求人の保有件数が多い
- 求人の情報量が充実
- 保育士転職専門のアドバイザーがしっかりサポート
保育士向け転職サイトを選ぶときのポイント
保有求人数の多さ
転職サイトで注目したいのは、保有求人の多さです。保有求人が多いということは、職場の選択肢の広さに直結します。
また、特定の転職サイトにしか掲載されていない求人もあるため、転職サイトにより保有求人の内容も異なります。
希望の施設や条件に合う求人の多さ
求人の多さも重要ですが、希望の施設や条件に合う求人があるかどうかもチェックしましょう。
人間関係を一から築きたい…オープニング求人
勤務時間に制限がある…パートや派遣保育士
復職を検討している…未経験・ブランクOK
どんな働き方をしたいのかをしっかり検討し、どんな職場で働きたいのかを明確にしたら、その求人が多い転職サイトを利用するのもいいでしょう。
サポートの充実度
転職サイトは自分で求人を見つけて応募することになりますが、転職エージェントの場合、転職活動の工程におけるたくさんのサポートを受けることができます。
- 求人紹介
- 職場情報の提供
- 応募書類の添削
- 模擬面接
- 面接や見学日時のセッティング
- 条件交渉
- 入職後のフォロー
仕事をしながらの転職活動は忙しいこともあるでしょう。連絡手段にLINEが使える、夜間や休日の相談にも対応しているなどがあれば、利用しやすくなるかもしれません。
保育士の転職で失敗しないためのポイント
内定前に職場見学ができると安心!
保育士が仕事を辞める理由で多いのは、園の人間関係です。ミスマッチを防ぐためにも、仕事を始める前に職場見学ができるといいでしょう。
- 働く職員の数や雰囲気
- 壁面装飾の量
- 休憩の有無
- 事務作業の方法
職場見学することで、求人票ではわからない園の雰囲気や働く保育士の様子を把握することができます。
ただし、保育園が忙しい時期では見学できないこともあるため、忙しい時期を外す配慮も必要です。
園の口コミも調べておこう
保育園の口コミもチェックしておくのもいいかもしれません。実際に働いている人や子どもを預けている人のリアルな声は、園の雰囲気を掴む助けになるはずです。
転職エージェントの場合は担当者が園の様子を教えてくれることもあるため、合わせて参考にすることができるでしょう。
面接では園の方針を確認する
保育園の方針に共感できない場合、仕事のやりづらくなってしまうこともあるでしょう。園の方針をきちんと把握しておくことも大切です。
どんな教育方針があるのか、期待していることはなどの質問をして、スムーズに受け答えしてくれるかどうかをチェックしてみましょう。
特に方針がなく保育士が次々とやめていくブラック保育園だった!などのミスマッチを回避することができるでしょう。
転職エージェントは複数登録する
ひとりで転職活動を進めるのに不安があるなら、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
転職エージェントはアドバイザーや求人に違いがあるため、複数登録して併用するのがいいでしょう。
アドバイザーには経歴や不安を偽りなく伝え、転職活動をしっかりサポートしてもらいましょう。
保育士向け転職サイトを利用するメリット
保育士の転職を考えている方は、転職サイトを利用するのがおすすめです。
なぜなら、転職サイトに登録さえしておけば、多くの案件に目を通すことができ、自分が希望する求人を探しやすいからです。
ここでは、転職サイトを利用するメリットを紹介します。
コンサルタントを無料で活用できる
あなたの希望にあった求人を紹介してくれる
書類添削や面接対策をしてくれる
園の雰囲気を教えてくれる
非公開求人にアクセスできる
順番に、解説しますね。
コンサルタントを無料で活用できる
転職エージェントではコンサルタントを無料で活用できます。コンサルタントはあなたにあった求人を紹介してくれるだけでなく、日程調整や年収交渉を代行してくれます。
転職活動にかかる期間は3〜6ヶ月間と言われており、一人で転職活動をするのは大変です。
あなたの希望にあった求人を紹介してくれる
この面談では、これまでの経歴や今後のキャリアプラン、希望する条件など細かいところまで質問され、この面談内容をもとにコンサルタントはあなたの希望にあった求人を紹介してくれます。
そのため、転職エージェントを利用すれば、自分で求人を探す必要がありません。
書類添削や面接対策をしてくれる
転職のやる気があっても書類や面接のノウハウを知らないと不採用になるケースが少なくありません。転職エージェントを利用することで、書類添削や面接対策のサービスが受けられます。
面接対策では、面接官によく聞かれる質問を教えてくれたり、事前に面接官の雰囲気を教えてくれたりします。
園の雰囲気を教えてくれる
保育園を退職する理由として多いのが、「人間関係の悩み」によるものです。
転職サイトの求人情報には、保育園と直接やり取りした情報が掲載されているので、生きた情報を知ることができます。
また、保育園の職場見学を設けてくれる転職サイトもあり、園内の雰囲気を知る機会が得られます。
非公開求人にアクセスできる
例えば、年収500万円の求人を一般的なサービスに掲載してしまうと応募が殺到してしまい、書類選考に膨大な時間がかかるため生産的ではありません。
企業として、非公開求人にすることで、大量の応募が来ることを避けつつも希望に見合った人材を集められるように調整しているのです。
転職サイト利用の手順を解説!
保育士の転職サイトを利用するにあたり、全体の流れを把握することが大切です。ここでは、保育士転職サイトの利用手順を紹介します。
STEP1.保育士転職サイトを選ぶ
STEP2.保育士転職サイトに登録
STEP3.アドバイザーと面談
STEP4.アドバイザーから紹介された求人に応募
STEP5.面接
STEP6.内定
ステップごとに解説します。
STEP1.保育士転職サイトを選ぶ
まずは、どの保育士転職サイトを利用するか決めましょう。保育士転職サイトには、各社でサービスの特徴があります。
具体的には、求人の対応エリアや雇用形態、施設の形態など、得意不得意が異なります。
本記事では、保育士におすすめの転職サイトを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
STEP2.保育士転職サイトに登録
次に、保育士転職サイトに登録します。転職サイトのホームページにアクセスして、以下のような情報を入力します。
- 名前
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 保有資格
- 希望の雇用形態
- 希望勤務地
- 希望の転職時期
登録の段階では、履歴書や職務経歴書の提出は求められません。
STEP3.キャリアアドバイザーと面談
登録が完了すると、担当のキャリアアドバイザーから面談に関する連絡が来ます。ここでは、「面談形式」と「いつ面談をするか」を決めます。
面談形式は対面か電話面談か選択できるので、自分に都合の良い面談形式と日程を伝えましょう。
面談では、登録した情報の確認や転職理由、これまでの経歴などが質問されます。キャリアアドバイザーと転職目的を共有するためにも、正直に答えることが大切です。
STEP4.キャリアアドバイザーから紹介された求人に応募
面談の内容をもとに、キャリアアドバイザーから求人が紹介されます。気に入った求人があれば、応募しましょう。
転職サイトでは、書き方のアドバイスや添削をしてくれるので、初心者の方でも不安に感じる必要はありません。
これらの書類は、書類選考を通過するために重要な書類なので、転職サポートは積極的に活用しましょう。
STEP5.面接
書類選考が通ると、いよいよ面接に移ります。キャリアアドバイザーは過去の事例から、応募先ごとに頻出質問を教えてくれますし、お願いすれば模擬面接、面接同行もしてくれます。
面接が苦手な方でも、転職サイトのサポートを受けることで、自信を持って本番に臨めますよ。
STEP6.内定
面接に合格すると、内定通知がもらえます。内定通知の条件に問題なければ、内定を承諾しましょう。
転職サイトでは、内定後でも「円満退社する方法」や「入社日の調整」などのサポートを受けられます。
保育士の一般企業への転職は可能?
結論から述べると、保育士の一般企業への転職は可能です。近年は待機児童問題の解消に力を入れているため、子どもの専門的知識を持つ保育士は需要が高いことが分かります。
具体的には病院内の保育施設、子育て支援センター、そして語学力も活かしたい方はインターナショナルプリスクールなどの勤務先もあります。
子育て支援センターでは保育士としての専門的知識を活かし、親子で楽しめるイベントの企画などにも携わることができます。
【転職時の参考に】保育士の平均年収
厚生労働省の調査によると、令和2年度の保育士の平均年収は413万円※1とされています。さらに、男女別の平均年収を見ると、男性が429.4万円、女性が306.9万円となっています。※2
また、令和2年の日本全国の平均年収が433万円※2であることから、保育士の平均年収は全国的にもやや低めであることが分かります。
平成25年度から、待機児童解消加速化プランの導入により、保育士の人数も年収も増加傾向であるため、やりがい満点の保育士の仕事はさらに魅力的になりそうですね。
※1 令和2年賃金構造基本統計調査より
※2 令和2年分民間給与実態統計調査より
よくある質問
まとめ
今回は、保育士が転職する際におすすめの転職サイトを8つご紹介しました。
総合型と特化型の転職サイトがありますが、保育士としての転職の場合は、保育士の求人が多い特化型の転職サイトを利用するのがおすすめです。
転職サイトの求人数やサポート内容などにより、活用する転職サイトを選びましょう。今回ご紹介した転職サイトを活用しながら、希望の転職を叶えてください。