
弁護士におすすめの転職エージェント5選!転職成功のコツも紹介
年収を第一に仕事を選ぶうえで、弁護士という選択肢を持っている人は少なくありません。

そこで今回は、弁護士転職成功のコツについて徹底解説していきます。
- 弁護士におすすめの転職エージェント
- 弁護士の主な転職先
- 弁護士への転職を成功させるコツ
あわせて、転職エージェントの利用がおすすめな弁護士の特徴も紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
弁護士は転職エージェントの利用がおすすめ
弁護士に特化したキャリア相談ができる
転職エージェントを利用することで、キャリアアドバイザーによるサポートを受けられます。
なかには弁護士業界に詳しいキャリアアドバイザーが在籍しているため、弁護士に特化したキャリア相談が可能です。
応募したい法律事務所の内情を知れる
転職エージェントによっては法律事務所や企業などと深い繋がりを持ち、求人票には載らない内部情報を提供してくれる場合があります。
弁護士業界に特化している転職エージェントでは、特に強い繋がりが期待できるでしょう。
スカウトを受けられる場合もある
転職エージェントによっては、求職者側だけでなく採用側からスカウトを送れる場合があります。スカウトが届けば面接確約などの期待もあるため、転職成功率が高くなるでしょう。
弁護士におすすめの転職エージェント5選
MS Agent
- 創業から30年以上の信頼と実績を持つ管理部門・士業特化型!
- 弁護士業界に精通したキャリアアドバイザーが徹底サポート!
- セミナー・個別相談会を常時開催!
創業から30年以上の信頼と実績を持つ、管理部門・士業に特化した転職エージェントです。弁護士・公認会計士などの有資格者は、年間3,000名以上が登録し600名以上をサポートしています。
採用側との年収交渉や応募書類の作成、面接対策なども実施している点が特徴です。MS Agent独自の非公開求人も保有しており、他では出会えない仕事も少なくありません。

運営会社 | 株式会社MS-Japan |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2021年12月7日時点 | 5,780件 |
対応エリア | 全国 |
出典:MS Agent公式
リクルートエージェント
- 業界に詳しいキャリアアドバイザーがサポート!
- 応募書類の添削・面接対策など徹底したバックアップ!
- 非公開求人が多く新たな仕事との出会いにも期待!
弁護士業界に詳しいキャリアアドバイザーが在籍していることにより、理想の転職を叶えるためのサポートを実施してくれます。求職者のスキルに合わせた仕事提案も特徴です。
非公開求人の保有数が、転職エージェント業界において最大級です。2021年12月7日時点で20万件を超える数を保有しているため、新たな仕事との出会いも期待できます。

運営会社 | 株式会社リクルート |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2021年12月7日時点 | 150,188件(非公開求人204,797件) |
対応エリア | 全国 |
ビズリーチ
- 登録すると企業やヘッドハンターからスカウトが届く!
- 年収1,000万円以上の求人が多い!
- 職務経歴書の書き方もしっかりサポート!
職務経歴書を登録することで、優良企業やヘッドハンターからスカウトが届く仕組みです。自身の市場価値を知れる点も、ビズリーチを活用する魅力と言えます。
在籍するヘッドハンターは一定の基準を満たした優秀な人材であり、弁護士転職を全面的にバックアップする点が特徴です。スカウトが届きやすい職務経歴書の書き方もアドバイスしてくれます。

運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2021年12月7日時点 | 66,981件 |
対応エリア | 全国 |
出典:ビズリーチ公式
iX転職
- 年収800万円以上の求人を多数保有!
- 市場価値を徹底的に長期でサポート!
- ヘッドハンティングと求人紹介の両方を提供!
ハイクラス転職をサポートしてくれる転職エージェントで、年収800万円以上の求人を多数保有しています。弁護士求人のスカウトを、ヘッドハンターが厳選して届けてくれる点が特徴です。
また、iX転職ではヘッドハンティングサービスと求人紹介サービスの2つを提供しており、効率良い転職活動が可能です。企業からの直接スカウトも今後リリース予定となっています。

運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2021年12月7日時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国 |
出典:iX転職公式
弁護士転職.jp
- 法曹業界10年の実績から適切なサポートを提供!
- 専任のエージェントが希望に沿った求人を紹介!
- さまざまな職場の弁護士求人を保有!
法曹業界に10年携わっている実績から、充実した転職サポートを実施してくれる点が特徴です。弁護士の生き方・素顔に焦点を当てたAttorney’s MAGAZINEも編集・発行しています。
エージェントは専任制となっており、応募相談が気軽にできます。希望に沿った求人紹介はもちろん、自身で直接応募も可能なため使い勝手が良い転職エージェントと言えます。

運営会社 | 株式会社C&Rリーガル・エージェンシー |
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主なサービス(機能) |
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公開求人数※2021年12月7日時点 | 非公開 |
対応エリア | 全国 |
出典:弁護士転職.jp公式
弁護士の主な転職先
弁護士の転職先には、いくつか種類があります。転職先で扱う業務や収入面などは異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
- 五大法律事務所
- 一般民事法律事務所
- 外資系法律事務所
- 企業法務系法律事務所
- 一般企業内弁護士
五大法律事務所
五代法律事務所とは、西村あさひ法律事務所、アンダーソン・毛利・友常法律事務所といった、いわゆる大手法律事務所を指します。国内・海外の業務を経験できるうえ高年収な点が特徴です。
経験・実績を積むうえで適した事務所ということができ、弁護士業界でも一目置かれる存在と言っても過言ではありません。
一般民事法律事務所
クライアントは個人であり、主に離婚・借金・交通事故などの問題を扱います。依頼者との距離感は近く、仕事へのやりがいを感じやすい点は大きな特徴です。
外資系法律事務所
海外に拠点がある法律事務所の日本支部に勤務する、あるいは海外事務所と提携している事務所勤務となります。国際的な法律案件を扱うことが特徴です。
年収も比較的高く、かつワークライフバランスが整っている点も外資系法律事務所の魅力と言えます。
企業法務系法律事務所
中小企業の顧問弁護士として勤務し、業務としては契約書チェック・M&A案件・訴訟対応・コンプライアンス対応などが主です。

一般企業内弁護士
インハウスローヤー・社内弁護士と言われます。企業内法務が主な業務内容で、法的な視点から企業を守ることが役割です。
ワークライフバランスを整えるため、企業内弁護士として働くことを希望する人は増加傾向にあるようです。
弁護士の転職事情
弁護士の転職を検討している方は、弁護士業界の転職事情を把握しておきましょう。転職市場を知っておくことで計画的に転職活動を進めることができます。
ここでは、弁護士の転職事情を紹介します。
弁護士は売り手市場
新型コロナの影響で採用を一旦停止にしたり、内定を取り消したりする業界がある中で、弁護士業界はあまり影響を受けなかったと言われています。
また、大手法律事務所はさらなる拡大を目指して、積極的な採用活動を行っています。ただ売り手市場だからといって、スキルや経験の少ない人がすぐに転職できるわけではありません。
例えば、大手法律事務所の場合は、ポテンシャル採用であれば修習生を育てればいいだけの話です。かといって中小法律事務所は、育成に工数をかけられないため、経験者採用を優先します。
このように、弁護士業界は売り手市場であるものの、スキルや経験がないと転職は難しいことを覚えておきましょう。

企業内弁護士のニーズが高まっている
企業内弁護士の数が年々増加しています。企業内弁護士とは、一般企業や学校法人などに所属し、社員や役員として働く弁護士のことを言います。
そのため、積極的に採用して法務体制を強化したいところですが、法務人材は待遇の良い大手法律事務所に属しているため、優秀な方は転職市場には出てきません。
だからといって新卒を雇うのはリスクと考える企業が多いため、中途採用として企業内弁護士を募集する傾向が強くなっています。

40代以降の転職となるとそれなりのスキルが必要
一般的な転職では「35歳限界説」が唱えられていますが、弁護士業界は少し異なります。

よって、30代は若手の評価を受けます。しかし、40代以降となると即戦力が求められるため、スキルや実績がないと転職は難しいと言えるでしょう。
弁護士への転職を成功させるコツ
将来像を明確にする
弁護士への転職を成功させるには、先のビジョンを明確にすることが非常に重要です。漠然と転職したいと考えるだけでなく将来像を持つことで、面接等でアピールに繋がります。
- どのような業務に取り組みたいか
- 給与はどれくらい手にしたいか
- どのようなワークライフバランスを希望するか
- 希望する勤務先はどこか
自分の理想とする働き方やキャリアの積み方、そして給与面などを考慮したうえで転職先を選択しましょう。
求められるスキルを身に付ける
弁護士に転職して活躍するためには、いかに戦力となり得る人材であるかをアピールしなければいけません。つまり、求められるスキルを保有することは極めて重要です。
TOEICなどで高得点を獲得するなど、英語に長けていることを証明できる準備が転職成功に導いてくれる可能性は大いに考えられるでしょう。
第一印象を大切にする
証明写真や面接時の身だしなみなど、第一印象は極めて重要です。見た目の印象が良い人に任せたいと感じる傾向にあります。
弁護士だけに限らず企業等への就職・転職でも同じですが、まずは書類審査を通過するためにも見た目にはこだわりましょう。人と触れ合う仕事なだけに、見た目は信用にも繋がります。

弁護士が転職エージェントを利用するメリット
弁護士の転職では、転職サイトよりも転職エージェントを利用することをおすすめします。前記のとおり、弁護士業界は売り手市場です。
そのため、エージェントを利用することで理想の転職が叶いやすくなります。ここでは、弁護士が転職エージェントを利用するメリットを解説します。
-
弁護士業界に詳しい転職のプロからアドバイスをもらえる
-
職務経歴書の添削や面接対策を行ってくれる
-
日程調整や給与交渉を代行してくれる
- 非公開求人を紹介してくれる
それぞれ、みていきましょう。
弁護士業界に詳しい転職のプロからアドバイスをもらえる
転職エージェントを利用することで、弁護士業界に詳しい転職のプロからアドバイスがもらえます。

また、客観的な視点で転職先へのアピールポイントの助言や模擬面接の実施をしてくれるので、一人での転職活動では得られない魅力があります。
職務経歴書の添削や面接対策を行ってくれる
転職エージェントは求人紹介だけではなく、書類の添削や面接対策を行ってくれます。応募時の書類選考を突破するために、職務経歴書や履歴書の完成度は重要です。
しかし、初めて転職活動をする場合、書類作成に頭を悩ませる人は少なくありません。
また、転職エージェントは面接対策も充実しており、模擬面接を行ったり、面接のよくある質問などを教えてくれたりします。しっかりと準備した上で、面接に臨むことができますよ。
日程調整や給与交渉を代行してくれる
転職エージェントでは、日程調整や給与交渉を代行してくれます。自分一人で転職活動をすると、現職が忙しい場合は、転職活動にエネルギーを割くことが簡単ではありません。
弁護士転職は難易度が高いので、書類の作成や面接対策に時間をかける必要があります。
転職エージェントは、転職活動で手間になりがちな日程調整を代行してくれるので、あなたの手間は減るでしょう。また、給与交渉も代行してくれるので、直接企業とやり取りする可能性は低いです。

非公開求人を紹介してくれる
転職エージェントは他の転職サイトには掲載されていない非公開求人を紹介してくれます。
弁護士の高い法律知識を求める事務所もありますから、非公開求人にアクセスできるだけでも転職エージェントを利用する価値はあるでしょう。

転職エージェントの利用がおすすめな弁護士の特徴
大きな事務所へのキャリアアップを目指したい人
年収アップを図りたいなど、キャリアアップを目指したい人は転職エージェントの利用がおすすめです。
何は必要か、どのように進めれば良いかなどをアドバイスしたうえで二人三脚で歩んでくれるため、理想の働き方に近づける可能性があります。
新たな領域で活躍したい人
今までよりも業務の幅を広げたい場合、転職エージェントを利用することで実現できる期待が持てるでしょう。企業内弁護士や外資系など、同じ弁護士でも勤務地により仕事内容は異なります。
新たな領域に飛び込みさまざまな経験を積みたいとキャリアアドバイザーに伝えることで、今までの経験からアピールできるポイントを整理してくれます。
弁護士業界に精通したキャリアアドバイザーの目線から採用側に伝えるべき内容をピックアップしてくれるため、これまでと違うキャリアに挑戦できる可能性が高まります。
自分の市場価値を知りたい人
転職エージェントによってはスカウト機能があり、企業等から面接確約のオファーが届く場合があります。
オファーは自分の市場価値を知れるきっかけになるため、転職エージェントを利用する一つの意味と言えるでしょう。
よくある質問
まとめ
この記事では、弁護士転職成功のコツなどについて詳しく解説しました。
どのようなキャリアを積みたいか、活躍できるスキルを身に付けているかなどが転職成功に求められるため、確固たる考えを持ち能力も有しておきましょう。

記事内では弁護士の転職におすすめの転職エージェントを紹介したため、スムーズに理想の転職を実現するためにもぜひチェックしてみてください。